2月11日は高台寺の南側にあるパークハイアット京都のイタリアンレストラン「BISTRO KYOTO 」へ。






















ホテルのエントランスにある庭園は現代の名庭師・北山安夫氏による作庭です。
「ブリツカー庭園(叡心庭)」と命名され、説明板にあるようにハイアット会長ブリツカー氏の私邸から贈られた31億年前の石が使われています。



館内に入ると左手にはホテルのロビーが、右手には「BISTRO KYOTO 」の入口があります。
二年坂にも入口がありラグジュアリーホテルにしてはカジュアル感があります。
12時に予約をしていたので直ぐにテーブルに案内されます。

"前菜・京鰆のパスタ・メインはステーキの全4品コース"を予約していました。


①スモークプロシュートとエンダイブのサラダ
グリュイエールチーズ
普段はお目にかかれないサラダですね。
スモークされたプロシュートと野菜エンダイブと金柑のサラダの上に溶かしたグリュイエールチーズがかけられています。
エンダイブは見た目より歯応えがあり、プロシュートとチーズとの塩分、金柑の甘さとの相性が抜群です。
プロシュートをスモークするなら生ハムで良さそうなものですが、塩味の濃いのを避けられたのか?ここは井料総料理長のこだわりを感じます。
最初から非常に美味しい一品でした。


②手打ちパスタ
京鰆 カラスミ フレッシュトマトソース
鰆を使ったトマトソースのパスタです。
わさび菜がのせられカラスミのパウダーがトッピングされています。
手打ちの麺は太めですがソースとよく絡み、わさび菜のピリ辛とカラスミの塩味とがプラスされ絶妙なバランス感覚で美味しいパスタでした。
欲を言えばスライスしたカラスミが欲しかったですね!



③牛肉のサーロインステーキ
堀川牛蒡 赤ワインソース
メインの肉料理です。
部位はサーロインですが赤身に近く、絶妙な焼き加減と相まって非常に食べやすかったです。
ソースも見た目ほど濃くはなく、年配者の方でも頂きやすいです。
添えられている堀川牛蒡は太さが10cm近くもある大きなものでこれだけでも食べ応えがあります。


④本日のタルト
この日のドルチェは"いちごのタルト"です。
タルトの生地もしっかりと焼かれています。
添えられたアイスクリームと生クリームを添えて頂くと"至福の時間"を感じます。
紀貫之の「土佐日記」ではないですが、"男もすなるスィーツ"です!

総料理長の井料剛さんです。
京都国立博物館の前にあるハイアットリージェンシー京都のイタリアンレストラン「トラットリアセッテ」からフォーシーズンズ京都の開業時にブラッスリー料理長、そしてパークハイアット京都の開業時には総料理長に迎えられたイタリア料理の名シェフです。