すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

しづかなる力満ちゆき螇蚸とぶ  加藤楸邨  : 冬のバッタ

2018年02月07日 | ぐり6歳~7歳
でかいバッタでした・・・・ 跳びはしませんでしたが、 逃げようと動いてましたよ。 雪の中から 冷蔵庫の野菜室に移って あったか~ もうここで越冬するわ~ っておもってたんでしょうか。

 上の子は 「もう雪飽きた」 そうです。


ムスメは 今年 スキー教室に行きました。 うちからは連れていったことがなかったので、 初スキーでしたが、 「すべれるようになった! スキー、 おもしろい! また 行きたい!」 そうです。

客観的には うちのムスメ、 かなりの運動能力不足で、 いつも 「みんなできるのに はぼだけできない・・・・」 とかつぶやいてるし、 球技なんかの団体戦のあるときは ユーウツそうなカオをしていますが、 それでも けっこう前向きに取り組んでいます。

学校や先生の対応がいいのか、 あまり苦手意識をもたずに やってこれてるみたいです。 逆上がりや二重跳び、 倒立みたいな要所要所は ネット動画なんかで コツを伝授してもらえるので、 そこは押さえられているからかもしれません。

いったん 「苦手」 っておもっちゃうと、 そこからのリカバリーって かなりタイヘンですよね。


そういえば、 登校班の登校渋りぎみの子も 最初は 「なわとびがイヤで」 学校行きたくない、 って言ってたらしいです。 (まあ、 それだけじゃないでしょうけどね、 もちろん)


いったん 「苦手」 って意識しちゃうと、 それに関することすべて いやになっちゃうし、 劣等感がどんどん育って 卑屈になっていって、 性格にも影を落としてきますよね。 ええ、 わたしがそうでしたから。


受験なんかでは 「苦手」 は克服して 強化しなければいけない、 そのためにも まず 「苦手分野」 をはっきりさせなくてはいけない、 というのがセオリーになっていますが、 ふだんの生活では 「苦手」 は意識していないうちが 花なんじゃないかな。

これって 「デブ」「ブス」「劣化」「老化」・・・・ そのへんの いやなコトバ、 すべてにもあてはまりますよね。 自覚してなきゃ シアワセなんだったら わざわざ自覚して 不幸になることないよね。

「世の中には、 少数ではあるけれど自信に満ちた明るいブスがいて、 男女関係なくおしなべて周囲から好かれ、 慕われているのよね。

 自分はただここに存在しているだけで価値があると本心から思っていて、 周囲もそのあふれえる自己肯定感のオーラに呑まれている。 そんな奇跡のブスが存在するの。

 (略) たいていのブスは、 ことあるごとにブスである現実を突きつけられ、 存在を否定され、 どこかで自信をなくすものなのにね。

 相談者のあなたが20代後半までブス疑惑を単なる疑惑にとどめて生きてこられたなら、 あなたはブスではないか、 もしくは奇跡のブスなのではないかしら。

 このまま生活のなかに漂うかすかなブスの予感を 「ただの気のせい」 として、 胸を張って生きていくのも幸せかもしれないわよ。」

                                           『しんどいオカマのお悩み相談』 BSディム より


ムスコも 「なんかオレ、 運動 (あるいは勉強) ほかのやつよりできない気がするけど 気のせいか」 でのりきれると 親としてはうれしいんですけどね。 苦手意識が育ってからの支援では ホントの支援にはならないんですよね。
コメント
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