
4月16日は近場のお寺を二ヶ所、参拝しました。

















先ずは、大阪府藤井寺市にある葛井寺へ。
日本最古の巡礼と言われている"西国三十三所観音巡礼"の5番札所として知られています。
ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩(国宝)で開基は聖武天皇と言う歴史ある寺院です。





ここ河内地方の文化は、飛鳥時代より奈良時代にかけて発展し、葛井寺は永正7年(1510)の勧進帳によると、聖武天皇の勅願により七堂伽藍を備えた薬師寺式伽藍を整えていたと考えられています。
落慶法要には聖武天皇も行幸されたと言われています。





ご覧の通り、境内には藤が多く植えられていて開花に合わせて"藤花まつり"が行われています。
ご本尊の十一面千手千眼観世音菩薩坐像は実際に千本の手があり、日本で三躯だけが存在しています。


普段は秘仏ですが、毎月の18日にご開帳されます。
あと二躯のうち一躯は奈良唐招提寺の十一面千手千眼観音菩薩立像(国宝)です。


もう一躯は京田辺市にある寿宝寺の十一面千手千眼観音菩薩立像(重文)です。

御朱印の授与に20名程の方が並ばれていました。
最近は"切り絵の御朱印"が流行しているようでちゃっかりと授与して頂来ました。
お寺の"思う壺"ですね。


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます