goo blog サービス終了のお知らせ 

Red Orchestra

2006-07-19 16:46:47 | Red Orchestra

RO買ってきました、やってみました。
ROっていってもラグナロクオンラインじゃないです。
Red Orchestra: Ostfront 41-45(以下RO:O)です。
リアル系のWWII東部戦線物FPSで、Unreal TournamentというFPSゲームのMODだったけど
今年steamから製品化され発売されました。
前々から気になってたんだけど思わず放置しちゃってたので、昨日ひまだったので買ってプレイしてみた。

しかし他のリアル系FPSと比べてもかなり独特な印象。
グラは決していいほうじゃないが、システムがかなり凝られてるのがわかる。
友人が参考にするそうなので、以下てきとーに感想。


 

 

 


歩兵関連

最もこだわりが感じられる部分で、他のFPSでは見られないような機能も多い。

・レティクルが表示されない

まぁリアル系では特に珍しくもないけど、とりあえずRO:Oでも表示されない。
ということは銃を狙って撃つときはアイアンサイトを覗いて撃たねばならず、
アイアンサイトを覗いていない状態(腰だめ)で撃ってもほとんど命中には期待できない。
でもSMGの場合は連射すればそれなりに腰だめでも当たる。

・マガジン内の残弾数が表示されない

まぁ見ての通りです、マガジン内の残弾数がわかりません。
正確に把握するなら自分で数えながら撃つしかないです。
怠ると敵前なのにいきなり弾切れとかになる。
SMGなどのマガジンを使用するものはいつでもリロードできるからまだいいんだけど、
ライフルなどの弾薬クリップを使用するものは、全弾撃ちつくすまでリロードができない仕組み。
そのためSMG系より残弾数を把握するのが大切になってきます。
「1.....2.....3.....」とか呟きながら逝っちゃった目でアイアンサイト覗いてます。

・ボルトアクションライフルのボルト操作(排莢)は手動

まぁ難しく考えずに、ただキーを押すだけです。
ただ射撃したあとにいちいちこれをしなきゃならんので、忘れたり怠ったりすると、
銃が撃てなくなって慌てます。初心者が多くミスるとこだと思う。

・Melee(格闘)攻撃があり、小銃は銃剣の着脱ができる

SMGなどの銃剣が取り付けられない銃などの場合は銃床で殴ります。
小銃だと銃剣がつけれるので、少し格闘戦で有利になります。
ボルトアクションライフルが主力のため、もし近距離で敵とでくわして
かつ一発目の射撃を外すと、もう二発目の弾丸を装填する時間なんてない。
そんなときは敵に向かって走って銃剣を突き刺す、って場面もけっこうある。
銃剣を着けると銃の精度が微妙に落ちるみたいだが、使える場面多し。

・弾速・弾道の要素がある

CSなどは射撃=即着弾だが、RO:Oは距離によっては着弾までにタイムラグがある。
つまりある程度の距離で狙撃する場合は弾速の分先読みで撃たなきゃならない。
弾道もあり、銃弾はある程度の距離を飛翔すると下に落ちていく。
これも遠くの敵を狙撃する時、敵の頭上を狙って撃てば頭か胴に当たるとかそんなかんじ。

・腕に被弾すれば銃と弾薬を落とす

うん、めんどくさい。
腕に被弾したときは負傷しつつも生き残ることも多いが、
銃と弾薬を拾おうと下向いてあたふたしてるとこにトドメを刺されることも。

・機関銃は銃身加熱があり、あまり連射すると銃身交換の必要性がある

MG42をフルオート射撃するとすごい速さで銃身が逝かれます。
断続的なバースト射撃を心がけること。

・Lean(傾き)動作がある

物陰から身体を傾け必要最低限の露出で射撃すること。
まぁこれが実装されてるFPSも割とあるが、RO:Oの場合頭と銃口だけを上に出す、というのもある。
塹壕戦や市街戦が面白くなってます。

・依託射撃の要素がある

依託射撃とは、例えばSMGやライフルなどを連射する時、
銃身を壁や地面などに押し付けて固定させて射撃すること。
これを使うことにより集弾率・命中率の向上が見込める。
機関銃に三脚や二脚を取り付けれるFPSは多いが、小銃類の依託射撃と、
それもどこの壁・窓・地面・土嚢なども利用できるというのはRO:Oが初出だと思う。

