京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京の冬の旅⑦ 仁和寺金堂(裏堂)

2024年03月22日 07時24分00秒 | 日記
 3月16日は、御室仁和寺へ。







地下鉄東西線の太秦天神川駅で嵐電に乗り換えて来ました。

嵐電の電車もそうですが、御室仁和寺駅の駅舎もレトロ感いっぱいです。









遅咲きの御室桜で有名な仁和寺ですが、開花まではまだまだ先の状況です。







国宝の金堂前にはミツバツツジがちらほらと開花していました。

今回の目的は金堂裏堂に描かれている五大明王を観賞する為です。





以前にも公開されましたが、今回は5年ぶりの公開だそうです。









ご本尊さまにお詣りをし、裏堂へ。

今回も仁和寺のお坊さまの案内での拝観で、時にはユーモアも交えての説明は大変勉強になります。

金堂外陣の右側から裏堂へ。
ご本尊さまがおられる須弥壇の背面の板壁には不動明王を中心に金剛薬叉明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王の五大明王像が鮮やかな色彩で描かれています。
描いたのは江戸時代の絵仏師・木村徳応だそうです。

令和 年(2018)に初公開されるまで370年以上もの間、全く公開される事がなかった貴重な仏画です。

太陽光が全く当たらない状態だったので、描かれた当時に近い保存状態の良さです。

金堂内をもう一周して観賞しました。











水掛不動尊にも様々な逸話が残っています。





宗祖・弘法大師像をお詣りしている御影堂では、ちょうどお坊さまが般若心経を唱えられているところでした。



仁和寺にも今はやりのカフェがオープンしていて寄りたかったのですが、閉門の17時にあと30分しかなかったので今回は諦めたました。残念、、、、



御室桜が植えられている西側には展望台の増設工事の真っ最中でした。





近年に半解体修理を終えた観音堂です。
普段は扉が閉められていますが毎月18日には入堂してお詣りする事が出来ます。(別に500円が必要です。)





帰りに金堂前で御朱印を授与して頂き、再び嵐電御室仁和寺駅へと向かいました。



景観問題で仁和寺が反対していたヒューリックのホテル建設も進んでいるようです。

(金堂内は撮影禁止なので掲載の写真は京都市観光協会HPからお借りしました。)