今日、3月9日は京都古文化保存協会(和敬会)の第28回特別拝観のつどいに参加しました。
まずは仁和寺の西に鎮座する福王寺神社の拝観です。
福王寺神社は光孝天皇の妃で宇多天皇の母である班子女王を祀る神社です。東にある御室仁和寺の鎮守社であり、歴代の仁和寺法親王の崇敬をうける社です。昌秦3年(900)に女王が崩御された際の地と伝わります。
本殿、拝殿、鳥居、燈籠2基が昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。このように建造物一式がすべてが重文に指定されるのは非常に珍しい例です。
社務所の書院では、村田宮司様から以下の事をお話し頂きました。
①神社のご由緒
②近隣の旧六ヶ村の産土神として崇敬されてきた歴史
③平成12年(2000)に本殿、拝殿の解体修理が行われたこと
④毎年1月7日に七草粥を接待されており、野草を摘み、料理をつくるのが得意であった父君光孝天皇を偲び、子の宇多天皇が中国の風習を宮中の行事として取り入られたことが始まりと言われていること
⑤さざれ石 君が代にうたわれているさざれ石で、山越のさざれ石山からうつされた石
⑥本殿の狛犬の台座の裏に「寛永21年 仁和寺鎮守 福王寺宮」の墨書が発見された。
⑦鳴滝砥石(鳴滝砥石) 解体修理前に拝殿に掲げられていた「遍照」の扁額の話。木村吉右衛門家の先々代が奉納。
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まずは仁和寺の西に鎮座する福王寺神社の拝観です。
福王寺神社は光孝天皇の妃で宇多天皇の母である班子女王を祀る神社です。東にある御室仁和寺の鎮守社であり、歴代の仁和寺法親王の崇敬をうける社です。昌秦3年(900)に女王が崩御された際の地と伝わります。
本殿、拝殿、鳥居、燈籠2基が昭和48年(1973)に国の重要文化財に指定されています。このように建造物一式がすべてが重文に指定されるのは非常に珍しい例です。
社務所の書院では、村田宮司様から以下の事をお話し頂きました。
①神社のご由緒
②近隣の旧六ヶ村の産土神として崇敬されてきた歴史
③平成12年(2000)に本殿、拝殿の解体修理が行われたこと
④毎年1月7日に七草粥を接待されており、野草を摘み、料理をつくるのが得意であった父君光孝天皇を偲び、子の宇多天皇が中国の風習を宮中の行事として取り入られたことが始まりと言われていること
⑤さざれ石 君が代にうたわれているさざれ石で、山越のさざれ石山からうつされた石
⑥本殿の狛犬の台座の裏に「寛永21年 仁和寺鎮守 福王寺宮」の墨書が発見された。
⑦鳴滝砥石(鳴滝砥石) 解体修理前に拝殿に掲げられていた「遍照」の扁額の話。木村吉右衛門家の先々代が奉納。
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