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「ウクライナの反攻が失敗する」と米情報機関が評価し、米議会で非難合戦 希望的観測が含まれていた"ウクライナ勝利論"

2023年08月19日 05時30分33秒 | 日記

「ウクライナの反攻が失敗する」と米情報機関が評価し、米議会で非難合戦 希望的観測が含まれていた"ウクライナ勝利論"

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《ニュース》

米情報機関が、ウクライナの反攻作戦は、戦略目標にしていた南部の重要都市メリトポリを制圧できず、ロシア軍の分断に失敗すると評価し、ウクライナの追加支援が議論されている米議会が揺れています。米紙ワシントン・ポストが17日に報じました。

 

《詳細》

ウクライナは現在、南部の小さな集落ロボチネを攻撃し、ロシアの重要拠点であるメリトポリ方面に向かっていますが、想定以上のロシアの強力な防御戦に阻まれ、メリトポリの外側にとどまると、米政府高官はワシントン・ポストに匿名で答えています。

 

メリトポリは、クリミア半島への玄関口であり、ロシア軍の重要な補給路にもなっています。ウクライナは反攻作戦の緒戦で大敗し、現在は戦術を変えて、おびただしい地雷などで多数の損害を出しながら、1日1キロメートルにも満たないスピードで前進しています。「血塗られた陣地戦」に多くの予備戦力を投入しており、メリトポリに到達することが絶望視されているようです。

 

この暗い見通しは、ウクライナ支援を議論する米議会の一部の議員に共有され、非公開の場で激しい非難合戦が繰り広げられていると、ワシントン・ポストは伝えます。米戦闘機F-16やATCMSのような長距離ミサイルが供与されていれば、違った結果になっただろうという、支援の不十分さを責める声も上がっています。しかし米政府高官は、それらが供与されても、ロシアの防衛線を突破しなければならない現状に変わりはないと否定的です。

 

さらに米紙の取材に応じた米政府高官によると、米国防総省は何度もウクライナに対して、大規模な戦力を一つの突破口に集中するよう伝えたものの、ウクライナは別の戦略を選択。戦略の中身は不明であるものの、ウクライナが東部バフムートに膨大な資源を投入し、それが南部の作戦に悪影響した可能性が懸念されています。以前よりバフムートへの攻勢は、その効果を疑問視する見方が浮上しており、ウクライナのシルスキー陸軍司令官が、英BBCの取材に対して「バフムート奪還は名誉の問題だ」と述べて波紋を呼んでいました。


イギリス財務省が「ATMの撤去を制限する」制度を発表 デジタル化で「現金を使えない社会」は、人間にとって幸福なのか?

2023年08月19日 05時28分18秒 | 日記

イギリス財務省が「ATMの撤去を制限する」制度を発表 デジタル化で「現金を使えない社会」は、人間にとって幸福なのか?

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画像: Art-Dolgov / Shutterstock.com

《ニュース》

英財務省は17日、預金を引き出せる環境を維持するため、銀行が店舗や現金自動預け払い機(ATM)を閉鎖・撤去することに制限を課す制度を設けたと発表しました。

 

《詳細》

イギリスでは、キャッシュレス決済の割合が過去10年で45%から85%に拡大しており、特にコロナ禍で現金離れが加速しました。大手銀行は、利用数が減少しているとして店舗やATMの閉鎖・撤去を進めています。

 

今回の制限は、銀行に対して顧客の住居や拠点から約4.8キロメートル以内に、店舗やATMを設けるよう求め、従わなければ罰金を科すというものです。今後、営業時間や対面サービスについても規制を設ける可能性があるといいます。

 

イギリス王立技工協会の調査結果では「キャッシュレス社会での生活に苦戦している」という人が1000万人以上に上るといいます。一例として、高齢者を支援する団体「Age UK」は、「信用がおけない」、あるいは「コンピューターを使うスキルがない」「視力が悪くて画面が見えない」などの理由で現金を使っている高齢者が多いと指摘。ATMが減って現金を下ろしにくくなると、生活を直撃してしまいます。

 

一方、ロンドンでは現金決済を受けつけない店舗が増えているといい、これまた高齢者が取り残されている現状があるといいます。「Age UKロンドン」のアビゲイル・ウッド氏は「多くの高齢者は、現金が最も信頼でき簡単な支払方法であり、週の予算を抑制する効果的な手段であると考えている」と指摘しています。

 

英財務相のアンドリュー・グリフィス長官は「現金はこれからも残る」とコメント。今回の制度について、「誕生日カードを買うための10ポンド紙幣を引き出すために、何時間もかけて出かけないといけないようにすべきではない」「とりわけ地方に住む人や高齢者、障害者など、現金を使う誰もが利益を得られる」とコメントしています。