Civ3(5) - 大戦、終結

2006-11-27 13:22:36 | Civilization

5つ目の記事。 今回の試合分はこれでラストです。
過去分から読んでください。↓
Civ3(1) - 世界の幕開け
Civ3(2) - 軍拡を以って対峙した
Civ3(3) - 侵攻開始
Civ3(4) - 越境




ロシア 「攻撃を開始する」

砲火を開き、アッシュール要塞に向けて集中砲撃をする。
史実でも証明されてるように、要塞攻略は大口径野砲による火力集中に限る。
前と同じ失敗はしない!
この砲撃により、防壁が粉砕される。

ロシア 「防壁がこわれたぜ?うふあははははwwww」
ロシア 「砲兵隊が戦場の神様とは、スターリンもよくいったものだ。」

バビロニア 「くそ」

ヒッタイト 「いい感じかも、バビロニア東海岸はがら空きっぽい。」
ロシア 「こっちに集結してる。」

バビロニア軍がどんどんと国境地帯に集まってきてた。
しかし、背後の海からヒッタイト軍が上陸の機を狙っている。
挟撃は成功なるかと思われた。

またこの時、ロシアは黄金期に突入。 グッドタイミング!
黄金期と呼ばれる期間中は財政力や工業力など、全てにおいてボーナスが与えられ絶好調となる。
これにより兵器生産効率が飛躍的に高まった。

全砲兵隊の砲撃を集中させたあと、コサック兵軍団が総突撃を開始する。
防壁が崩れ落ち、砲撃により弱った守備隊はどんどんと倒れていき、



アッシュール要塞陥落!
なんと、前回の戦争では全く落とせなかったのに、今回は開戦からたった1ターンでの攻略。
完全に奇襲は成功した!

ロシア 「おやおや、あっけない。」
バビロニア 「Oh」
ヒッタイト 「ヒッタイトは今回のロシア軍の偉大なる功績を表彰します。」

ヒッタイト 「これは我々も負けてられない。」
ヒッタイト 「ヒッタイトはバビロニアに宣戦布告します。」

バビロニア 「うはw」

イギリス 「楽しそうなので、バビ側に立って援護宣戦します。」
バビロニア 「まじかw」

イギリスもバビロニアと同盟を組み参戦、ロシアとヒッタイトに向け宣戦布告した。
こうして、一気に世界大戦へと発展した。
ヒッタイトは予定通りバビロニアに上陸するんじゃなく、
より身近な敵のイギリスへ侵攻することにした模様。

バビロニア軍が国境を突破、アッシュールの代わりにロシアの硝石産出地帯に前哨地を設置し展開する。
ロシア軍はこの動きを止めようとアッシュールを焼き払い焦土にして、本隊を後退させこの前哨地を潰す。
また同時に、旧アッシュール地方にてイギリス軍が敵の援軍として上陸してくる。



こうしてロシア-バビロニア国境の砂漠地帯は一気に荒れ、激戦地となり焦土と化した。
また同時に、

ヒッタイト 「海軍力で負けてる。」
ヒッタイト 「イギリス軍がロシア南東部に上陸。」


ロシア 「了解。 アレッポへの兵力配備を許可する。」

これを受け、長らく非武装地帯であったアレッポへの軍事力配備を許可する。
非常事態だからね。
イギリス陸軍は大した規模じゃないが、海軍が厄介だ。
制海権は完全にあちらのもので、あちらこちらに上陸してくる。

イギリス海軍の主力はマンノウォーで、これはイギリスのユニークユニットである。
この時代の戦闘艦としては最強の性能を誇るが、所詮小国。 生産力には限界があるだろう。
ヒッタイトから1ターンに100Gの財政援助を受け(合計で2000Gにもなる)、
ロシアの軍事費用も海軍に重点的に充て、1ターンにフリゲート艦を2隻ずつ完成させる。
大国の生産力で、数に物を言わせ制海権を奪取してやる。



ロストフにひきつけた時にイギリス海軍のマンノウォーを数隻沈めるが、こちらの艦隊も被害が大きい。
さすがに強いが、生産力の差でいつか圧倒できるはずだ。


どうやらイギリス海軍の主力艦隊はヒッタイトの植民地島にいるらしい。
島を囲んで、艦砲射撃で島を穴だらけにしてる様子。
ヒッタイトは硝石資源がないので、戦闘艦であるフリゲートを製造できないので海からの攻撃に成す術がない。
早いとこロシア海軍が救援にいってやらねば。

この時、ロシアの兵器生産数はピークに達する。
1ターンごとにフリゲート2隻、2ターンごとにコサック兵6体な量産体制を維持。
この圧倒的物量にて、



バビロニアのニネヴェも攻略成功。
がんがんと押せ押せ状態だが、ここで約束の時間がきてしまった。
リアルの都合で、今回のゲームはこれでおしまい。

けっこう中途半端な終わり方だが、この大戦の大勢はもう決したし、
Civは結果じゃなく過程を楽しむゲームだと思うのでまぁいいだろう。
これにて今回の試合のレポートはおしまい。



エピローグ。
終わったあと、IRCで感想を言い合う。














終わり。

だんちょの次回作にご期待ください。


Civ3(4) - 越境

2006-11-27 05:12:57 | Civilization

4つ目の記事。 過去分から読んでください。↓
Civ3(1) - 世界の幕開け
Civ3(2) - 軍拡を以って対峙した
Civ3(3) - 侵攻開始




いよいよ中世時代も終わりかけで、近代入りが目前となってきた。
この時の世界の国々の国力関係は、ロシアが一位で僅差でバビロニアが二位。
そこで少し突き放されてヒッタイトが三位でほぼ同着でイギリスが四位となっている。

