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守りたいけど国民を守れない 知っておきたい「自衛隊トリビア」

2017年07月31日 06時16分36秒 | 日記

守りたいけど国民を守れない 知っておきたい「自衛隊トリビア」

守りたいけど国民を守れない 知っておきたい「自衛隊トリビア」

 
写真:陸上自衛隊HPより

 

南スーダンでの日報問題を引き金に、稲田朋美防衛大臣、防衛省事務次官、陸上幕僚長が辞任した。だが、日報問題のような"ささいな"問題を議論している場合ではない。

 

それよりはるかに大切なのが、国防強化の議論だ。というのも、今のままでは、他国から侵略された場合、自衛隊は日本を守れない可能性が極めて高いからだ。

 

7月29日発売の本誌9月号では、自衛隊の実態を伝える「自衛隊トリビア」を紹介した。トリビアとは雑学的な豆知識のことだが、これを読んだある女性は「自衛隊がとてもまずい状況にあると分かった」と感想を語っている。

 

本記事では、本誌9月号で紹介し切れなかったトリビアを紹介する。

 

※編集部は、現役の自衛官や自衛隊OBの方に取材し、自衛隊トリビアを作成。20~70代の男女20人にアンケートを行った。驚きの度合を「えー」とし、1人につき「0えー」から最大で「5えー」の間で評価してもらった。

 

 

憲法9条をそのままに、「自衛隊」を明記しても……

トリビア(1) 安倍首相の「憲法改正案」では、自衛隊の実態は何も変わらない : 63えー

 

安倍晋三首相は、今の憲法9条を維持したまま、新しく「自衛隊」を書き込む形での憲法改正を唱えている。だが、「軍隊は持たない」「戦わない」と宣言している中に、「自衛隊」を明記して、どうするつもりなのか。

 

元自衛隊幹部も「北朝鮮のミサイルなどの脅威が迫る中で、言葉遊びはもうやめるべきだ」と指摘する。

 

 

「Jアラート」は本当に鳴るのか?

トリビア(2) ミサイル落下を国民に知らせる「Jアラート」は、鳴らない!? : 62えー

 

北朝鮮がミサイルを発射するたびに話題になるJアラート(全国瞬時警報システム)。政府から自治体やテレビ局などに発射情報が伝達され、国民に避難を促す仕組みとなっている。

 

しかし実は、ミサイルをすべて捕捉できていないと指摘する声がある。突然発射されたものに対応できないケースもあるため、Jアラートは100%鳴るわけではない。

 

 

やはり、アメリカ頼り……

トリビア(3) 日本は北朝鮮から攻撃されても、敵基地をすべて叩けない : 61えー

 

憲法9条があるために、自衛隊の装備は防衛のためのものばかりで、敵基地を攻撃する能力はほとんどない。

 

例えば、北朝鮮への爆撃に回せる戦闘機は50機程度と言われているが、その数では、同国の基地をすべて破壊することは到底できない。日本はアメリカの力を借りなければ、一方的に攻撃され続ける。

 

 

核兵器の脅威が再び日本を襲う

トリビア(4) 東京に核ミサイルが落ちれば、42万人死ぬ : 61えー

 

マイケル・ユー著『ウォー・シミュレイション 北朝鮮が暴発する日』によると、東京の国会議事堂の上空で核ミサイルが爆発した場合、死者約42万人、被害者約81万人に上る。大阪の梅田であれば、死者約48万人、被害者約88万人になるという。

 

日本は「専守防衛」を掲げているが、もし核ミサイルで攻撃された後に反撃しても、すでに、大勢の国民が亡くなっている。広島、長崎の過ちを繰り返すことになりかねない。

 

 

ミサイルを撃ち落としても、被害者多数

トリビア(5) たとえ、PAC3でミサイルを撃ち落としても、国民に被害が出る : 57えー

 

弾道ミサイルを迎撃する地対空誘導弾パトリオット「PAC3」の射程は、半径20キロ程度と言われている。たとえミサイル迎撃に成功しても、周囲には、撃ち落とされたミサイルの鉄の破片や燃料が降り注ぐ。つまり、ミサイルを撃ち落としても、国民は無傷ではいられない。

 

 

憲法では、自衛隊は存在しないことに

トリビア(6) 自衛隊の存在は、憲法で認められていない : 49えー

 

憲法には、「自衛隊」という言葉は一言も出てこない。そればかりか、憲法9条で、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」と、日本は「軍隊を持たない」「戦わない」と宣言している。

 

つまり、日本政府は、国内外に堂々と「日本政府は国民を守りません!」と言っているようなものだ。

 

こうした状況を見て分かるように、「今の自衛隊のままで、日本を守りきれる」という幻想は、捨てた方がいい。すぐにでも国防強化に取りかからなければ、近い将来日本は、北朝鮮に核で脅され、覇権拡大を目指す中国の占領下に置かれてしまうだろう。

 

中国の軍事的脅威が迫る中、短期間で抑止力を高めるために、アメリカの核兵器を日本でシェアする「核シェアリング」も検討すべき時期に来ている。

(山本泉)

 

【関連記事】

2017年9月号 守りたいけど - 国民を守れない自衛隊トリビア20 Part.1

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13291

 

2017年9月号 【インタビュー】守りたいけど - 国民を守れない自衛隊トリビア20 Part.2

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13290


潜入取材でCNN幹部が自爆 ロシアゲート報道は、「視聴率と金のため」!?

2017年07月31日 06時14分37秒 | 日記

潜入取材でCNN幹部が自爆 ロシアゲート報道は、「視聴率と金のため」!?

トランプ叩きで溢れるアメリカメディアに追随し、日米主要メディアもアンチ・トランプ一色です。

 

朝日新聞がこのほど、米CNNのジェフ・ズッカー氏に東京都内でインタビューしました。ドナルド・トランプ米大統領の「フェイクニュース」という発言に対して、ズッカー氏は「本当のフェイクではなく、自分が気に入らない報道や考えを指している」と発言(27日付朝日新聞)。

 

さらに、大統領選前からトランプ氏と交流があったズッカー氏は、「以前からつきあいがあった分、自分に有利な報道を期待していた部分もあるのではないか。でも、それは我々の仕事ではない」と語っています。


北ミサイルが米中西部を射程に 今止めなければアメリカは北朝鮮の言いなり

2017年07月30日 06時38分42秒 | 日記

北ミサイルが米中西部を射程に 今止めなければアメリカは北朝鮮の言いなり

北ミサイルが米中西部を射程に 今止めなければアメリカは北朝鮮の言いなり

 

 

《本記事のポイント》

  • 北朝鮮がアメリカ中西部に届くミサイルを開発したとみられる
  • 2018年にもアメリカ本土に届く核ミサイルが実戦配備される可能性がある
  • その前に手を打たなければ、アメリカも日本も北朝鮮の言いなりになる

 

北朝鮮がまたミサイルの能力を向上させた。

 

北朝鮮は28日夜11時42分ごろ、同国中部からミサイルを発射。防衛省によれば、ミサイルは約45分間飛行し、北海道沖約200キロメートルの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。

 

韓国軍は、このミサイルが高度3700キロに達したと分析し、通常の軌道で発射すれば、アメリカ中西部に届く1万キロの射程を持つ可能性があることを指摘した。今月4日に発射したミサイルの高度2800キロも大きく上回っていることから、着実に技術を進歩させていることがわかる。

 

北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の2回目の試験発射に成功したと伝えた。金正恩委員長は試射に立ち会い、「米本土全域がわれわれの射程圏内にあるということが立証された」「任意の地域と場所で任意の時間に大陸間弾道ロケットを奇襲発射できる能力が誇示された」(29日付中央日報電子版)と主張している。

 

 

アメリカ本土に届く核ミサイル

今回のニュースの重要なところは、「北朝鮮がアメリカ本土に届くミサイルを持った」という点だ。ICBM級の高度を達成したミサイル発射は2回目であることから、大気圏再突入時に核を搭載する弾頭を保護する技術も進歩しているとみられる。

 

このまま放っておけば、アメリカ本土を核攻撃できるミサイルの実戦配備は、時間の問題だろう。米紙ワシントン・ポストでは、「2018年にも実戦配備される」という分析を米国防情報局がまとめたことが報じられた。

