光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

全国学力テストで読解力の低下傾向、SNSの使用時間は長いほど成績低く デジタル化進む中でも、長い文章を読むには「紙」だと生徒は実感している 2024.07.30

2024年07月31日 05時23分42秒 | 日記

全国学力テストで読解力の低下傾向、SNSの使用時間は長いほど成績低く デジタル化進む中でも、長い文章を読むには「紙」だと生徒は実感している

<picture>全国学力テストで読解力の低下傾向、SNSの使用時間は長いほど成績低く デジタル化進む中でも、長い文章を読むには「紙」だと生徒は実感している</picture>

 

《ニュース》

小中学生を対象とした全国学力調査の結果で、SNSの利用時間が長いほど学力が低下している傾向が出たことが分かりました。

 

《詳細》

7月29日に公表された2024年度の全国学力調査の結果では、小学校6年生と中学3年生のSNSや動画視聴の時間が22年度と比較して長くなり、さらに、利用時間が長いと平均正答率が低くなる傾向が出ていることが分かりました。

 

SNSや動画視聴の時間が「30分未満」の児童・生徒の正答率が63.9%だった一方、「4時間以上」では51.6%と、かなりの差が開きました。特に中3数学では、「30分未満」で61.8%だった一方で、「4時間以上」は43.3%と、18ポイント以上の差が開いています。

 

また、中学国語の平均正答率は過去最低となり、特に「読む」力を見る問題や、説明文を要約して記述する問題の正答率が低くなりました。

 

SNSや動画視聴の影響について現場の教師や教育の専門家からは、「文章を読み解く忍耐力のようなものが年々下がっている」「最近の大学生は、文脈を読む力が弱まっているように感じる。SNSでの短文のやり取りや動画の視聴が影響しているのでは」などの指摘が上がっています(30日付読売新聞)。


辛亥革命の中心となった孫文は神への信仰を持っていた 現代の日本人が中国の人々に伝えるべきものとは何か 2024.07.29

2024年07月30日 05時28分37秒 | 日記

辛亥革命の中心となった孫文は神への信仰を持っていた 現代の日本人が中国の人々に伝えるべきものとは何か

<picture>辛亥革命の中心となった孫文は神への信仰を持っていた 現代の日本人が中国の人々に伝えるべきものとは何か</picture>

 

中国は、すでに不動産バブルが崩壊していると指摘されており、思想や経済などさまざまな統制を嫌って海外に脱出する人が増えている。

 

2024年8月号の本誌記事「中国革命前夜──第二の『孫文』が現れる日」では、富裕層や知識人の海外に流出が加速し、日本の東京の書店などにも多くの知識人が集まっている現状を伝えた。

 

本欄では、日本の財界人に支援され、辛亥革命を起こした孫文(1866~1925年)が目指した革命の理想、そして、今後、日本がどのような思想を中国の人々に伝えていかなければならないのか、という点について考えてみたい。

 

 

革命を志した孫文たちは、日本で多くのことを学んだ

革命を志した孫文は、1895年の広州起義(武装蜂起)、1900年の恵州起義に失敗した後、日本に逃れ、近代国家の仕組みを学び、自由民権運動の有力者と交流する。

 

1905年に中国同盟会を結成した時、「はじめて、革命の大業が自分の生涯のうちに成就するであろうことを信じるに至った」と述べている(舛添要一『孫文』)。

 

革命後の中華民国において、最初に制定された国家基本法である『臨時約法』を作った宋教仁(そう・きょうじん)は、革命前に、孫文同様、日本に渡り、早稲田大学の予科で法律を学んだ。孫文の後を継いだ蒋介石も、革命成就前に日本に留学し、東京につくられた中国(清)からの留学生向けの軍学校「振武学校」などで軍事を学んでいる。

 

日本で結成された中国同盟会の初代メンバー963人のうち860人が、留学生や在日中国人であった。そして、1911年4月に広州で起きた、清朝に対する武装蜂起「黄花崗起義(こうかこうきぎ)」では、犠牲になった「七十二烈士」のうち、7人が日本に留学していた。同年の武昌蜂起に呼応した昆明重九起義(こんめいちょうきゅうきぎ)では、40人の犠牲者のうち、31人に日本留学の経験があった。

 

彼らの多くは、当時、日本で翻訳された啓蒙思想に触れ、近代国家のあり方を学んだ。そして、自由と民主主義の意味を知ったからこそ、彼らは革命に命を懸けた。日本は、近代化・民主化を願う中国人にとっては、未来が垣間見える文明の実験地であったとも言える。彼らが起こした辛亥革命は、明治維新を手本にしていたのである。

