京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

建勲神社(けんくんじんじゃ)

2022年02月16日 08時32分00秒 | 日記
 パークハイアット京都でイタリアンのランチを堪能し、次に大徳寺塔頭大光院を拝観しました。





先月1月21日にも来ていますが、次回の公開が全く未定なお寺だけに2度来ても価値があります。





前置きが長くなってしまいましたが、大光院の拝観の後、船岡山に鎮座される建勲神社を訪ねました。

通称"けんくんじんじゃ"と呼ばれていますが"たけいさおじんじゃ"が正式な名称です。







ご祭神は天下統一を目の前にしながら"本能寺の変"で自害した織田信長公です。

明治2年(1869)明治天皇は信長公の御偉勲に対して神社創立の宣下を出され、船岡山の中腹に社殿を新営されました。
また、6年後の明治8年には嫡男信忠公を配祀されました。







その後、明治43年(1910)には社殿を現在の山上に移されています。

拝殿前からは東に如意ヶ岳や比叡山が一望できます。









社殿の横から山頂への道が通じていて、標高112mの小山ですが見晴らしが抜群です。

船岡山は堆積岩(チャート)で出来ていて、所々に岩石が露出しています。

平安京造営の際なは北の起点となった山で、この南に大内裏が造営されました。

平安宮は中国風水思想に基づき、ここ船岡山を北を守護する玄武、東には鴨川を青龍、西には山陰道を白虎、南には当時あった小椋池を朱雀に見立て、四神に守られた都として造営されました。

久しぶりに登り増したが、かって平安宮が置かれた京都盆地を一望できるおすすめの山です。