 

 

アメリカが北朝鮮の言いなりになったら……

そうなれば何が起きるのか。

 

ひと言でいえば、アメリカが北朝鮮の言いなりになる。恐ろしいことだが、その状況を想定すると、まず、北朝鮮は同国に最も近い米軍である在韓米軍の撤退を要求するだろう。さらには韓国に経済支援を要求し、ますます兵器増強にお金を投じるはずだ。

 

さらに、懸念されるのは、北朝鮮主導で南北統一がなされることだ。そうなれば、韓国軍63万人、北朝鮮軍94万人(※)を合わせ、単純計算で総兵力157万人の核武装した軍隊が誕生する。これに対し、唯一の隣接する自由主義国となる日本の自衛隊は24万人だ。共産独裁化した朝鮮軍に脅されてアメリカが手出しできなければ、日本になすすべはないだろう。

 

また、当然のことながらアメリカは世界中で信頼を失い、徐々にその力を弱めていくだろう。アメリカが力を失えば、オバマ前大統領の弱腰外交で中東の紛争が泥沼化したように、世界中が混乱に陥りかねない。

(※)2017 Military Strength Rankingより。北朝鮮軍の兵力には諸説ある。

 

 

外交の失敗の次は軍事的な手段

もちろん、上記は、放っておけばこうなるという悲観的なシナリオだ。これを防ぐためには、実戦配備前に手を打たなければならない。

 

ここ数日、アメリカ政府高官が相次いで、外交が失敗に終わった場合について言及している。

 

昨日付本欄でも触れたが、アメリカ中央情報局(CIA)のポンペオ長官は、「大統領が『外交が機能しない段階に来た』と言ったときに、目標を達成できそうな選択肢を提示する準備をしている」「過去20年間の政権は、この問題(北朝鮮問題)に平静を装ってきたが、その段階は過ぎた」と語った。

 

また、29日付読売新聞は、米軍のハリー・ハリス太平洋軍司令官の27日の講演内容として、すでに北米に届くICBMを北朝鮮が手にしたとの認識とともに、「北朝鮮への軍事行動は考えられないと言われているが、考えられないようなことを考えるのが自分の仕事だ。軍事行動の選択肢を大統領と国防長官にいつでも提供できるようにしている」という発言を伝えた。

 

 

日本はトランプ大統領の後押しを

外交が失敗に終わり、軍事行動をとる場合、反撃の隙を与えない「短期」で「大規模」な攻撃が必要となる。核兵器以外の通常兵器で最大の破壊力を持つと言われる大規模爆風爆弾(MOAB)を、北朝鮮の主要な軍事施設に一斉に落とすなどだ。

 

アメリカ本土への核攻撃が可能になる前に手を打てなかった場合、日本は、アメリカよりも悲惨な運命をたどる。トランプ大統領が外交失敗と判断したとき、しかるべき軍事行動がとれるよう、日本は後押ししなければいけない。

(大塚紘子)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『戦後保守言論界のリーダー 清水幾太郎の新霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1894

 

【関連記事】

2017年7月23日付本欄 北朝鮮がもうすぐ「アメリカ本土に王手」 金正恩氏を封じるラストチャンス

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13303

 

2017年6月5日付本欄 もしアメリカが北朝鮮を攻撃したら日本は? 元自衛隊幹部が語る(前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13095


ビットコインは「好奇心をそそる経済現象」だが「未来の貨幣」ではない!?

2017年07月30日 06時36分43秒 | 日記

ビットコインは「好奇心をそそる経済現象」だが「未来の貨幣」ではない!?

 

《本記事のポイント》

  • 仮想通貨ビットコインが「未来の貨幣」として注目を集めている
  • ビットコインは「貨幣の要件」を満たしていない
  • ビットコインの実像は「ワイドショー的に興味をそそる社会現象」

 

仮想通貨の一つであるビットコインが、システム上の混乱や価値の急落などが報じられつつも、着実に利用者数を増やし、注目を集めている。

 

しかしこのビットコイン・ブームは、「未来の貨幣が生まれつつある」というよりも、「ワイドショー的に興味をそそる社会現象」として捉えた方が正解かもしれない。

 

 

「オンラインゲーム中のコイン」のようなもの

まず、ビットコインの概要をざっと説明したい。

 

これは簡単に言えば、「実経済でも使える、オンラインゲーム中のコイン」のようなものだ。

 

特別な計算ソフトを持つ人たちが、インターネット上のシステムが"出題"した計算問題を解く。解読すると、ビットコインが手に入る。これが、「ゲームをクリアしてコインを手に入れる」イメージだ。

 

しかし見方を変えれば、「金(きん)を採掘・精製して金貨を得る」という構図にも似ている。つまり、金と同じように、苦労して手に入れたコインには、「希少性」があるため、その価値を認める人たちの間では、実際の貨幣のように使えるのだ。

 

たとえ"採掘ゲーム"に参加していなくても、その価値を認める人は、円やドルと交換し、お互いに商品と交換する手段にしている。

 

多くの人が、敢えてこのコインを使うのには理由がある。送金の便利さだ。通常、銀行口座からお金を振り込むと、国内でも数百円の手数料を取られる。しかしビットコインは、あたかもメールを送るかのように、銀行を経由せずに送金できる。そのため、高い手数料が発生しないのだ。

 

 

ビットコインの問題点(1) 「一般受容性」がない

こうした"ゲームコイン"が今後、「未来の貨幣」としての地位を占めることはあるのだろうか。

 

《識者プロフィール》

鈴木 真実哉

プロフィール

(すずき・まみや)早稲田大学政治経済学部経済学科卒。同大学大学院経済学研究科博士後期過程単位取得後退学。聖学院大学政治経済学部教授等を経て、現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ経営成功学部ディーン。主な著書に『格差社会で日本は勝つ』(幸福の科学出版)などがある。

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ経営成功学部ディーンの鈴木真実哉氏は、編集部の取材に「ビットコインは、経済学的に『貨幣』と呼ぶための要件を満たしていない」と語る。その理由として、以下の4つを挙げる。

 

「まず、貨幣が貨幣たるゆえんは、『少なくともその国や地域の中では、皆が受け取ってくれる』ということです。これを『一般受容性』と言います。1万円札は、日本中で受け取ってもらえます。むしろ、『法定通貨』なので、受け取りを拒否したら、法律で罰せられるわけです。

 

ビットコインは世界中の注目を集めていますが、実際に受け取りたい人がどれだけいるかというと、非常に限られています。『貨幣のようだ』と議論することは知的好奇心をそそりますが、現時点で『貨幣』と呼ぶのには、無理があります」

 

確かに、ビットコインのニュースが気になっている読者であっても、「明日から給料はビットコインで払います」と言われれば、「困ります」と言うか、「すぐに円に換金しなければ」という気持ちが働く人は多いだろう。これが、ビットコインの「一般受容性」の現実だ。

 

もちろん「使っている人たちが貨幣だと思えば、それは貨幣だ」という言い方もあるだろう。しかし、「刑務所の中では、タバコが貨幣代わりになることがある」という話を聞いても、「タバコは貨幣だ」とは言わない。それと同じことだろう。

 

 

ビットコインの問題点(2) 信用を担保する発行者がいない

ビットコインの次の難点は、発行者がいないことだ。

 

ビットコインを発行しているのはあくまでネット上のシステムであって、国や個人ではない。もちろん"ゲーム"を設計・開発したのは人間だが、彼らがコインの価値に責任を持っているわけではない。

 

鈴木氏はこう語る。

 

「信用貨幣の"信用"とは、実は、貨幣そのものへの信用ではなく、発行している主体への信用なんです。1万円札の信用は、政府や日銀への信用です。貨幣ではありませんが、『伊勢丹の商品券』を信用するのは、伊勢丹という会社を信用しているからです。その点、発行主体がいない、あるいは見えないビットコインの信用は限りなく幻想に近く、簡単に失われてしまいます」

 

 

ビットコインの問題点(3) 相場がつく時点で貨幣ではない

その価値の不安定性も、問題だ。

 

「ビットコインを買う人の多くは、激しい値上がりを見込み、投機目的で買っています。そのこと自体、貨幣であることを否定しています。1万円を、石油や大豆のように、値上がり目当てで買う人なんていませんから」(鈴木氏)

