安倍政権が「人権侵害」「政党潰し」を進めている 首相の新霊言で明らかになった危険性
2016.09.08(liverty web)
公開霊言抜粋レポート
安倍政権が「人権侵害」「政党潰し」を進めている
首相の新霊言で明らかになった危険性
公開霊言「安倍首相の守護霊霊言」
2016年9月5日収録
「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
参院選の選挙違反をめぐる問題で、幸福実現党の関係者を長期に勾留するなど、異常な対応が続いている。一部のマスコミも、安倍政権による国家権力を乱用した"政党潰し"と指摘するほどだ。
7月の参院選で選挙違反があったとして、9月5日、タレントのテレンス・リー氏と会社役員2人が、公職選挙法違反(被買収など)で東京地裁に起訴されたことが、このほど、新聞各紙で報じられた。
起訴に至るまでの一連の捜査のプロセスを調べると、異常に厳しいものであることが分かった。その背後に、安倍政権による「政治的圧力」を指摘するマスコミも出始めている。
問題になっているのは、選挙期間中の6月下旬、リー氏が幸福実現党の候補者の応援演説を行った謝礼として、会社役員から5万円を2回受け取った疑いなど。逮捕されたリー氏らは、違法であることを知らず、悪意もなかったという。
問題に詳しい複数の弁護士は、「この程度であれば、略式起訴で罰金で終わる事案」と指摘する。
ところが、捜査当局は8月上旬、5万円を理由に東京都内の幸福実現党本部に家宅捜索に入った。さらに同月中旬、2回目の5万円で3人を再逮捕。結局、起訴した。
行き過ぎた長期の勾留は「人権侵害」
「選挙違反」と聞くと、悪質な犯罪というイメージを抱く人もいるかもしれない。だが公選法は、選挙のプロでもうっかり間違えてしまうほど、細かい規制が網の目のように張り巡らされている。
例えば、走行中の選挙カーで連呼できるのは候補者の名前であって、政策を訴えてはいけないという規制や、メールによる投票依頼はアウトでも、LINEはセーフという具合だ。
起訴された3人は、捜査当局のさじ加減で誰でも捕まえられるような公選法によって40日以上の勾留が続いた。今回の起訴でも、保釈が認められない限り、さらに裁判が終わるまでの数カ月間、身体の自由が奪われることになる。
行き過ぎた長期の勾留は、裁判で刑罰が決められる前にすでに実質的な刑罰が始まっていることを意味しており、「人権侵害」につながる、という指摘もある。
また、刑事事件には、「一事件一勾留」という原則がある。一つの事件に対し、容疑者は20日程度、身柄を拘束される。しかし、今回の事案で、捜査当局は、3人を再逮捕することによって、勾留期限を40日間以上に引き延ばした。
ある弁護士は、こう指摘する。「再逮捕の容疑については、初期の捜査段階で分かっていたはず。わざわざ2回に分けて、勾留期限を延長して調べる必要はなかった。一回の勾留でまとめて調べるべきで、意図的に捜査を長引かせようという意図が見え隠れする」
起訴を受けて、幸福実現党は9月5日、「今回程度の事案で、40日以上の長期勾留や党本部の家宅捜索、公判請求にまで及んだことは、政党潰しの国策捜査だ。国家権力によって恣意的に犯罪者が作られる公選法の廃止を求める」とコメントを発表した。
マスコミも「国策捜査ではないか」と指摘
幸福実現党の懸念は、決して一方的な見方ではなさそうだ。日頃、宗教政党に厳しい目を向けるマスコミも、安倍政権の危うさを指摘する。
8月2日に行われた党本部への家宅捜索について、産経新聞は「同法違反での政党本部の捜索は異例」(8月3日付)と指摘。雑誌「週刊金曜日」も、「今回の家宅捜索で見おとせないのは、"官邸の圧力"と見る向きがあることだ」(8月19日号)と報じた。
8月16日の再逮捕後にも、日刊ゲンダイが、「幸福実現党潰しに執念燃やす安倍政権」(8月18日付)という見出しの記事を掲載。参院選の1人区で幸福実現党が候補者を出さなければ、自民党はあと4つ勝てた状況を紹介。その上で、「これ以上、勢力が拡大する前に、政府が早めに芽を摘んでおこうと考えたとしても不思議ではない」として、「これは"国策捜査"ではないか」と指摘した。