 

 

明治維新は「中途半端な革命」であった

しかし、本誌2024年5月号の特集「明治維新のやり直し」で詳述したように、明治維新はある程度の近代化には成功したものの、「精神的主柱」を立てることには失敗した。

 

富国強兵に成功し、自由民権運動から議会開設、大正デモクラシーに至るまでの歴史を通して、普通選挙も実現した。

 

だが、明治政府は、廃仏毀釈を行い、仏教伝来以前の古神道に回帰し、天皇を中心とする「国家神道」を強化してゆく。ただ、日本神道には造物主信仰がなく、土着の民族神信仰でしかない。そのため、人間の尊厳が神の被造物であることに由来する、という根本の真理に基づいた近代国家を建設できなかった。

 

つまり、近代国家の基盤となる「宗教理念」が存在せず、そのために「中途半端な革命」になってしまったのである。

 

また、日本神道には「教え」がなく、天皇中心の国づくりを進めたため、釈尊が説いた「慈悲」やキリストが説いた「愛」のような、人類普遍の教えに根差した「国家理念」も成立しなかった。


映画「化け猫あんずちゃん」 化け猫に導かれ、亡き母と逢うべく女の子が地獄を探訪【高間智生氏寄稿】 2024.07.28

2024年07月29日 05時24分56秒 | 日記

映画「化け猫あんずちゃん」 化け猫に導かれ、亡き母と逢うべく女の子が地獄を探訪【高間智生氏寄稿】

<picture>映画「化け猫あんずちゃん」 化け猫に導かれ、亡き母と逢うべく女の子が地獄を探訪【高間智生氏寄稿】</picture>

 

《本記事のポイント》

  • 地獄は存在し、獄卒の鬼も閻魔大王も実在する
  • "霊界へのアンテナ"の役割があるお墓の大切さ
  • この苦しみに満ちた世界を生き抜くことの意味

 

 

死んだお母さんと逢うため、小学5年生のかりんは化け猫のあんずちゃんに導かれて地獄界へと旅立つ。地獄の存在や閻魔大王、獄卒の鬼などが出てくるので、この夏休み、供養やあの世、特に地獄の世界について、子供たちに親しんでもらうにはピッタリの映画だ。

 

お寺育ちの"化け猫"で、ちょっとずぼらなあんずちゃんを、森山未来がひょうひょうと演じている。また、幼い頃から大人の厳しい世界の現実と直面してきたせいか、少し裏表がある"猫被り"な性格の少女かりんを五藤希愛が体当たりで熱演する。

 

 

地獄は存在し、閻魔大王も鬼も実在する

地獄世界の探訪というと、最近では宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が記憶に新しいが、この映画では、仏教で説かれている古典的な地獄が下敷きとなっており、"ゆる系"ではあるものの、閻魔大王や獄卒の鬼がしっかりと登場する。

 

こうした地獄を描いた代表的な仏典としては、平安時代の僧侶、恵心僧都源信が著した「往生要集」が思い出される。同書には、畜生道や阿鼻叫喚地獄、黒縄地獄など様々な地獄の様相がリアルに描かれ、日本人の地獄観を決定づけた。

 

今回はそこまでリアルではないものの、鉄棒を持った鬼たちが、地獄に落ちた罪人などを責め苛んで罪を反省させる様子が、それとなく描かれている。また、鬼たちを統括している閻魔大王も登場し、裁判官よろしく地獄での処罰を決めている姿が描かれていて、お盆の季節に観るのにぴったりの映画だ。

 

今、閻魔大王や地獄の獄卒としての鬼が、あの世に本当にいると信じている人は恐らく数少ないだろうが、霊界の真実としては確実に存在する。

 

大川隆法総裁の『妖怪にならないための言葉』には、地獄の獄卒を務める鬼について、「仏を外護するための地獄の執行官(パニッシャー)」であり、「検察官や警察官、悔い改めを現実化するための執行官であって、修行中の菩薩や諸天善神も多い」とされている。

 

また閻魔大王についても「生前の善悪を裁く閻魔大王も、姿を変えた如来や菩薩であって、『正義』と『公平』を追究している」とある。

 

地獄も鬼も閻魔大王も実在し、死後の世界で我々が出会うことになるかもしれない存在なのだ。だから、子供の頃にしっかりと地獄があると教えられることは大切だ。たとえ犯した悪が人に知られなくても、死後には確実に地獄で鬼に反省を迫られると信じていれば、自ずから躊躇することにもなるだろう。