 

つまり、「ビットコインを使い始める人が増えている」と報じられていても、それはあくまで「投機商品としてのビットコイン」を買い始める人が多いのであって、「貨幣としてのビットコイン」に期待しているわけではない。

 

 

ビットコインの問題点(4) 安い送金コストの裏にあるリスク

送金コストの安さにも、裏がある。

 

「ビットコインのメリットは、『送金で、銀行を経由しないので、手数料が安いこと』です。しかし、そもそも銀行が手数料を取っているのは、システムの安全性を保つためです。

 

一方、ビットコインのネットワークには様々な脆弱性が指摘されています。利用者は、便利さの裏のリスクを取らされていることを、知らなければなりません。

 

つまり、『ビットコインは、送金コストが安いから素晴らしい』と言っていることは、『現金書留よりも、普通の封筒でお金を送った方が安い』と喜んでいるようなものです。

 

そもそも、銀行の送金システムも初期投資にお金がかかっているので手数料が高いですが、そのうち下がってくるのではないでしょうか」(鈴木氏)

 

 

ビットコインよりも「円を基軸通貨にする」議論を

上の4点は、どれも経済学では比較的初歩的な観点だと言う。それでもビットコインが、「未来の貨幣」としてここまで話題になっているのはなぜなのか。

 

鈴木氏は、「ビットコイン・ブームは、『未来の通貨の出現』としてよりも、『ワイドショー的に興味をそそる社会現象』として捉えた方が実像に近い」と指摘する。

 

「ビットコインを使いたい人が、取引や投機に使う分にはまったく問題ないと思います。また、使っている人が、自分たちの世界を広げたいと思ってPRする人情も分かります。メディアなどが、面白がって盛んに取り上げたくなるのも分かります。ビットコインが、システムとしても経済的な現象としても、斬新で好奇心をそそることは事実ですから。

 

しかし、それを一般的な貨幣のように捉えるとなると、また話は違ってくると思います。基本的な貨幣の要件を満たしていないのですから。

 

ビットコインを『未来の貨幣』としてもてはやすよりは、日本円を基軸通貨にするための議論をした方が、よほど現実的であり、利益があるのではないでしょうか」

 

ビットコインに過度な期待をすることは、危険そうだ。

(聞き手:馬場光太郎)

 

【関連記事】

2015年6月号 AIIBをめぐる中国の野望をくじくには――次の基軸通貨は人民元? それとも円?(Webバージョン) - 編集長コラム

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9518


稲田防衛相が日報問題で辞任 憲法9条に縛られ本音言えず「もどかしさ」抱えた1年間

2017年07月29日 06時29分51秒 | 日記

稲田防衛相が日報問題で辞任 憲法9条に縛られ本音言えず「もどかしさ」抱えた1年間

稲田防衛相が日報問題で辞任 憲法9条に縛られ本音言えず「もどかしさ」抱えた1年間

 
(画像はWikipemia commonsより)

 

《本記事のポイント》

  • 稲田防衛相が、南スーダンPKOの日報が破棄された問題の責任をとって辞任した。
  • 稲田氏は、防衛相として自由に発言することができずに、もどかしさを抱えていたとみられる。
  • 国の防衛トップが国防について自由に議論できる体制を整える必要がある。

 

稲田朋美防衛相は28日午前の記者会見で、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報が破棄された問題に関する特別防衛監察の結果を受け、大臣を辞任することを明らかにした。

 

稲田氏は、2012年末の第二次安倍政権発足以来、内閣府特命担当相として初入閣し、自民党政調会長、防衛相と異例のスピードで出世を続けた。安倍首相から「寵愛」ともいえる厚遇を受け、一時は次期候補とも目されていた。

 

しかし自民党内では、稲田氏に対して「大臣を続けるだけで支持率が下がる」「もっと早く辞めさせるべきだった」などの声も上がり、稲田氏をかばい続けてきた安倍首相への批判も高まっているという。

 

 

日報隠蔽の混乱や失言が批判の的に

稲田氏、黒江事務次官、岡部陸上幕僚長など、防衛省の重要ポストが一度に辞任する原因となった「日報問題」とは何だったのか。

 

今年の5月まで南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されていた陸上自衛隊の部隊が、同国の政府軍と反政府勢力による大規模な武力衝突を受け、その状況を「戦闘が生起」と日報に記載した。

 

PKO参加5原則では、政府が定義する「戦闘行為」があった場合、自衛隊はPKOに参加できないと定められている。稲田氏は、この日報の文言について「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、(国会では)武力衝突という言葉を使っている」と発言。この発言が大きな批判を浴び、野党からは辞任要求まで飛び出した。

 

防衛省はその日報を「廃棄した」として開示しなかったが、その後の調査で、実は陸自内に電子データが保管されていたことが分かった。自衛隊幹部は、保管されていた日報の事実を公開しないことを決定し、その旨を稲田氏に報告、了承を得たとされている。しかし稲田氏は当時の国会で「自衛隊内部に日報は残っていない」と答弁。稲田氏は28日の会見でも「私自身報告を受けた認識はない」としたうえで、一連の日報問題の監督責任を取り辞任した。

 

稲田氏の答弁にも問題があることは事実だが、戦闘があるところではPKOに参加できないという憲法9条の決まりの方がおかしいのではないか。憲法9条のルールから外れる発言をすると、すぐに野党が猛批判し、政治家をこき下ろそうとする風潮にも問題がある。

 

 

活躍できぬまま辞任へ

稲田氏の防衛相就任後、野党議員は就任前の発言を度々引用し、稲田氏の防衛相としての公式見解との矛盾点を正してきた。

 

例えば、雑誌「正論」2011年3月号で稲田氏は、「長期的には日本独自の核保有を国家戦略として検討すべきだ」と述べていたが、2016年9月30日の民進党・辻元清美氏の質問に対しては「非核三原則を堅持し、核のない世界に向けて全力を尽くす」と防衛省の公式見解を述べた。

 

また2012年7月25日の衆院外務委員会では、「誰の目にもわかるように(尖閣諸島に)上陸し、自衛隊を配備するなど実効支配を強めるべきだ」と発言していたものの、2016年10月3日の民進党・前原誠司氏の質問に対し、「現時点で自衛隊を配備することは検討していない」と述べた。

 

 

稲田氏の守護霊が語った「もどかしさ」

稲田氏は就任前に主張していたことが実現できないもどかしさを感じていたのではないだろうか。

大川隆法・幸福の科学総裁が4月に収録した稲田氏の守護霊霊言は、そのような本音が垣間見える。

 

稲田氏の守護霊は防衛相としての自身の仕事について聞かれ、次のように不満を語った。

 

大いに不満ではある。女が、スカートを穿いてるだけで、『防衛なんかできない』と思っとるやつがいっぱいおるんで。自衛隊もそうだし、防衛省の幹部たちもみんなそう思って、『ただのお飾りだ』と思っとるから。『とにかく黙っておいてくれ』っていう、こればっかりだ

 

日本のねえ、この空気のような支配体制だと、防衛大臣が突出して意見を言った場合、ここだけが"生贄になる"のは確実なので。やっぱり、本当に責任を持とうと思ったら、そらあ、『水面下で粛々と準備をしとかないといかん』っていうことだと思うので

 

また、防衛対策を取ろうとするとすぐに足を引っ張られることについても、こう苦言を呈した。

 

マスコミは(国民を)護りたくないんだからしょうがない。マスコミが護りたくないんだから、被害が出ないかぎり動かないんで。被害が出たら、急に『対策を取れ』って言い始めるけど、被害が出ないで、それをやろうとすると、すぐに足を引っ張って、政治家を引きずり降ろすから、しかたない

 

稲田氏の仕事ぶりに問題がなかったとはいえない。ただ、日本では防衛についてのタブーが多すぎる。今回の稲田氏の辞任を契機として、日本の防衛トップが現実的に国を守るために自由に発言できる体制に変えていく必要があるのではないか。

(小林真由美)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「戦えない国」をどう守るのか 稲田朋美防衛大臣の守護霊霊言』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1856

 

【関連記事】

2017年7月27日付本欄 陸幕長、事務次官が日報問題で辞任 焦点のシビリアンコントロールとは何か?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13325

 

2017年7月23日付本欄 北朝鮮がもうすぐ「アメリカ本土に王手」 金正恩氏を封じるラストチャンス

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13303

 

2017年7月14日付本欄 自衛隊の「防衛出動」はどうやって発令されるか? 現場は「会議待ち」で何もできない!?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=13248


中国を生み、育ててきたアメリカ 外交史上、最大の失敗を振り返る

2017年07月29日 06時27分31秒 | 日記

中国を生み、育ててきたアメリカ 外交史上、最大の失敗を振り返る

 

中国海軍の軍艦が7月上旬、日本の領海に侵入しました。中国は、東シナ海・南シナ海などへの進出を、着々と続けています。

 

これについて日本は、「いざとなれば、アメリカが助けてくれる」と考えています。アメリカは世界各国から頼りにされている国ですが、実はさまざまな外交上の失敗をしています。アメリカは、"試行錯誤"の多い国なのです。 

 

アメリカが犯した最大の失敗の一つが、共産主義国家・中国を世界第二位の経済大国にまで育て上げてしまったことです。

 


蓮舫代表、辞任 魂も“二重国籍”だった!?