・制圧射撃の要素がある

制圧射撃とは、敵に向かって集中的に射撃することにより敵の戦闘能力を低下させること。
要するに「ビビってまともに抵抗できなくなる」です。
いくら物陰に隠れてても、自分が隠れてる壁に機関銃弾が当たりまくればうかつに動けないし、
自分には被弾しなくても敵の銃弾が頬を掠めればぱにくるだろう。
RO:Oの場合は敵の銃弾が近くを通過したり手榴弾や砲弾が近くで炸裂すると、視界が揺れ、
ひどいときは敵を狙うことはおろかまともに前方を視認することすらままならなくなります。



総評・その他

その他にも細かいこだわりは多く、例えばソ連軍の手榴弾とドイツ軍の手榴弾では微妙に操作が違うとか、
腕に被弾したり死んだりした時に銃を落とす時、銃と弾薬がばらばらに落とされるとか。
他のFPSでは大抵銃=弾薬の扱いなので、これが非常にめんどくさくもあり面白い。
銃だけを拾っても役に立たず、マガジンや弾薬クリップもかきあつめないといけない。
あとやっぱり銃剣が使いやすいのが俺的に感動。
ある建物を制圧するとき、突入前に味方が不意の格闘戦に備えみんな銃剣を装着しだすんだ。
そんな場面がかっこよすぎる。

またどうでもいい部分でこだわりに気づいたのは、ソ連軍とドイツ軍で曳光弾の色が違う。
曳光弾とは機関銃などで使う燃える弾薬で、4~6発に1発の割合で混ぜられる。
燃焼しながら飛翔するため、銃弾の軌跡が光って見えるため射手に確認でき、狙いを調整することができる。
通常の銃弾は見えないため、戦争映画などで銃弾が光って見えるのはこの曳光弾。
またあくまで曳光弾は4~6発に1発の割合のため、実質光って見える量の5,6倍の銃弾が放出されている。
この曳光弾は使用する成分の違いから、ソ連軍のが緑色に燃焼し、ドイツ軍のは黄色に燃焼するのだが、
RO:O内でも曳光弾の色がソ連軍が緑色でドイツ軍のが黄色になってる。

あとどうやら跳弾の要素があるっぽくて、曳光弾が壁に反射して跳ね回る時が多い。
跳弾にまで当たり判定があるかどうかはさすがに未確認だけど、当たる確率低いし。
でも室内や廃墟内で機関銃を連射した時に曳光弾が跳弾しまくってるのは怖い。


全体的な評価としてはかなりこだわられてて、熱いと思う部分も多い。
でも、難しいしかなり人を選ぶゲームだと思う。
決して万人が面白いと思える作品じゃなく、マニアックなこだわりが多いのはわかるけど、
おかげで日本人プレイヤーが少ないため、夜21時ごろからしか日本鯖でまともに人が集まらない。
海外鯖は割と盛り上がってる感じ。
リアル系だがゲーム展開としてはDoD:SやCoDに近く、そのへんはとっつきやすい部分もあるかも。
そのうち体験版をリリースする予定があるそうなんで、それがきっかけに日本人プレイヤーも増えてくれたらなと思う。
まぁ俺としてはかなり楽しめた。面白い。燃える。
ほんとはもっと戦車関連のこととかも書きたかったけど、めんどくさいんでやめる。
しかし戦車戦や乗り物もかなりのこだわりがある。

興味持った人や第二次世界大戦物のFPSに興味がある人がいたら、
トレイラームービーぐらいは見ても損はないんじゃないかな。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Dancho-)
2006-07-20 10:46:24
あと書き忘れたけど、とてもTKが多い。

わざとじゃなく、このゲームにはレーダーというものもないので、

味方の位置が全然わからないつかめない。



遠くの人物が敵か味方かの判断が難しく、

あまり前線にいると味方に誤射されて殺されることが激しく多いです。

たぶん死亡数の4分の1は味方の誤射じゃないかってぐらい、とんでもなく多い
返信する
Unknown (onigi)
2006-07-21 01:25:24
マップの雰囲気が結構いいな。

戦車マップでけえ
返信する
Unknown (伍長)
2006-07-26 12:58:55
いいねぇ、買いたくなってきた
返信する

コメントを投稿