 

 

"霊界へのアンテナ"の役割があるお墓の大切さ

また、この映画では、地獄に旅立つための入り口として、お寺やお墓が重要な役割を果たしている。

 

借金取りに追われている父親に、その実家である伊豆のお寺に預けられることになった少女かりんは、3年前に亡くなった母親の命日にお墓参りをするべく、寺に飼われている化け猫あんずちゃんと一緒に東京に出てきて、母親が葬られているお寺へと向かう。そして、お寺のトイレが実は霊界への入り口になっているという設定だ。

 

大川隆法総裁によると、お墓とは"霊界へのアンテナ"の役割があるという。「死者を葬っているお墓は、原始的な形の小さい『石の建造物』ではあっても、"霊界へのアンテナ"になっていると言われています。お墓に花や線香を供えてお祈りをするときには、『天国か地獄か』は別として、その祈りが亡くなった親族のところに届くようにつくられたもの」(『青銅の法』より)なのだという。また「地上における神社・仏閣や教会、その他の宗教建築等も、『この世を去った実在世界にいる神への通信手段としての特殊空間』である」(同書より)とされている。

 

最近では、樹木葬や0葬など、お墓や葬式を軽視する風潮もあるが、小学校5年生の女の子が母親に供養の心を手向けたい一心で墓参りに行く姿を描いたこの映画はとても好感が持てる。

 

また化け猫のあんずちゃんも、お寺で飼われているということで、大変ずぼらなところもある反面、何か人助けをしなければならないという使命感を持った存在として描かれている。

 

今現在の自分の快楽のことしか考えないのが当たり前の世の中で、お寺でのお墓参りや仏壇に手を合わせることの大切さがしっかりと描かれているこの映画は、観ていて不思議と心安らぐものとなっている。

 

 

苦しみに満ちた世界を生き抜くことの意味

霊界で母親と対面し、地獄から連れ出して、地上に戻ってきたかりんたちだが、追いかけてきた閻魔大王の説得によって、母親は地獄に戻ることになる。

 

どうしても母親と別れたくないかりんは、「自分も死んで母親と一緒に地獄に行く」と言ってきかない。そこで母親がかりんを説得し、たとえ苦しくても、この世で生き抜くことの大切さを語るシーンはとても感動的だ。

 

物心つく頃から、数々の厳しい現実と向き合ってきた子供に対して、この苦しみに満ちた世界の中で、「なぜ生き続けていかなければならないのか」を説得するのは、実際のところとても難しいことだ。

 

このことについて大川隆法総裁は、「人生は一冊の問題集である」として、試練と向き合うことの意味を次のように説いている。

 

『<さまざまな苦難・困難、試練のなかをくぐりながら、自分の魂を鍛え、心を鍛えて、立派な人格をつくる>という目標を持って生まれてきて、現実に努力しているのだ』ということは忘れないでいただきたいのです。一点の非の打ち所もない完全な理想家庭に育つことが、自分の幸福になるかといえば、そうではありません。まず、子ども時代に、いろいろな問題が起きますが、その問題のなかに、自分自身を発見する種、自分探しをする種があるのです」(法話「子どもたちの試練と自立について」より)

 

また映画では、地上で生きているかりんの父親が、借金を重ねた挙句、悶え苦しんでいると、その姿が地獄に現れるところが描かれていた。これは、地獄とは死後の世界にあるだけなく、生きている自分の心の中に既にあり、日々、その心の中の思いや行いを点検することが大切であるという霊的な真実を反映していると言えるだろう。

 

一日一生ともいわれるが、今日一日の心構えで、毎日の反省を欠かさず、悔いのない人生を生ききる決意を持つことが、すなわち地獄から抜け出す道なのである。

 

映画のラストでは、化け猫のあんずちゃんが、暮らしていた伊豆のお寺に戻り、お寺の境内に鎮座する大仏の前を掃除している姿が描かれていた。

 

あたかも人間界のすべての事象を温かく見守るように、静かにたたずんでいる大仏の微笑がとても印象的なシーンだ。

 

結局、霊界もこの世も、すべては大いなる御仏の統治する世界であり、その大御心の中で私たちは"生かされている"のだ。このことを垣間見せてくれる本映画は、夏休みに親子で見るのにピッタリのスピリチュアルな映画だと言えるだろう。

 