2017年07月28日 06時16分58秒 | 日記

蓮舫代表、辞任 魂も“二重国籍”だった!?

蓮舫代表、辞任 魂も“二重国籍”だった!?

 

(画像はWikipediaより)

 

《本記事のポイント》

  • 無視できない「二重国籍」問題の影響
  • 過去の「反日」的な言動と、国籍問題が二重写しになった
  • 蓮舫氏守護霊が語る本心も「親中・反日」

 

民進党の蓮舫代表が27日、記者会見を開き党代表を辞任する意向を表明した。

 

辞任の理由については、「遠心力を生んでしまった」「いったん退いて、より強い『受け』になる。民進党を新たな執行部に率いてもらうことが最大の策だ」として、党の統率力不足を挙げた。先の東京都議選の結果も、一因となったようだ。

 

会見で注目されたのが、自身の二重国籍問題の影響だ。これについて蓮舫氏は、「国籍の問題は判断に入っていない。全く別次元の問題だ」と述べた。

 

しかし、辞任の理由を「遠心力」と言うならば、大きな遠心力を生んだ国籍問題が無関係だったはずはない。むしろ、蓮舫氏の指導力低下が最大の理由だったと言える。

 

 

その政治的姿勢としての「親中」はずっと前から

今回の「二重国籍」がここまで取り沙汰されたのは、蓮舫氏が主張するような「差別意識」のためでもない。蓮舫氏の過去の言動から見て取れる「反日」的な姿勢と、あまりにも重なって見えたためではないか。

 

1992年6月25日付朝日新聞には、蓮舫氏のコメントが載っている。当時、タレントとして活躍していた同氏は、19歳で日本に帰化した時のことについて、「赤いパスポートになるのがいやで、寂しかった」「父や祖母を通して触れた台湾、アジア。自分の中のアイデンティティーは『日本』とは違うと感じる」と述べていた。

 

また蓮舫氏は、自身を一躍有名にさせた「事業仕分け」において、防衛費を減らすため、自衛隊の制服を中国のような外国製にすればいいとの評決を出し、予算を縮減した。

 

次世代スーパーコンピュータ事業でも、「2位じゃダメなんですか」という有名な"迷言"をはいて、予算を縮減。日本は、2011年にスパコンの計算速度で世界一になるも、翌年、中国にその座を奪われた。

 

こうした反日的に映る姿勢と、「二重国籍」問題が重なって、不信感を募らせた面が大きいだろう。

 

 

蓮舫氏は魂も"二重国籍"!?

こうした反日疑惑の強い蓮舫氏が、民進党代表に就任した時、大川隆法・幸福の科学総裁は、同氏の守護霊を呼び、本心を語らせている。

 

その内容は、以下のように驚くほど「親中・反日」的だった。

 

ほんの五年で、アメリカとの関係は引っ繰り返りますから。簡単に引っ繰り返りますので。『中国の時代』がいよいよ来たんですよ。それにみんな従うのが流れです

 

やっぱり、『大中華帝国』を築かなければ。パキスタンとインドを吸収したら、これでおそらく二十五億から三十億人ぐらいの国家ができるから、これ、世界人口の半分近い大国家ですよ。すっごい『大帝国』ができますよ。このなかの"東京支部"として活躍できるっていうことは、やっぱり、うれしいじゃないですか

 

「(日本神道への信仰、皇室について)日本の神様は、先の大戦のときに、いちおう一掃されなければいけなかったのを……

 

詳細は、本霊言が収録されている『蓮舫の守護霊霊言 "民進党イメージ・キャラクター"の正体』(大川隆法著・幸福の科学出版)をご覧いただきたい。

 

有権者が急激な民進党離れを起こしたのは、「二重国籍」問題を通して、蓮舫氏の「反日的な本能」に気付いた面が大きかっただろう。(光)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『蓮舫の守護霊霊言 "民進党イメージ・キャラクター"の正体』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1734

 

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「出家」の清水富美加(千眼美子)さん、ネットニュース1位 信仰や人生観を明かすスターたち

2017年07月28日 06時14分51秒 | 日記

「出家」の清水富美加(千眼美子)さん、ネットニュース1位 信仰や人生観を明かすスターたち

《本記事のポイント》 

  • 清水富美加さんが「2017上半期タレントネットニュースランキング」で1位
  • 海外では信仰を明らかにしている芸能人も少なくない
  • 日本には自由に信仰について語れる土壌が必要

 

メディアの調査・測定を行うニホンモニターがこのほど、「Yahoo!トピックス」と「LINE NEWS」を対象とする「2017上半期タレントネットニュースランキング」を発表した。

 

人気沸騰中の、俳優・菅田将暉さんや星野源さんを抑えての1位が、清水富美加(法名:千眼美子)さんだった。以下は、その順位。

 

1位 清水富美加/226回

2位 菅田将暉/181回

3位 星野源/180回

4位 中居正広/166回

5位 有村架純/159回

6位 指原莉乃/153回

7位 木村拓哉/148回

8位 松本人志/146回

9位 ブルゾンちえみ/136回

10位 広瀬すず/135回

 

 

テレビや映画で活躍中の清水さんが、自らの信仰を明らかにして出家の道を選んだことは、芸能界のみならず、日本社会に大きなインパクトを与えた。

 

清水さんは、出家して千眼さんとなり、現在は幸福の科学の芸能事務所「ARI Production」に所属。来年の初夏に公開予定の映画「さらば青春、されど青春。」にも出演することが決まっている。また、この映画の主題歌「眠れぬ夜を超えて」を歌うことも決まり、8月2日に東京ドームで開催される、幸福の科学・大川隆法総裁の講演会で初お披露目することを、自身のブログの動画でも明かしている。

 

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活躍の背景に「信じるもの」

日本の芸能界では信仰を表に出して活動する人はほとんどいないが、海外では、自身の信仰や思想を明らかにしている芸能人は少なくない。

 

例えばアメリカの人気歌手、カニエ・ウェストは自身がキリスト教の信仰に基づいて生活を送っていると語る。また、女優やテレビ番組の司会を務め、「世界で最も有力な女性」と評されるオプラ・ウィンフリーは、キリスト教徒であることを明らかにしており、スタンフォード大学で、何を信じるかは各人の自由としながらも、「魂とのつながりがなければ、充実した、意義深い、長く喜びに満ちた人生を送ることはできません」などと講演している。

 

他にも、サイエントロジーというアメリカの新興宗教を信仰するトム・クルーズ氏は、イギリスのITV放送局のインタビューで自身の信仰について堂々と語っている。

 

その人柄や実力でファンの心を掴んでいるからこそ、信仰や信条を明らかにしても人気を保っているだろう。むしろ、心の内に信じるものがあるからこそ、多くのファンを惹きつけるような演技やパフォーマンスができるのかもしれない。

 

日本でも、自らの信仰をオープンにし、互いの違いを認め合った上で自由に宗教について語れる土壌がつくれれば、芸能人がそれぞれの魅力をより発揮できるようになるのではないか。(片岡眞有子)

 

【関連サイト】

大川隆法 IN 東京ドーム(ウェブ予約可能)

https://ryuho-okawa.org/tokyodome2017/

 

【関連記事】

2017年7月12日付本欄 千眼美子(清水富美加)&大川宏洋 映画で共演決定!! 千眼さんは8・2東京ドームで主題歌初お披露目

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2017年8月号 【巻頭インタビュー】千眼美子(清水富美加)「働き方」より、働く理由。 - 女優だけど、女優じゃない

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陸幕長、事務次官が日報問題で辞任 焦点のシビリアンコントロールとは何か?

