携帯電話の利用料が定額料を契約すると、「使い放題」で料金を気にしないでいいと人気があります。また、飲食店では、一定時間を区切って定額で「飲み放題」も料金を気にすることなく楽しめるので酒好きには喜ばれています。
安倍政権は、労働者を「使い放題」にしようとする「働き方改革」法案を一括強行採決しようとしています。
労働者の労働時間や労働環境を守る「労働基準法」があります。使用者は、労働者の労働時間を客観的に把握する義務を定めており、原則、「1日8時間、一週間40時間」という法定労働時間を決めています。
それを、労働時間規制の適用除外としする「残業代ゼロ」としようというものです。今でも、「過労死ライン」である月80~100時間を容認しているのに、これでは、「過労死促進法」になり、過労死が労災ではなくなることになります。
法案作成の根拠になった厚労省のデーターが大量に虚偽だったことも判明しています。
使用者にとっては、美味しい話かも知れませんが、労働者にとっては「働かせ法案」で絶対に認めるわけにはいきません。
こんな法案は撤回しなければなりません。
写真は、先日訪れた「ブーゲンの森」(浜玉町)満開です。