フォーチュンガーデン京都(旧島津製作所本社ビル)

　2月28日は、フォーチュンガーデン京都へ。

京都を代表する企業・島津製作所は、1875（明治8）年創業の精密計測機器メーカー。平成14年(2002)には同社の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞し、話題となりました。島津製作所の河原町旧本社ビルは、“関西建築界の父”とも称される建築家・武田五一（1872-1938）が設計監修した貴重な近代建築物です。

他にも後世に影響を与えた多くの建物を設計されています。

1928ビル

関西電力関西支社

京都大学百年時計台記念館

藤井斉成会有隣館

平成24年(2012)からはレストランやウェディング、宴会・会議の場として使われています。

壁や床に張られたタイルやステンドグラス、壁の漆喰など建設当時の意匠がそのまま使われていて、貴重な文化財が有効に活用されています。

「文化財は使ってこそ値打ちがある。」との僕の信念？をよくぞここまで、、、、実践されている施設として称賛したいと思います。

階段にある意匠も各階違った意匠が採用されていたり、エレベーターの蛇腹式のドアも当時のままです。

残念ながら、エレベーター本体は改修されて三菱電機製に変わっていますが、当時はアメリカのオーチス製だったのではないでしょうか？

次にランチコースを頂きました。