2017年07月28日 06時12分50秒 | 日記

陸幕長、事務次官が日報問題で辞任 焦点のシビリアンコントロールとは何か?

福岡県・小郡駐屯地で行われた、南スーダン派遣施設隊要員見送り行事(写真は陸上自衛隊HPより)。

 

南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報が破棄された問題をめぐり、陸上自衛隊の制服組トップである岡部俊哉陸幕長と、防衛省の事務方トップである黒江哲郎事務次官が27日、ともに辞任することになりました。稲田朋美防衛相も、辞任する意向を固めました。

 

会社で言えば、日報とは、業務報告書のようなもの。PKOの活動中に、現地で何があったかが記録されています。この日報が破棄されていたはずなのに、実際には、あることが判明し、国防の責任者が入れ替わるという異常事態が起きました。組織的に日報を隠ぺいしたかどうかについて、特別防衛監察の結果が28日に公表されます。

 


相模原障害者殺傷事件から1年 障害者は「不幸」を選んで生まれていない

2017年07月27日 06時31分40秒 | 日記

相模原障害者殺傷事件から1年 障害者は「不幸」を選んで生まれていない

相模原障害者殺傷事件から1年 障害者は「不幸」を選んで生まれていない

 

 

《本記事のポイント》

  • 事件の犯人は、今も「障害者を安楽死させるべき」と考えている
  • 障害を持って生まれることには意味がある
  • 弱者を排除する思想は、全体主義につながる

 

日本全国を震撼させた相模原障害者施設殺傷事件が起きてから、26日で1年を迎えた。

 

事件は、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の元職員、植松聖被告が夜中に忍び込み、19人を殺害、26人に重軽傷を負わせるという凄惨なものだった。

 

植松被告は産経新聞の質問状に対し、「私は意思疎通が取れない人間を安楽死させるべきだと考えております」「世界には"理性と良心"とを授けられていない人間がいます」などと答え、「人の心を失っている人間」を「心失者(しんしつしゃ)」と呼んでいるという(26日付)。

 

事件から1年経った今でも、障害者に対する差別の思いは、根強く残ったままだ。

 

 

障害者が生きる意味

植松被告が語る「障害者は安楽死させるべき」という極端な主張に共感する人はほとんどいないだろうが、「障害者として生きることは不幸」という考えは、現代社会に広がっていると言えよう。

 

例えば、妊娠した場合の遺伝子検査で、胎児が障害者になる確率が高ければ、約96%の妊婦が中絶を選ぶという(※)。障害を持って生まれれば、本人や家族は苦労するかもしれない。もし、中絶をしてしまえば、「生まれてから殺されるか、生まれる前に殺されるか」の違いでしかないのも事実だ。

 

ほとんど議論されていないが、宗教的な観点から言えば、障害を持って生まれることには、必ず意味がある。

 

人は生まれる前に、人生計画を立てて生まれてくる。実はその際、あえて障害を持って生まれることを選択する人がいるのだ。

 

ある人は、愛の大切さや、五体満足であることの幸福を伝えるため、自らの意志で障害のある人生を選択する人もいる。またある人は、過去世で人を傷つけるなどのカルマを抱え、それを解消するために障害者として生まれる。

 

こうした霊的な真実からみると、障害者は決して不幸を選んで生まれたわけではない。

(※)NIPTコンソーシアムの発表より。2013年4月から15年12月までの集計。

 

 

「弱者の排除」が全体主義につながる

さらに、植松被告は犯行前に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と語るなど、ナチスの優生思想を肯定していた節がある。

 

被告の「障害者は安楽死させるべきだ」という主張も、「弱者を皆殺しにしても構わない。強者だけが残ればいい」という粛清を肯定する思想につながる可能性がある。これは、ヒトラーの全体主義思想そのものだ。

 

その点について、大川隆法・幸福の科学グループ総裁は、著書『愛と障害者と悪魔の働きについて』の中で、こう警告している。

 

『重複障害者を抹殺しても構わない』というような思想が流行ってきて、これに"類似品"が続いてくるかもしれません。これで純血主義が出来上がってくると、ネオナチみたいなものが出てこられる道筋が、今、立とうとしているわけです。(中略)これは、十年以内の未来が見えますね

 

その上で大川総裁は、事件の黒幕は「超人思想」や「純血主義」を提唱し、ヒトラーにも影響を与えた哲学者のニーチェであるとした。弱者を排除する思想が広まれば、日本も、北朝鮮や中国のような国になる危険性がないとは言い切れない。

 

たとえ重度の障害があったとしても、罪もない人間の命を奪うことは、許されることではない。それを正当化する社会は、全体主義に近づくだろう。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『愛と障害者と悪魔の働きについて ―「相模原障害者施設」殺傷事件―』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1713

 

【関連記事】

2016年10月号 障害者の生きる意味 - 相模原・障害者施設殺傷事件

http://the-liberty.com/article.php?item_id=11832


【再掲】障害者の生きる意味 - 相模原・障害者施設殺傷事件

2017年07月27日 06時28分36秒 | 日記

【再掲】障害者の生きる意味 - 相模原・障害者施設殺傷事件

事件の起きた津久井やまゆり園には住民や関係者が相次いで献花に訪れた。写真:読売新聞/アフロ

 

2016年10月号記事

 

相模原・障害者施設殺傷事件

障害者の生きる意味

 

障害者施設で起きた戦後最悪とも言われる殺傷事件に、日本も世界も震撼した。

これをどう見るべきか。

(編集部 河本晴恵)

 

 

『じょうずな個性の伸ばし方』

『じょうずな個性の伸ばし方』

大川隆法著

幸福の科学出版

障害を持って生まれることのスピリチュアルな背景など、子育てに関するQ&Aを収録。 

 

『「アイム・ファイン!」になるための7つのヒント』

『「アイム・ファイン!」になるための7つのヒント』

大川隆法著

幸福の科学出版

障害を持って生きる人や家族へのメッセージなど、「人生に奇跡が起きる」アドバイスを収録。

 神奈川県相模原市の障害者施設で、元施設職員の植松聖容疑者が入所者を襲った事件は、世界中に衝撃を与えた。

 警察の調べに対し、容疑者は「意思の疎通ができない人たちを刺した」「障害者がいなくなればいいと思った」という趣旨の供述をしている。

 事件が起きた障害者施設に長期入所している人は全員が知的障害者で、さらに身体障害があり、常時介護が必要な人もいた。容疑者は今年2月、衆院議長公邸に障害者を安楽死させる法律を作るよう求める手紙を出している。

「障害者は人間としてではなく、動物として生活を過しております。(中略)障害者は不幸を作ることしかできません」(原文ママ)

 

 

全ての人に関係ある課題

 事件を受けて、首都圏に住むある障害者の男性の母親はこう語る。

「容疑者は『障害者は生きていても仕方がない』と言っていました。実際、働けない障害者のことを世間がどう見ているのかと考えると……。怖いというのが正直なところです」

 知的障害者の団体からは、このような声明が出されている。

「どのような障害があっても一人ひとりの命を大切に、懸命に生きています。そして私たち家族は、その一つひとつの歩みを支え、見守っています」(全国手をつなぐ育成会連合会)

 ただ、「重度の障害者の生きる意味はどこにあるのか」という疑問を持つ人もいるだろう。

 日本の障害者数は約700万人で、これは全人口の6・4%だ。16人に1人の割合ということになるが、多くの人が、自分か家族・親戚に何らかの障害を持つ人がいるといえる。

「障害者の生きる意味」は、本来、すべての人に関係がある問いだ。表立って語られずに来た課題が、この事件で浮き彫りになったとも言える。

 

 

