京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

晴明神社

2020年08月25日 07時44分00秒 | 日記
 晴明神社は堀川通一条上ルにある安倍晴明公をお祀りする神社です。

数年前に映画「陰陽師」が大ヒットし、一躍メジャーな神社になりました。







晴明公は昼間は天文陰陽博士として働き、夜は閻魔庁で閻魔大王の元、仕えていたと言われます。
しかし、伝説上の人物ではなく実在した人物です。(920〜1005)

孝元天皇の皇子・大彦命(おおびこのみこと)のご落胤と言われ、幼少期から優秀だったようで、天文暦学に明るく、式神を操る霊術を見に付けていたと言われています。

平安時代には陰陽師は非常に重要な役職で、貴族が出かける際には陰陽師にその吉凶を聞き、日付や方角が悪いと外出を控えたくらいです。

拝殿の左手には晴明公の像が、右手には厄除桃があります。
桃は古来より厄除け、魔除けの果実です。
お寺の屋根瓦でもよく見かけます。



晴明公が念力で湧出させたと伝わる"晴明井"です。
コロナの影響で止められています。



桔梗苑です。開花期は6月中旬から初秋にかけてです。



また、この地は聚楽第の千利休屋敷跡とも言われています。
利休も同じ水脈の水で茶を立てていたのでしょうか?