goo blog サービス終了のお知らせ 

京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

御寺 泉涌寺 舎利殿裏堂 韋駄天図特別公開

2019年03月19日 05時34分44秒 | 日記
御寺 泉涌寺で3月17日まで舎利殿にて裏堂の韋駄天図が特別公開されていました。
舎利殿の公開も数年に一度あるかどうかですし、まして裏堂に韋駄天図があるのすら知りませんでした。韋駄天は伽藍の護法神、仏牙舎利の守護神です。

今回は、今上陛下御在位三十年記念での公開で、この13日に拝観しました。





舎利殿は文字通り仏舎利をお祀りするお堂で慶長年間に後水尾天皇により御所より移築された建物です。また、こちらの仏舎利はお釈迦様の歯「仏牙舎利」で人に4本しかない貴重なものです。



また、天井には狩野山楽筆の「雲龍図」が描かれていて、手を叩くと反響する「鳴き龍」として知られています。

仏牙舎利をお祀りしている宝塔の横には韋駄天立像が舎利を御守りしています。いつもは宝塔の側におられますが今回は見やすいように厨子の側面に移動され、扉が開けられているので近くで拝見する事が出来ました。お寺のありがたい御配慮を感じます。

こちらの舎利信仰を題材にした謡曲「舎利」(能楽)では、こちらの舎利殿を舞台に韋駄天が大活躍します。



今回限定の「韋駄天」の御朱印も頂きました。

伽藍の西側には、泉涌寺御用達のお店 笹屋伊織さんがテントで出店されています。



お菓子「み月」と焙じ茶のセットを頂きました。





また、仏殿では国内最大級と言われる縦15.1m、横7.6mの大涅槃図が掲げられていました。