蒲田耕二の発言

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失望

2019-03-29 | 朝鮮半島
文在寅が大統領に就任したとき、オレは金大中以来の知性派リーダーになるんじゃないかと思った。だから、韓国との懸案事項はこの人の在任中にすべて清算した方がいい、などと書いた。この人なら民族感情に流されず、ルールに則った話し合いができるんじゃないか。

見込み違いだった。

対日強硬姿勢だけではない。先日は、政権批判をしたブルーンバーグの韓国人記者を名指しで攻撃していた。東京新聞の望月記者を執拗に攻撃する安倍政権と、一緒ではないか。朴槿恵に同情するわけじゃないが、政敵に加える容赦ない弾圧も常軌を逸している。

文政権には、北の金王朝と同様の独裁体質が透けて見える。北の深刻な人権侵害を取り立てて問題視する様子が見えないのも、その感を深くする。北の強権体制に、それほど違和感を感じていないのではないか。

北の非核化は口先だけ、政権の真の狙いは韓国の経済力と北の核を合体させて世界屈指の強国を誕生させること、という観測を一部のネットメディアが書き立てているが、あながち荒唐無稽の妄想とは言い切れないかもしれない。

そうなったとき、「戦力は、これを保持しない」と日本は言っていられるだろうか。

9条廃止、交戦権保有で日本の世論が一本化される。それが、いちばん怖い。

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