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ガソリン97%、消費増税以降の低迷が続く 11月上旬販売動向、灯油は一部需要始まる

2019-11-19 07:19:03 | 日記
本紙推計による石油元売各社の11月上旬(10日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比96.7%と伸び率だけでみると、ほぼ需要並みの前年を大きく下回っている。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、126万4千klとなる。
11月上旬の販売動向は、10月の消費増税前後の需要の変動の影響はないものの、増税にともなう10月以降の販売の落ち込みを引き摺る状況にある。伸び率ではハイブリッド車の普及など構造的な需要減退ペースといわれる▲2~3%に近い水準ではあるものの、前年は原油高による小売価格上昇で需要が抑制されたことをふまえると、上旬時点の販売は必ずしも高い水準ではないということになる。

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