『化け猫あんずちゃん』

【公開日】
全国公開中
【スタッフ】
監督:久野遥子 山下敦弘
【キャスト】
出演:森山未來 五藤希愛ほか
【配給等】
配給:TOHO NEXT
【その他】
2024年 | 94分 | 日本・フランス合作

公式サイト https://ghostcat-anzu.jp/

 

 

【関連書籍】

 

妖怪にならないための言葉

『妖怪にならないための言葉』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

青銅の法

『青銅の法』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

【高間智生氏寄稿】映画レビュー

過去記事一覧はこちら


「ディープステート」論の正しい見方 「ザ・リバティ」9月号(7月30日発売)

2024年07月28日 05時07分41秒 | 日記

「ディープステート」論の正しい見方 「ザ・リバティ」9月号(7月30日発売)

<picture>「ディープステート」論の正しい見方 「ザ・リバティ」9月号(8月30日発売)</picture>

 

前回の米大統領選を控えた2020年以降、「ディープステート」が日本のSNS上で広がり、特にユーチューブを頻繁に視聴するシニア層の心を鷲掴みにしている。

 

ディープステート(影の政府)が世界を操作している。日本はディープステートの支配から脱却しないといけない──という物語が拡散し、離れて暮らす親がいつの間にかその世界観に執着し、意思疎通がとりづらくなったという人まで出てきている。

 

人々の心に刺さるディープステートという言葉を広めたのは誰なのか……。

 

何を隠そう、トランプ前大統領自身である。トランプ氏は「ディープステートを解体し、腐敗したワシントンに民主主義を取り戻す」と繰り返し訴えており、共和党もディープステートをメジャーな政治問題として真正面から議論している。

 

トランプ氏の影響を受ける日本の保守派の中には、「ディープステート」論をさらに派生させ、「グローバリズム」や「軍産複合体」、「ネオコン」なる言葉にも再注目し、「実は世界はそうした勢力に支配されている」という言説を広げている人たちもいる。

 

一方で、それらの言葉の定義が曖昧であることを突いて、独自の解釈を加えて再生数を稼ぐユーチューバーも増えるなど、日本の言論空間がやや混乱状態にある。

 

トランプ氏を含む米保守派は一体何と戦い、どのように解決しようとしているのか。そして日本は、ディープステートやグローバリズムなどをどう考えるべきか。

 

 

【特集】「ディープステート」論の正しい見方

21576_01

 

ディープステートはトランプに反旗を翻す国家官僚

  • 顔が見えない官僚の悪事
  • 万単位の官僚を入れ替える

 

【インタビュー】トランプ再選でも100件超の訴訟を計画 ディープステートに堕ちたCIAとFBI
──米安全保障政策センター戦略担当上級アナリスト J. マイケル・ウォーラー

  • ルーツは共産主義
  • 文化戦争でアメリカを堕落させる
  • オバマのチェンジは共産化だった
  • バイデンは国を統治していない
  • トランプ再選ならクーデターも議論
  • トランプは「小さな政府」でディープステートを解体する

 

「グローバリズム」の正しい見方

  • グローバリズムは経済用語である
  • 気候変動は姿を変えた共産主義
  • ワクチン政策は全体主義だった
  • 巨大IT企業もグローバリズム?
  • トランプは新しい独裁者と対決

 

反「グローバリズム」の正しい見方 「先祖返り」では未来は開けない

  • 反グローバリズムは過去に戻れ運動
  • 古い宗教などでは現代世界の諸問題は解決できない

 

軍産複合体とネオコンがバイデンを操っているのか??

  • 軍産複合体とネオコンは悪か
  • バイデン氏は凡人であるため世界を分断
  • アメリカの軍事行動は二面性がある
  • 多極化は闘争と破壊の世界

 

「世界を操作する者」の正体とは何か

  • 操っているのは宇宙人だった!?
  • バイデン氏を操り世界に影響
  • 正体はカンダハールか
  • 地球人の戦いだけでは終わらない
  • 悪質宇宙人から地球を護るには

 

 

【特集】月面基地、UFO開発、小説『三体』の暗示──習近平、恐怖の宇宙戦略

21576_02

 

中国は6月、「月の裏側」に無人探査機を着陸させ、土壌サンプルの回収を世界で初めて成功させた。「宇宙強国」を目指し、目を見張る速度で宇宙開発を急ぐ中国・習近平政権。その奥深くにちらつく"闇の野望"に迫る。

 

「月の裏側」で宇宙人基地に迫る中国

  • 月裏側の基地で宇宙人と密約
  • 裏側に存在する巨大宇宙船や構造物
  • 中国探査地点は宇宙人基地に迫る

 

