goo blog サービス終了のお知らせ 

こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

早稲田中高一貫校と説明責任

2008年09月21日 06時59分02秒 | Weblog
 唐津市は、早稲田中高一貫校開校(H22年4月)に向けて旧唐津東高校跡地と現在使っている唐津総合庁舎(15160㎡)を約7億円で購入する予算を提案しています。

 県議会は、このことについて「説明不足」として議長らが古川知事に申し入れしたそうです。
 現在の県総合庁舎は県税事務所や農林事務所など4事務所に83人の職員が勤務しています。そこを「売却する」のですから驚きです。しかも移転先も決まっていません。

 県総合庁舎は、旧唐津町立の「女学校」でした。それを「県立女学校」にするために土地建物を県に「無償提供」しています。そのとき、唐津町は町議会の「議決」を経て「無償提供」したのです。

 地方自治法では「行政財産の処分は行政の裁量権」だとしていますが、現在使っている県総合庁舎が「行政財産」と言えるのか、これだけの規模の土地と移転先さえ決まっていない土地を議会に諮らず「売却」するのは納得できません。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黄色の彼岸花 | トップ | バングラデシュの子供 »
最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
手順が逆 (Unknown)
2008-09-21 09:22:28
はじめに結論ありき的な行政の動きには納得いかないものがあります。市民・県民に十分な説明がなされていないのに、予算措置だけ先行するのは、手順が逆でしょう。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事