「魂は完全」であるとしたら

「障害者の生きる意味は何か」

 その明確な答えは、宗教の中にある。

 大川隆法・幸福の科学総裁は、「人間の本質は魂であり、障害があっても、魂は完全」と説いている。経典『愛と障害者と悪魔の働きについて―「相模原障害者施設」殺傷事件―』のあとがきにはこうある。

「障害者は、人間に、足るを知り、幸福とは何かを教える、魂の教師の役割を持っている。また不当な、劣等感・失敗感・挫折感により、神への信仰を見失った、競争社会のすさんだ人々を、救済する役割も障害者たちには与えられている。そして彼らの中には現実の天使も身を隠して潜んでいる」

 こうした宗教的真理を背景に障害者支援を行う一般社団法人「ユー・アー・エンゼル」では、重い知的障害を持つ小学生が字を書けるようになるなど、障害を持つ人たちが大きな成長を遂げる事例が報告されている。知的障害といっても、実は自分の思いを上手に表現できないだけで、健康な人と同じように周りの人の言うことを理解し、考えている。

 それは、犯人に「生きている価値がない」と言われた重度重複障害者も例外ではない。

 1歳10カ月の時に重度重複障害となった木多啓介さんが、18歳の時にスイッチワープロを使って綴った詩がある(中央写真ポスター)。

「つらいことはなかったといったらうそになるだろうが/ぼくのじんせいはきぼうとともにあった」

 啓介さんの母親である香さん(横浜市在住)はこう話す。

「息子は昨年5月に亡くなりましたが、障害があっても、大きな役割があって、毎日を過ごしてくれていたと感じます。

 私が一方的に愛を与えているように見えがちなのですが、その何倍も何十倍も、息子から愛を与えてもらっていたことに気づきました」

 肉体の機能に障害があっても、内面では豊かな精神活動を行っている。話せないからといって、言葉を持たないわけではない。障害者の支援者の中には「そう考えたほうが実感に近い」と言う人も少なくないという。

 

 

植松容疑者の狂気の理由

 この事件では、容疑者の言動や行動をどう捉えるかについても混乱がある。同施設によれば、容疑者は今年の2月ごろに突然「障害者は死んだほうがいい」と言い始めた。これは友人や知人から見ても、突然の変化だったという。このように、様子が急に変わる現象は、宗教的には「憑依」と呼ばれ、ある霊が地上の人間に取り憑いて常に影響を与えている可能性が高い。

 霊が取り憑けるのは、本人が同じ心の状態や考え方を持っているためだ。「障害者は生きるに値しない」という容疑者の過った「人間観」が、同類の悪しき霊を呼び寄せた要因である。

 このような思想に基づく凶行は、精神薬の投与だけでは止められない。容疑者が魂の真実を知る機会があったら、罪を犯すことは避けられたかもしれない。

 

事件の後に、一般社団法人ユー・アー・エンゼルが作成したポスター。
木多啓介さんが生前つづった言葉が紹介されている。

 

 

障害者は不幸なのか

『障害児をはぐくむ魔法の言葉 ユー・アー・エンゼル!』

『障害児をはぐくむ魔法の言葉 ユー・アー・エンゼル!』

諏訪裕子著

幸福の科学出版

「ユー・アー・エンゼル!」運動で出会った子どもたちと家族の感動ストーリー。

 あらゆる人は、生まれる前に人生の計画を立て、両親や家庭環境を自ら選び、人生の目的と使命を持って生まれてくる。その中で、あえて肉体に障害を持つという厳しい人生を選ぶ人もいる。「無駄な人」や「要らない人」などいないのだ。

 2013年4月に日本でも「新型出生前診断」が導入されたが、これまでに、胎児に障害がある可能性があるとされた妊婦の約96%が中絶を選択したという(注)。「障害者がいなくなればいい」とは言わないまでも、「障害者として生まれるのは不幸」「障害児を育てたくない」という見方をしてしまいがちであることをうかがわせる結果だ。

 ただ、障害者本人や、障害者の家族が不幸である、と決めつけるのはあまりに一方的だ。ダウン症の子供を育てた静岡県在住の小川桂子さんはこのように語る。

「最初は、娘のことを社会の役に立つこともなく、手ばかりかかる子と思っていました。けれども、障害があるからといって魂が劣っているわけではないと知って、自分が大切なものを見失いかけていたことに気づきました。

 娘はいつも家族に優しく、気遣いをしてくれました。神様が考える人間の価値は、頭の良さや能力、見かけだけで測れるものではないのですね」

 障害者は、この世の物質を超えた、人間の本質や愛とは何かを教えてくれる。現代人が目に見えないものの価値に目を開くことが、事件の再発を根本から防ぐだろう。

(注)NIPTコンソーシアムの発表より。 2013年4月から15年12月までの集計。

 

障害者殺傷事件の霊的真相に迫る

「違い」を超えて愛し合うために

 

幸福の科学グループ・大川隆法総裁が、今回の事件の霊的影響を探った。

その結果、単なる一過性の事件には留まらない真実が明らかになった。

(編集部 小川佳世子)

 

 

 今回の殺傷事件は、「重度障害者は安楽死させるべき」という主張に基づく確信犯だった。ここには何らかの悪魔的な働きかけがあると見抜いた大川総裁は、事件翌日の7月27日、容疑者に影響を与えた霊的存在を呼び出した。

 現れたのは、「障害者の血は穢れている」と主張し、差別感情をむき出しにする小悪魔。さらにその小悪魔を思想的に"指導"した存在を呼び出すと、ドイツの哲学者ニーチェの霊が現れた。

 ニーチェは、正義の基準を示す宗教や道徳を否定し、弱者の撲滅につながる思想を説き、ヒトラーに影響を与えたとされる。

 霊言収録後の報道でも、容疑者が「ヒトラー思想が降りてきた」と語っていたことが明らかになっている。

 

 

事件はナチス復興の予兆?

 霊言収録の終盤、大川総裁は「『重複障害者を抹殺しても構わない』というような思想が流行ってきて、これに"類似品"が続いてくるかもしれません。これで純血主義が出来上がってくると、ネオナチみたいなものが出てこられる道筋が、今、立とうとしているわけです」と警鐘を鳴らした。

 ヒトラー率いるナチスは、ドイツ民族の優れた遺伝子や血脈を残す「優生政策」を進め、障害者やユダヤ人を遺伝子的に劣っているとして大量虐殺した。

「ネオナチ」とは、このナチス的思考の復興運動を指す。具体的にはアメリカの黒人差別主義、ヨーロッパで頻発するイスラム教徒や移民を排斥するテロなど、自分の属する国家や民族を絶対視し、他民族を暴力的に排除しようという動きだ。

 日本では今のところ、外国人や他民族を狙った大規模なテロは起きていない。だが、「戦争反対」を掲げつつ暴力的行為を繰り返す基地反対運動や、在日外国人への差別意識をむき出しにしたデモ活動などは問題が多い。平和実現や愛国心などの動機による行為でも、特定の人々に敵意を向けることは正義に反する。

 大川総裁は、「ジャスティス(正義)」が立たないかぎり、保守系からも左翼系からも粛清や排除の思想を肯定する勢力が出てくる余地があると指摘した。

 

 

憎しみを越える宗教的真実

『愛と障害者と悪魔の働きについて』

『愛と障害者と悪魔の働きについて』

大川隆法著

幸福の科学出版

障害者施設殺傷事件を指導していた霊存在の正体が明らかに。その主張とは――。

 障害者殺傷事件も、ネオナチ的動きも、その根底にあるのは、自分や自分が属する社会集団の考えを絶対視する思想だ。お互いの"正しさ"を主張し合う中に争いが生まれ、そこに悪魔的な思想が入ってこないとも限らない。

 これを避けるには、人類を導いてきた存在の説く正義を学ぶことだ。

 幸福の科学は、すべての人は神仏の子であり、魂において平等であること、人間は何度も転生輪廻を繰り返し、違う国や時代に異なる立場で生まれ変わるという霊的真実を明らかにしている。これを知れば、国籍、人種、宗教、思想などの「違い」で憎しみ合うことは愚かだと分かるはずだ。