米国防総省も危惧する中国製UFOの影

  • 米国でも囁かれる中国のUFO開発
  • UFO技術供与に熱を入れる悪質宇宙人

 

大ヒットSF小説『三体』が暗示する悪質宇宙人の戦略

  • 全くのフィクションではない!?
  • 「三体」が広げる暗黒の宇宙観

 

地球をめぐる光と闇の戦い 「知る」ことが抑止力になる

 

 

本誌では他にも、以下のような記事を掲載している。

 

「格差是正」はなぜ正義ではないのか──「良い格差」は世界を繁栄させる

  • 格差是正は真の同胞愛なのか?──トランプ前大統領の経済顧問 アーサー・B. ラッファー博士
  • 日本は「働いたら負け」社会になった──教育評論家 森口朗

 

【地域シリーズ 大阪】維新人気の正体は「ご利益信仰」か?

 

型式認証試験「不正」の本質とは? 国土交通省は日本の自動車メーカーを守れ

  • 一番の問題は制度を変える仕組みがないこと──自動車経済評論家 池田直渡

 

【ニッポンの新常識・軍事学入門】西側はロシアの消耗戦をナメた(前編)

 

人は死んでも「生きている」──3つの体験談から考える供養の大切さ

 

【新・過去世物語】源信はスウェーデンボルグに生まれ変わった──転生を通じて伝えた「地獄の真実」

 

【宇宙人最深ファイル】UFOは精神エネルギーで動いている

 

【大川隆法・未来への羅針盤】社会人の学び直しは入門的な読書から


厚労省は新型コロナワクチンで618名の死亡認定をしておきながら「中国とワクチン開発協力」とは狂っている

2024年07月28日 04時58分21秒 | 日記

厚労省は新型コロナワクチンで618名の死亡認定をしておきながら「中国とワクチン開発協力」とは狂っている(カナタニ)

厚労相「中国とワクチン開発協力」発表 中国のワクチンには何が入っているか分からない怖さがある

<picture>厚労相「中国とワクチン開発協力」発表 中国のワクチンには何が入っているか分からない怖さがある</picture>

 

《ニュース》

武見敬三厚生労働相はこのほど、新型コロナウィルス感染拡大の経緯を踏まえ、中国とワクチンや薬の開発に関する協力を進めていく考えを示しました。

 

《詳細》

武見厚労相は19日、訪中先の北京で中国の保健衛生当局トップの雷海潮(らい・かいちょう)・国家衛生健康委員会主任と会談した後、記者団に対し、「1つの国だけでワクチンや薬を緊急時に短期的に開発することは難しい時代になってきた」と述べ、中国と開発協力を進める方針について語りました。

 

中国は新型コロナウィルスが感染拡大して以降、ワクチンを独自に開発し、巨大経済圏構想「一帯一路」への参加国などの途上国を中心に提供してきました。しかしその有効性には疑問が持たれてきました。

 

例えば2020年には、中国政府と関係するハッカーが米製薬大手などにサイバー攻撃を仕掛け、ワクチンに関する研究データを盗もうとしていたことが発覚。21年4月には、北京にある中国疫病予防管理センターの高福所長が中国製ワクチンの有効性の低さを公然と認めています。

 

こうしたことから、今回発表された日中のワクチン開発協力によって、中国に日本の技術が盗まれるのではないかと批判の声が上がっています。


「暑すぎて働けない」のは先進国のCO2排出のせい? 「環境問題」「労働問題」の形をとった「共産主義」運動に要注意 2024.07.26

2024年07月27日 05時33分44秒 | 日記

「暑すぎて働けない」のは先進国のCO2排出のせい? 「環境問題」「労働問題」の形をとった「共産主義」運動に要注意

<picture>「暑すぎて働けない」のは先進国のCO2排出のせい? 「環境問題」「労働問題」の形をとった「共産主義」運動に要注意</picture>

 

《ニュース》

国連のグレテス事務総長が「地球はより暑く、だれにとっても危険な場所になっている」と警告し、化石燃料からの脱却を求めました。7月21日に、地球の平均気温が観測開始以来、過去最高となったことを受けたものです。

 

《詳細》

25日の会見でグレテス氏は、世界の平均気温が13カ月連続で1940年の観測開始から史上最高を更新していることを挙げて、「沸騰に近づいている」と警告。2000~19年に、世界で毎年50万人近くが暑さによって死亡したという研究結果を挙げて、早急な対策が必要だとしました。

