歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレ、「安心して使えない」の声で廃止 行き過ぎたLGBT保護策が「犯罪誘発」するという現実
2023.08.04(liverty web)
<picture></picture>
性別を問わず利用できる「オールジェンダートイレ」。歌舞伎町タワーでは「ジェンダーレストイレ」との名称だった。
《ニュース》
東京都新宿区の超高層複合施設に設置された、性別に関係なく利用できる「ジェンダーレストイレ」が改修され、男女別のトイレに変わりました。
《詳細》
4月にオープンした「東急歌舞伎町タワー」の2階に設置されていたトイレは、「男性用」2室と「女性用」2室、多目的トイレ1室と、「ジェンダーレストイレ」8室がコの字型に並ぶ設計で、手洗い場や順番待ちをする場所は共用でした。
このトイレは、多様性を認める街づくりの象徴として設置され、東急は国連の持続可能な開発目標(SGDs)が掲げる「誰ひとり取り残さない」の実現を目指したといいます。
ところが、個室扉の前まで誰でも入れるため、「男性に待ち伏せされたら怖い」「性犯罪につながりかねない」などの声がネット上で相次ぎ上がり、タワー側は警備員を巡回させるなどの対策を発表していました。しかし結局、女性専用エリアと男性専用エリア、多目的トイレに分割する工事が行われ、8月4日から男女別のトイレになりました。