 世界で起きている悲惨な事件をなくすために、「お互いの違いからくる憎しみを越え、共に愛し合え」という神仏の願いに耳を傾けたい。


医師の日野原重明氏が105 歳で大往生 霊言で幸福な「生涯現役」を実現する方法を語る

2017年07月26日 06時21分36秒 | 日記

医師の日野原重明氏が105 歳で大往生 霊言で幸福な「生涯現役」を実現する方法を語る

医師の日野原重明氏が105 歳で大往生 霊言で幸福な「生涯現役」を実現する方法を語る

 

 

日本を代表する医師である日野原重明氏がこのほど、105歳でこの世を去った。

 

日野原氏は、アメリカへの留学などで学んだ新たな医療のあり方や医療者教育を取り入れ、日本の医療の進歩に大きく貢献した。

 

定期健康診断による早期発見、早期予防の医療を定着させ、終末期医療の普及、医学・看護教育に尽力。成人病と呼ばれていた病気を「生活習慣病」と呼び始め、定着させたのも日野原氏だ。200冊を超える著書があり、特に『生き方上手』は100万部を超えるベストセラーになった。

 

東京の聖路加国際病院での名誉院長、聖路加看護大(現聖路加国際大)学長、国際内科学会会長、日本ユニセフ協会大使などを歴任。さらに、5つの財団法人のトップを務めていた。東京都名誉都民、文化功労者を受賞。文化勲章などを授与された。

 

2000年には、全国の75歳以上の元気な人に呼び掛けて「新老人の会」を設立。高齢者が積極的に社会に参加、貢献する意義を説いた。日野原氏自身が100歳を超えても現役で活躍する姿は、高齢化社会を生きる手本となった。亡くなる数カ月前まで患者を診続け、まさに「生涯現役」を体現した人物といえる。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は日野原氏の死から4日後の22日、霊言を行った。日野原氏の霊は、死後2日ごろから大川総裁のもとに来ていたという。霊言では、生涯現役人生のテーマを中心に、高齢者の生きがいや健康、幸福、仕事論など多岐に渡って語られた。

 

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

 

 

開口一番に「思い半ばで早逝して残念だなぁ」

登場した日野原氏の霊は、現在の心境を聞かれ、「105歳じゃちょっと足りんかったような気もする」「まだ頭はしっかりしとるから、体がもうちょっともってくれれば、120歳ぐらいまでは行けるような気はしたんだがなぁ」と発言。

 

もう少し長く生きることができれば、世界的にも影響力を及ぼしたり、日本が世界のトップリーダーであると証明できたと、惜しい気持ちでいることを明かした。

 

 

「神様から与えられた命と思えばこそ……」

また、日本発のハイジャック事件である「よど号事件」に居合わせた経験についても語った。

 

日野原氏の霊は、誰もが長い人生の間に一度ぐらいは危機的な経験をするものとして、「人生は、いったん終わったと思ったところからが、また新しい始まりなんだ」「神様から与えられた命だと思えばこそ、(中略)感謝の気持ちを持って生きているからこそ、絶望の淵に臨んでも、それで終わらないで再起していく、そういう人生観を持ってもらいたい」と力強く語った。

 

 

霊言の「続編」にも期待!?

今回の霊言では、他にも、以下のようなテーマについて語られた。

  •  高齢者の幸福を左右する健康、経済、孤独などの問題への対処法
  •  一生楽しく働き続けるための仕事論について
  • 「ごきげんな人生」を送るための心構え
  •  好奇心を保ち続けるための秘訣
  •  何歳になっても人間として成長していく生き方とは
  •  病の中で心の幸福を得るための心構え
  •  現代医療の問題点、信仰と医学の両立について
  •  日野原氏自身が亡くなった後の体験について

 

また、日野原氏の霊は、「これが世に出たら、また続きを録ってください」と、続編の収録にも言及し、死後も人々の役に立ちたいという意欲を見せていた。日野原氏があの世に還った後も、ますますご活躍されることを心からお祈りしたい。

 

※大川隆法総裁による「日野原重明の霊言」の映像は7月25日(火)より開示され、全国・全世界の幸福の科学の支部・拠点・精舎・布教所で拝聴できます。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

お問い合わせは、以下の連絡先まで。

・幸福の科学サービスセンター

 Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス

 http://map.happy-science.jp/まで。

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『エイジレス成功法』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1547

 

幸福の科学出版 『生涯現役人生』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=837

 

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2015年8月25日付本欄 生涯現役で行こう シニアのボランティアに熱い視線

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劉暁波氏の他界第一声 霊言で語られた、死んでも消えぬ民主化への思い

2017年07月25日 07時09分36秒 | 日記

劉暁波氏の他界第一声 霊言で語られた、死んでも消えぬ民主化への思い

劉暁波氏の他界第一声 霊言で語られた、死んでも消えぬ民主化への思い

 
劉暁波氏の死を悼み、香港でも追悼式が行われた LO Kin-hei / Shutterstock.com

 

中国政府の体制を批判した罪で投獄され、服役中の2010年にノーベル平和賞を受賞した人権活動家の劉暁波氏が今月13日、肝臓がんのために亡くなった。61歳だった。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は劉氏の死から8日後の21日、劉氏の霊を呼び出し、謎に包まれたその死の真相や劉氏の思いを聞くべく、霊言を敢行した。

 

中国民主化運動の旗手 劉暁波の霊言

 

『中国民主化運動の旗手 劉暁波の霊言』

 

大川隆法著

幸福の科学出版

 

本記事では、劉氏が霊言で語った他界第一声の内容を一部、紹介する。全内容を収録した書籍『中国民主化運動の旗手 劉暁波の霊言―自由への革命、その火は消えず―』は、29日から全国の書店で発刊が始まる。

 

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

 

 

最期まで中国国内で闘い続けた民主化運動のリーダー

まず、劉氏が死に至った経緯を振り返りたい。

 

劉氏は、1989年の天安門事件を主導して投獄された後、当局に繰り返し拘束されながらも、海外に亡命せずに中国国内に留まり、中国共産党の独裁体制を鋭く批判してきた。

 

2008年には他の300人以上の同志とともに「08憲章」を発表し、中国の一党独裁の終結、三権分立、民主化推進、人権状況の改善などを求めた。

 

翌年に劉氏は国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決を受け、再び投獄された。

 

 

中国の劉氏への対応に憤る国際世論

今年5月末に末期の肝臓がんと診断され、6月末に仮釈放を認められて中国の病院へ移送された。本人は国外での治療を求め、アメリカとドイツの病院は受け入れることを申し出たが、中国政府はこれを認めず、劉氏は中国の病院で逝去した。

 

中国側の劉氏への対応をめぐっては、国際的に批判の声が高まっている。22日付産経新聞には、米議員たちの厳しい発言が次のように紹介されている。

 

「中国当局の獄中での劉氏に対する医療措置の欠落や、彼の最後の願いの外国での治療をも拒む残虐性は私たち全てを憤慨させ、中国政府による人間の自由への恥ずべき蹂躙に対する抗議を決意させる」(ナンシー・ペロシ民主党下院議員)

 

「劉氏は米国の建国理念と同様の国民の自治や自由を唱えたことで処罰された。中国当局はしかも劉氏夫人を弾圧し、劉氏の遺体の扱いにも介入した。トランプ政権はただちに中国政府の残酷な措置への責任追及を対中政策全体に反映させねばならない」(マルコ・ルビオ共和党上院議員)

 

 

劉氏の本心が聞ける貴重な霊言

中国当局に拘束され、外部との接触を厳しく制限されていた劉氏には、長年、自らの考えを世に訴える場が与えられなかった。中国国内では今も厳しい情報統制が敷かれているが、劉氏の死の真相を求める声は広がっている。

 

今回収録された霊言は、長い間獄中にいた上に、すでに亡くなっている劉氏の本心が語られたという点で、まさに「死人に口なし」の常識を覆す、非常に貴重な霊言といえる。

 

 

中国の国家主義的の誤りを指摘

劉氏の霊は冒頭で、次のように霊言に込める思いについて語った。

 

「(この霊言が)どこまで中国に伝わるかは知らないけども、やつらが葬式を拒み、骨さえ残したくなかった、散骨して消し去りたかった劉暁波が、死んで、霊言を言うっていうことは、キリストの復活にも相当することでもあるんでなあ。(中略


