すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

一週間分の旅の荷物

2019年11月20日 | ムスメ中学校生活
「あなたも(モノが多すぎて)身動きが取れない気がしたら、たとえ予定はなくても、旅の荷物をつくってみましょう。 条件は、一人旅で一週間以上とします。
   中略
 三日程度の旅だとあまりにも短いので、「多少、不便でもいいや」となります。 たとえば僕の場合、三日の旅なら、楽しみのための楽器はもっていきません。
 その点、一週間であれば、暮らしの最小単位となります。 十日間でも荷物はそうかわりませんし、一カ月になったところで、着替えを洗濯したり着まわしたりするので、結局、一週間分の荷物とおなじです。
 三日なら同じ靴を履き続けてもいいけれど、一週間となれば二足いるかもしれない。何度も晩ご飯を食べるのだから、一日くらい上着がいるような、気の張るレストランに出かけるかもしれない。
 手紙を書くから、好きなペンとレターセットと住所録、ホテルで落ち着くためのアロマオイル。 気に入っている中国茶は、できれば気に入ったカップで飲みたい。 ちょっと寂しい晩は、ギターかウクレレを弾きたい。
 こんな具合に、一人の時間をどう過ごすかを考えると、必要なものがだんだんわかってきます。 一週間どんな本を読むか、自分らしくあるために何を着るか、ふっと生まれる空いた時間に、何をして楽しみたいのか。」
『暮らしのなかの工夫と発見ノート② あたらしいあたりまえ』松浦弥太郎著


リビングダイニングをまるでじぶんのホビー室のように散らかして過ごしているムスメに、 この文章を読んで聞かせました。

ここまでストイックにモノをしぼるひつようはないですが、 もうちょっとミニマム化してほしいんですよね~ すくなくとも共用スペースでは。

鶏むねときのこのオーロラソース、 もやしのおひたし、 クリームシチュー


そうなん! だから はぼ、 ギターをマスターしたいっておもったんだよ。 ピアノもチューバもどこにももっていけないし」

おもったんとちゃう。 文章のべつのとこに反応してますけど。


そういえば、 この子、 いちどチューバを中学校から引きずってもってかえってきたことがあるんですよ。 おうちでも練習したいからって。

先生の許可ももらったそうですが、 まさか先生もひとりで歩いてもってかえるとはおもわなかっただろう・・・ おうちの人を(クルマを)呼ぶのかなくらいにおもってたとおもいます。
 これにさらにでかいケースがつくので、 フツーはクルマで運びます。 しかも、 軽とかじゃトランクせまくて入らない・・・・

ふだん徒歩で30分の距離を 1時間以上かけて 持って帰ってきてました。 そぼ降る雨の中・・・ あんた、 いったいなにがしたいのさ?

かなり過酷な道中だったとおもうんですが、 本人はたのしかったそうで、 というのも 途中途中いろんな人が助けてくれたそうです。 自転車を2台ならべて そのうえにチューバをのせて 押しながら歩いてくれたり

「優しいね~ それって 男の子(男子学生)? 恋が生まれるパターンじゃないの?😁

「ちがう、 女の2年と3年の 別の部活の先輩」(ざんねーん)

ずっとムスメをなごませるために いろいろ話しかけてくれて、 3人とも学年別で初対面だったらしいんですが、 会話がはずんで たのしかったそうです。

「あと、 クルマに乗ったおばさんが クルマに乗せてあげようかって聞いてくれた。 そのとき、 あ、 ママを呼べばよかったんだって気がついた。 もちろん、 お礼言ってことわったけど」

おそいわ!😪  てか よくそんな得体の知れないでかい物体を乗せてやろうとおもってくれたな・・・・

かぶをつかってしまいたかったんですが、 クリーム煮しても わたししか食べないので、 シチューにいれてノルマ化しました。

しかし、 ギターを弾く動機がそんなところにあったとは。 ムスメにとって 音楽と楽器は旅先でも必需品なんですね。

「あ~ でも、 もうギターなくてもいいかも。 はぼ、 部活で トロンボーンすることになったから、 トロンボーンならカンタンにもってはこべるし」

いや、 そんな気軽にもっていける大きさじゃないから。 チューバとかピアノとかのでかさを基準に考えちゃだめだから。 松浦さんがいってるギターってたぶんウクレレくらいのサイズのやつだから。

Willie Nelson - Always On My Mind (Official Music Video)
コメント (4)
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