京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

西本願寺① 京都市文化観光資源保護財団 会員事業

2024年03月19日 09時01分00秒 | 日記
 3月14日、所属している京都市文化観光資源保護財団の会員事業で西本願寺の通常非公開エリアをお坊さまの案内で巡りました。







先ずは伝道院について龍谷ミュージアムの和田秀寿学芸員から約1時間講義がありました。









伝道院は、親鸞聖人650回大遠忌法要を記念して、東京帝国大学教授伊藤忠太により設計された建物です。

明治45年(1912)に「真宗信徒生命保険株式会社」の社屋として煉瓦造り2階建て一部塔屋付建物として建てられました。


後は、銀行や事務所、研究所、診療所と用途を変えながら大切に使われ、現在は西本願寺の僧侶養成の研修所として使われています。

当時は異様な建物だったでしょうが、今では仏具店の並ぶ正面通にすっかりと馴染んでいます。











次に堀川通を渡り西本願寺に阿弥陀堂門から入ります。

西本願寺の本堂に当たる阿弥陀堂(国宝)はご本尊さまの阿弥陀如来立像をお祀りするお堂で東西42m、南北45m、高さ25mを誇る巨大な木造建築物です。







次に親鸞聖人の木造を安置している御影堂(国宝)にお祀りします。
東西48m、南北62m、高さ29mもの世界最大級の木造建築物です。
内部には441枚もの畳が敷かれている巨大な空間です。







阿弥陀堂と御影堂の縁側は風雨にさらされる為に木材の痛みが激しく、腐ってしまった部分には色々な模様の埋木が施されています。

(伝道院内部は撮影禁止なので掲載の写真はネットからお借りしました。)

続編に続きます。