しかしヒッタイトは領土が少ないから国力が低いように見えるが、
内政はしっかりしており経済力・技術開発能力はロシア・バビロニアより上である。
対してイギリスは明らかに他三国よりも後進国だが、領土が大きいのでぎりぎりヒッタイトと並んでいる状態。
中身はガタガタである。

ロシアはきたる戦争に向けて主力軍を整備する。
先の戦争ではバビロニアに敗れたが、まだまだアッシュールへの野心は捨てていない。
各文明には一つだけ、ユニークユニットと呼ばれる通常のユニットより強い文明固有ユニットが存在する。
近代化前の「職業軍人」という技術を開発すると、ロシアのユニークユニットであるコサック兵が使えるようになる。
その時が、再びの開戦の時期だと見た。
コサックが量産の暁には、バビロニアなぞあっというまに叩いてみせるわ!

そしてヒッタイトから、開発を依頼してた職業軍人の技術を受け取る。
同時に、

ヒッタイト 「イギリス軍に騎兵隊の存在を確認」

という情報をもらう。
騎兵隊も職業軍人で解禁されるユニットである。 当然コサックよりは性能で劣るが。
ということはつまり、イギリス-バビロニア陣営もロシア-ヒッタイトと同レベルの技術水準を持っている。
少なくとも軍事関係の技術のみは。

後進国であるイギリスの経済が技術開発にそれほど寄与されてるとは考えにくいので、
バビロニアが頑張って軍事技術だけに絞って最速で開発したのだろう。
そんなに急いで職業軍人にいくということは、かの国もこの技術が世界に出回る頃が戦争が起こりやすい時期だと警戒している。
注意深いやつだ。

この頃ある程度のコサック兵が出来上がるが、まだまだ物足りない。
先の戦争の反省がある。
圧倒的火力にて緒戦で前線を粉砕・突破するためには、まだ数が必要だ。


黙々と軍事力を蓄えていると、世界チャットが賑やかになってきた。
みんな和やかな雑談モードだ。

イギリス 「気づくとロンドンがトップ都市な件。」
ロシア 「なんであんな小国がwww モスクワのほうが絶対に繁栄してるぜ。」
ヒッタイト 「やった、GNPは一位。 経済大国ヒッタイトをよろしく。」
バビロニア 「金ねーよ。」

なんだか、この流れで各国のGNPの言い合いになる。

ロシア 「俺193。 みんなは?」
イギリス 「うちに聞くな!!!!!」
ロシア 「イギリスには聞いてねぇwwww」
バビロニア 「ひでぇw」
ヒッタイト 「251」
バビロニア 「241」
イギリス 「いいよ言ってやるよ! 111だよ文句あるか!!!」
ロシア 「バビロニアに抜かされてるのはショックだな・・・イギリスはどうでもいいけどw」

ロシアは急激な速度での軍拡を行ってるので、先進国の中では経済力が下の模様。
この何気ない雑談チャットを見てとったのか、ヒッタイトから財政援助がきた。
あまり高額ではなかったが。
どうやら無人島を見つけ、そこを植民地として開発しているそうで、資金を投入しているらしい。
しかしまぁ、もらった金は遠慮なくきたる戦争に向けての戦費に当てることにする。



ヒッタイトから地図をもらう。
ここが現在開発してる植民地島らしい。 イギリスのすぐ横か。
世界地図でみるとオレンジ色がイギリスだが、後進国の割に領土はけっこう広そうだ。

またこの時、二度目の対バビロニア侵攻日時が近づいてきてた。
ヒッタイトから聞かれる。

ヒッタイト 「開戦いつ?」
ロシア 「2turn後だ。 宣戦布告なしで奇襲する。」
ヒッタイト 「今回は、ヒッタイトもバビロニア攻撃しちゃうよ。」
ヒッタイト 「開戦後2ターンで裏を突く。」

ロシア 「やっちまえ。 最後に花火打ち上げようぜ。」

実は、リアルの都合によりこの試合は今回で終わりということになっていた。
もう深夜で時間も迫ってきてるので、最後の祭りということでヒッタイトも参戦することにしたらしい。

そして開戦の日時がきた。
奇襲なのでなんの告知もないまま、大軍をバビロニア領内へ侵入させる。
二度目のロシア-バビロニア戦争だ。



コサック兵33,カノン砲7,ライフル兵5の大軍が国境を越えた。
ちょっとした間違い、じゃ済まされない規模の領土侵犯だ。



当然、これを見てバビロニア軍も国境に兵を集結させる。
さっきまでの雑談モードはどこへやら、一挙に戦争勃発寸前の緊張状態となった。
だが、騎兵隊7如きじゃ我がロシア軍のコサック兵は止まらんよ!
あちらが兵を国境に置き威嚇してきたので・・・

ロシア 「ほう、なかなかやる気満々だな、バビロニア。」
バビロニア 「いやいやw そっちは越境してますよ。」
ロシア 「これはイギリス救援の軍さ。 蛮族拠点を制圧しにいこうかとね。」
(イギリスはこの時代になっても、NPCの蛮族と死闘を繰り広げていた・・・ありえんw)

ヒッタイト 「私も必要とあれば、蛮族からのイギリス開放のため軍を派遣します。」
バビロニア 「イギリスは救援を要請したのかね?」
バビロニア 「バビロニア領内を通過していくのは許可しませんぜ。」

ロシア 「そうか。」
ロシア 「じゃあ穴を開けてでもとおろう。」



と、うわべだけのありえない言い訳と抗議の茶番を繰り広げた後、開戦となった。


~ 続く ~