ちなみに、「国策捜査」とは、政府が、政治的な目的を達成するために警察や検察を動かして捜査させることを指す。
驚くべき本音を明かした安倍首相の守護霊霊言
実は、起訴が行われた9月5日、大川隆法・幸福の科学総裁による、安倍晋三首相の守護霊霊言が行われていた。
現れた安倍首相の守護霊は、2009年春に立党した幸福実現党が、どの政党にも先駆けて、「北朝鮮の脅威に対する国防強化」「消費増税に反対」「金融緩和」「インフラへの大規模投資」「ロシアとの協調」など、先進的な政策を打ち出してきたことに対して、「生意気だ」と不快感を露わにした。
そして、こう語った。
「幸福実現党なんて、手足にしかすぎない。やっぱり、幸福の科学本体を"縛り上げる"ところまでいかなきゃ。(中略)本業のお布施で集めた金をねえ、『安倍政権のお尻を針で突くために使い尽くしている』この構造は許せんなあ」
「政党潰し」にとどまらず、支持母体である幸福の科学への「宗教弾圧」をちらつかせた。 安倍首相の守護霊は、アベノミクスが不発で経済が停滞していることにいらだちを募らせていた。そうした中、幸福実現党を叩くことで、「今の不況に対する政権批判のガス抜きができる」と、スケープゴート(生け贄)にしていることを明かした。
衝撃的だったのは、過去3回行われた安倍首相の守護霊霊言では、信仰心があるように見えたにもかかわらず、現在は、神仏に対する不遜な発言を繰り返し、絶対権力を手に入れることだけを考えていたことだ(※文末に、過去の霊言シリーズを紹介)。
「神様にも仏様にも勝ったのよ、われわれは」「『とにかく神様は取っ払って、国民の多数で決める』ということで決まったわけよ。だから、国民の多数が"神様の代わり"なのよ。『神の声』なんだよ」「スターリンみたいな、強大な権力を持ってみたい」「"安倍幕府"を開く」「マスコミだって、潰そうと思えば潰せる状態にあるからね、いつでも」
権力という魔物に取り憑かれ、国民の自由を奪う
今回の霊言では、参院選の選挙違反をめぐる問題の奥に、安倍政権による政治的な意図が隠されていたことが明らかになった。
国家権力が公選法を恣意的に使って長期勾留を続け、身体の自由を奪うことは重大な「人権侵害」だ。また、新しい政党を潰そうとすることは「政治参加の自由の侵害」である。
マスコミに介入して言論統制するなど、権力という魔物に取り憑かれたように見える安倍政権。このままでは、将来的に、幸福実現党という特定の政治団体だけでなく、多くの国民の自由を奪い、「隷属」を強いるようになるだろう。
ヒトラーのナチス政権は、選挙という民主的な手段で誕生した。いま多くの国民の気づかないところで、日本における民主政が暴政へと転落しかけている。
なお、安倍首相の霊言では、他にも以下のような論点への言及があった。
- 宗教法人課税の強化について。
- 公明党に対する考え方。
- 「天皇陛下の象徴としての地位」に対する疑問。
- 「安倍幕府を開く」という言葉の真意。
- 世界の独裁者に学んでいること。
- ロシアのプーチンに対する「秘策」を探している?
- 「最高権力者として、歴史に名前を遺したい」という発言の意味。
【関連書籍】以下は、幸福の科学出版より
『自称"元首"の本心に迫る 安倍首相の守護霊霊言』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1733
『幸福実現党本部 家宅捜索の真相を探る』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1720
『菅官房長官の守護霊に訊く 幸福実現党"国策捜査"の真相』 幸福の科学広報局編
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1725
『安倍総理守護霊の弁明』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1345
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2016年8月26日付本欄 幸福実現党への異常な捜査 その奥にある「官邸の意思」
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