蒲田耕二の発言

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報道規制

2018-10-10 | 政治
昨日行われた翁長前知事の県民葬で、菅の代読した安倍の弔辞がまた「沖縄の負担を軽減する」だの「県民の気持ちに寄り添う」だのとチョー白々しい美辞麗句だらけだったもんだから「うそつけ」「帰れ」の怒声が飛んだ、てことは昨日の東京夕刊で読んで知っていた。

で、テレビがどう報道するかなと思って観たら、案の定! NHK NW9は完全無視。代読中の「うそつけ」は丁寧に消去し、そのあとの怒号の嵐は一切報じなかった。どころか、沖縄に到着した菅と出迎えの玉城新知事の握手シーンを放送して、まるで和気あいあいのうちに進行したかのような演出だもんね。

なんかもう、ゴルバチョフの写真から頭の染みを消した末期のソ連とか、失脚した大物を次々写真その他の資料から抹殺する中国とか、チョー低次元の報道規制を連想させるね。

安倍に骨抜きにされる一方の報ステは、それでもまだいくらかはジャーナリスト魂が残っていたのか、はっきりと県民葬でトラブルがあったと報道した。実は、あれほどの大騒ぎになっていたとは、この番組を見るまで知らなかった。

といっても、別に報ステを見直したわけじゃないが。何しろいまでは、テレ朝は放っておいても大丈夫とか官邸周辺で言われているそうだから。

いずれにせよ、日本ではいまや、どんなニュースも眉唾で読まなアカンてことだね。朝日のアンチ安倍も、もはや紋切り型だし。トランプのアメリカでさえ、新聞社が一団結して抵抗しているってのに。

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