増える訪日観光客 「観光大国」日本を目指すために、できること

2017年07月25日 06時36分08秒 | 日記

増える訪日観光客 「観光大国」日本を目指すために、できること

 

《本記事のポイント》

  • 訪日観光客が年々増加している
  • 観光業は、海外の人に日本の良さを知ってもらうチャンス
  • 日本の観光業は、まだまだ発展の余地がある

 

観光庁は、2017年4~6月期の訪日外国人の旅行での消費額が1兆776億円となり、四半期では過去最高の消費額となったと報告した。

 

上半期の累計では、初めて2兆円を突破し、訪日外客数トップ5である中国、韓国、台湾、香港、米国の消費額が、全体の消費額の74%を占めた。

 

その中でも韓国や香港などの訪日外国人の消費額が、前年同期に比べ増加し、全体を押し上げた。

 

政府や企業、地方自治体が連携して日本観光のPRを行う「ビジット・ジャパン事業」が2003年に始まって以降、消費額だけでなく、訪日客数も増加し続けている。日本政府観光局が発表した6月の訪日客数は、前年同月比18.2パーセント増の234万6500人に上った。

 

 

訪日客に伝わる日本の素晴らしさ

観光業によって訪日客が増えることは、日本の価値観や素晴らしさを輸出するチャンスになる。

 

明治維新前、福沢諭吉らが咸臨丸に乗ってアメリカに行き、ショックを受けて帰ってきたように、普段、反日教育を受けている中国人にとっても、訪日が「ショック」を与え、日本人に対する価値観を変化させるきっかけになるのではないだろうか。

 

実際に、訪日した外国人留学生が、町にごみが落ちておらず清潔なことや、日本人の礼儀や時間を守る観念、他人の気持ちを思いやる心、つまり「おもてなし精神」に感動したという話は多い。日本の観光は、外国人がそういった日本の魅力を知り、日本に対する見方を変えるきっかけにもなる。

 

 

まだまだ観光業は発展できる

とはいえ、日本の外国人観光客数は、世界で16位、アジアで6位であり、第1位のフランスに比べれば、その数は6分の1に満たない(2015年度)。もう一段の工夫をすれば、まだまだ訪日する人の数を伸ばす余地はある。

 

例えば、その一つの方法は、インフラ整備である。

 

北海道大学特任教授の小磯修二氏は、本誌2016年11月号で、北海道新幹線の開通後、「新幹線に乗って観光してみたい」というニーズが生まれたと語っている。その上で、インフラの整った地方都市が、積極的に観光開発を行うことで、さらなる観光消費を期待できると指摘している。(参考URL: http://the-liberty.com/article.php?item_id=12246 )

 

また、現在はリニア新幹線の開発も進んでいる。リニアが日本全国を通るようになれば、新幹線よりも大幅に移動時間を短縮でき、交通機関の選択肢も増えるだろう。

 

もう一つの方法は、観光大国フランスのマーケティングを参考にすることだ。

 

フランスのホテルなどには、観光客の国別対応マニュアルが用意されている。「観光客に不親切」というフランスのイメージを覆そうと、観光協会が徹底的にリサーチし、つくったものだという。

 

その他にも、フランスのノルマンディー地方観光局などは、「日本人ツアー客は仲間と同じ広さ、デザインの部屋を好む」という観点から、ホテルの部屋を提供したり、「日本人は印象派絵画が好きな人が多い」ため、印象派フェスティバルの開催時期は、日本人の集客に力を入れている。

 

このように、国民性を研究し、それに合ったサービスを提供する工夫がなされている。

 

また、観光客が比較的少ない閑散期、フランスでは、食品や産業用機械、航空サービスなど、さまざまな業種の「見本市」を行い、世界各地からビジネス客を集めているという。ビジネスに訪れた客が家族と共に観光をしていくことで、結果的に、閑散期にも観光客の呼び込みにつながるというわけだ。

 

こうした努力や工夫次第で、日本が観光大国になる余地は、無限にあるのではないだろうか。(中)

 

【関連記事】

2017年4月3日付本欄 リニア新幹線の一日も早い開通を リニア体験乗車で感じたこと

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2014年7月24日付本欄 訪日外国人が26%増 「和の国」をPRし「侵略国」のイメージを消せ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8198

 

2014年7月5日付本欄  世界1位に輝いた京都で、「世界史上最高の文明」を味わう!?

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マスコミが報じない トランプ大統領がぶれない理由

2017年07月24日 06時24分07秒 | 日記

マスコミが報じない トランプ大統領がぶれない理由

マスコミが報じない トランプ大統領がぶれない理由

 

 

《本記事のポイント》

  •  批判を浴びるトランプ米大統領の政策は、実は本質を突いている
  •  トランプ氏は演説でたびたび「神」「信仰」について語っている
  • 「神の視点」を意識しているから、ぶれずに信念を貫ける

 

トランプ米大統領の言動は、常に物議を醸している。

 

7月中旬にドイツで開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20)では、不公正な貿易相手国への関税を引き上げることに加え、温暖化に関するパリ協定からの脱退を目指すという姿勢を崩さなかったため、他国から孤立した。

 

ただよく分析すると、トランプ氏の施策は本質を突いていることが分かる。

 

「私は神が創造した中で、最も偉大な雇用創出者になる」という宣言通り、トランプ氏が目指す貿易政策は、アメリカの国力を高め、さらには軍拡を続ける中国の経済を干し上げる効果がある。

 

パリ協定からの脱退も、温暖化と二酸化炭素の関係性に科学的根拠が乏しく、アメリカ国内の雇用を奪うだけだと見抜いているからこそ、できることだ。

 

またトランプ氏はプーチン露大統領と初会談し、シリア南東部での停戦に合意。ティラーソン米国務長官によると、両大統領の相性はとてもよかったという。

 

アメリカでは、米ソ対立の記憶からロシアを敵視する人が多いが、トランプ氏はプーチン氏を高く評価。シリア問題についても、これまで「困難な世界の課題に立ち向かう我々は、神の叡智を求めたい」と語りつつ、ロシアと協調した。

 

 

なぜ、ぶれないのか

いずれの問題でも、トランプ氏はメディアから批判されているが、ぶれずに信念を貫けるのはなぜだろうか。そのヒントを演説の中に見つけることができる。

 

独立記念日を控えた7月1日、ワシントンD.C.で行った演説ではこう語った。

 

「アメリカ人として、私たちは国を愛し、家族を愛し、自由を愛し、そして神を愛します」

 

「アメリカはいつも、『自由は創造主から与えられる』と確信してきました。私たちの自由は神から与えられているので、どんなこの世の権力も奪うことはできません」

 

また、G20の前日にポーランドで演説した際には、ナチス・ドイツやソ連による圧政にポーランドの人々が立ち向かえたのは、信仰のおかげだったと指摘。演説の最後に、「ポーランドの人々のように、家族のために、自由のために、国のために、そして神のために、みなで戦いましょう」と語りかけた。

 

 

ワシントンも、リンカンも

歴史を振り返ると、アメリカで最も尊敬されている大統領たちも、信仰心を持っていた。

 

建国の父であるジョージ・ワシントンは、神の意志を感じ取りながら、イギリス本国との独立戦争を戦い、初代大統領として国を治めた。就任演説では、「これまでの一歩一歩の(建国の)歩みの中に、神の摂理の働きを読み取ることができるように思われます」と語っている。

 

またリンカンも、国が分裂する危機を迎えていた南北戦争中に、絶えず神に祈り、導きを求めた。2度目の大統領就任演説では、「何人に対しても悪意を抱かず、すべての人に慈愛をもって、神がわれらに示し給う正義の上に堅く立ち、われらの着手した事業を完成させるために、努力しよう」と語った。

 

トランプ氏が貿易や外交などの政策において、「アメリカを再び繁栄させる」と信念を貫き、無神論国家の北朝鮮や中国に厳しく対処している理由は、やはり、彼に「信仰」というバックボーンがあり、「神の視点」を常に意識しているためではないだろうか。

(山本泉)

 

【関連記事】

2017年8月号 アメリカでも日本でも悪者扱い - 誤報だらけのトランプ報道 Part.1

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