政府からの使者

2006-11-16 20:34:51 | UO(新)

みなさんこんばんは、だんちょです。

最近、思うことありです。
長らくUOからいなくなってたとはいえ、俺のことを覚えてる人からすれば、
俺はまだまだ悪役なイメージが強いと思うんだよね。
トラメルの人でもフェルッカの人でもPKKからしてもPKからしても。
なんか、どの種類にも属さず全員の敵に思われてる気がする。

そんな中、最近、トラメルにけっこう知り合いできました。
ブリとかPC酒場とか行ってるうちに、顔見知りができて、
よく街とか歩いててもその人たちに話し掛けられるようになってきたのです。
PvPとかもまったくしないし、フェルッカのギルド同士の抗争にも関係ないような人たちです。
しかし、俺の過去の行為を知ってる人からしたら、俺に話しかけてくる彼らのことをどう見るだろう。
少なくとも以前は、俺のギルドに所属してるメンや仲間たちには関わりたくないとか、
そんな書き込みが某BBSで書かれてたりもしてた。

自分の昔の行いのせいとはいえ、もしかしたら昔からの悪名のせいで、
俺と知り合ってしまった善良なる一般市民の方々に迷惑をかけてしまっていないだろうか。
そんなことを思ってしまう。 最近あまり悪いことしてないけどね。
一度失った信用を取り戻すことは、0から信用を構築するよりも難しい。

ってことで、イメージアップ大作戦として、俺は本格的にPKK活動を行うことになりました。
ルーターだの詐欺師だの元PKギルドのギルマスだの、そんなイメージに取り代わり、
だんちょといえば=桜一強い正義のPKK! ってぐらいまで名声を回復させる試みです。
となれば、PKKだと一見してわかりやすいかっこでなくてはならない。
ということで、



まずは見た目から入ることにした。
今までのレッドローブだと、時代遅れだし、なんかガラ悪いし。
これは、誰の目にも正義の味方だということがわかりやすい。
みんなの味方、愛と勇気のヘイブンガード。



もちろんちゃんと青オスタも用意してある。
いつ如何なる時でもラマに乗って戦うというのは、長年のトレードマークであったし、
ある種のこだわりでもあったのだが、正義を貫くためには仕方ないんだ。
それほどの覚悟で臨む今回の企画・・・ッッ!
もはや、失敗は許されない。



PKKというからには、PKを殺しに行かなければならない。
結局悪役のときでも、正義の味方でも、やることは人殺し・・・か。
自嘲気味にそんなことを思いながら、ブリタニアの世界で生まれ持った自分の使命を再認識する。
なんとなく、そんな俺を見送るラマがさびしそうである。
日本の魂ゼロファイターを駆り、兵は戦場へ赴く。




悪人の巣窟といえば、このジェロームPIT。
閑散としていたが、その中に一人だけ赤ネームがいた。
しかもこの赤ネーム、元KDKメンである。 つまり俺の手下であった。
俺が言うのもなんだが、KDKに所属していたとあれば、紛れも無く悪人である。

延々とペットのヒリューに土エレを食わせていた。
恐ろしい・・・そんなエサを日常的に与えて味を覚えさせていた。
彼の足元に横たわっている大量の土エレの死体が、いつ人間に代わるのだろうか?
それは時間の問題だろう。 決して遠くない時期にそうなるに違いない。
元手下といえど、ほっておくことはできない・・・ッッ!!



一瞬で間合いを詰め、俺のことを怪訝な目で見つめる彼に必殺デスストライクを打ち込みまた距離を置く。
俺のこの冴えるフットワークに彼は何が起こったのか認識できなかったのか、
数秒固まった後に、動き出した。






ふー。
ここまで来れば安心か。 怖かった・・・。
あ、あいつ、本気で俺を殺す眼だった・・・ッ
やはりやつは紛れも無く極悪人だ。



こいつ、いつか必ず殺すリスト入り。



ラヴァに行く前に、もっと直接的にPKに会える場所。
PKギルドIKIsのGHにやってきました。
しかし誰もいない。

このギルドには少なからず因縁があるし、平和のため、民のため、正義のため、
以前の件の復讐を今ここで果たす。



中に入れたので、ハイドして待ち伏せしてみる。
が、数分しても誰も来ない。



セキュアまで開いた!
PITでの戦いで消耗した分のPOTをここで補給。
セキュアの中にいらない物詰めてみたり、連絡帳に落書きしたりしてても誰も来ないので、
とうとう本命のラヴァへ行くことにする。



さすが、ラヴァは一味違う。
入ってみるとさっそくそこは戦場だった。
PKKたちも、見るからに強そうなヘイブンガードが援軍に来てさぞ士気が上がったろう。
少し離れた場所に赤ネームが3,4人いたので、PKKの方々と突進する。



戦闘中も、ちゃんとガードらしさをアピールすることを忘れない。
ハンマーピックによるデスストライクやモータルを打ち込み、赤ネームどもに正義の鉄槌を下す。



一時は狙われ、危なかった。
死にそうになりながらも、威嚇の言葉を発しながら逃げ回る。
それにしてもこの男、ノリノリである。

PKどもは懸命に追ってくるが、軽快な零戦オスタに搭乗した俺を捕捉することができない。
それに、Astriaという青ネームからのバックヒールが俺に何度も飛んできた。
国家公務員の治安活動に協力するのは市民の義務とはいえ、いまどきなかなか感心である。


ごめんなさい。



PKKたちにも相応の犠牲が出る。
戦場なので当然のことであるが、兵達が倒れて行くのを眺めるのは悲しいものだ。
作戦的判断で逃げ道に石壁を出してしまったが、彼ら英雄たちの尊い犠牲は、
本土で賞賛され英霊たちに名誉と勲章が与えられることだろう。



またもや俺も追われるハメになるが



あえなく名誉の戦死。
オスタも殺された。
零戦、撃墜される・・・。



PKKの人たちに蘇生され、回収に向かうも、またもや殺されてしまう。
ちぃ、やつら、国家権力による報復を恐れてやがる!
このSSの言葉もあながち間違いじゃなかったのか、



再度回収してみると、秘薬やPOTなどは全て無事なのに
ガードセットだけがPKどもに抜かれてた!
くそ、本当にこれが目当てだったか。
なんか小さいから気づかれなかったのか、首パーツだけは無事だった。

国家権力の象徴も失ったし、この事件により威信も低下してしまった。
PKKなんかもうやめてやる。