 

25日には国際労働機関(ILO)が、酷暑が労働に及ぼす影響についての新たな報告書を発表しました。最も頻繁に極度の暑さにさらされる労働者はアフリカで92.9%、アラブ諸国で83.6%、アジア太平洋地域で74.7%に上り、世界全体では就労人口の71%である約24億人が酷暑の中で働いている、としています。

 

グレテス氏はこの推計に触れ、酷暑の原因を「人間が引き起こし、化石燃料が加速させた気候変動だ」と強調。主要20カ国(G20)に対して再生エネルギーへの転換を求めているほか、異常気象の被害を受けやすい発展途上国への支援を求めています。

 

なお、グレテス氏は6月にも、5月末までの1年間の世界平均気温が観測開始以来で最高となったことについて、化石燃料による汚染が原因だとして、全ての国の化石燃料製品の広告を禁止するよう初めて明確に求め、「気候地獄へ向かう道から抜け出す出口が必要だ」と訴えています。


日中友好の象徴だった日鉄の合弁事業が解消 トランプ再選で脱中国が加速する可能性大 2024.07.26

2024年07月27日 05時32分25秒 | 日記

日中友好の象徴だった日鉄の合弁事業が解消 トランプ再選で脱中国が加速する可能性大

<picture>日中友好の象徴だった日鉄の合弁事業が解消 トランプ再選で脱中国が加速する可能性大</picture>

 
画像:yu_photo / Shutterstock.com

《ニュース》

日本製鉄が中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄との合弁事業を解消するとこのほど発表し、日本企業による「脱中国」が加速するかが注目されています。

 

《詳細》

日鉄は、1972年の日中国交正常化後の経済協力の目玉として、宝山鋼鉄に技術協力するなど、中国の鉄鋼業の発展に尽力してきました。作家・山崎豊子の小説『大地の子』は、この建設事業がモデルにもなっています。

 

日鉄と宝山の関係は、「トウ小平氏は78年に来日した際、新日鉄(当時)を『先生』と評するだけでなく、自国をあえて『生徒』と表現した」ほどで(25日付日本経済新聞)、長らく密月関係でした。

 

しかし、2004年に両社が合弁事業を立ち上げた関係性は、競争の激化によって次第に微妙なものとなり(21年には日鉄が宝山を特許侵害で提訴)、中国の鉄鋼メーカーが世界市場を席捲。そして鉄鋼業全体が米中の貿易戦争の前線にもなる今、日鉄は半世紀に及ぶ中国との歴史にピリオドを打ち、「脱中国」を決断した形です。

 

日鉄は今回、合弁解消の記者会見をすることなく、ホームページ上に「中国における自動車鋼板合弁事業の解消について」と題した短いリリースを発するのにとどまりました。日中友好のシンボルと評されてきた過去と引き合わせると、日鉄と宝山の関係はそれほど冷め切っていたことを示していると指摘されています。


イーロン・マスク氏、息子が性転換した経緯を振り返り「信じられないほど邪悪」と語る 「子供が自殺してもいいのか」の脅しで安易な性転換治療が続く 2024.07.25

2024年07月26日 05時36分22秒 | 日記

イーロン・マスク氏、息子が性転換した経緯を振り返り「信じられないほど邪悪」と語る 「子供が自殺してもいいのか」の脅しで安易な性転換治療が続く

<picture>イーロン・マスク氏、息子が性転換した経緯を振り返り「信じられないほど邪悪」と語る 「子供が自殺してもいいのか」の脅しで安易な性転換治療が続く</picture>

 
画像はデイリー・ワイヤーのXよりキャプチャー。

《ニュース》

電気自動車企業「テスラ」と宇宙企業「スペースX」の最高経営責任者を務めるイーロン・マスク氏が23日、カナダ人心理学者のジョーダン・B・ピーターソン博士と対談し、息子の一人が性転換する上で「騙された」と語り、その子は「ウォーク・マインド・ウイルス(社会問題に意識の高いウイルス)」によって「殺された」と語りました。

 

この対談は米ニュースサイト「デイリー・ワイヤー+」とSNSのXでライブ配信されました。

 

《詳細》

対談のあるコーナーで、マスク氏とピーターソン氏は、医師が性転換手術で子供たちを標的にしていることについて話し合いました。

 

マスク氏は、左派が「性別適合手術」と呼ぶこの手術を「ひどい婉曲表現」だと指摘。「これはまさに子供の身体切除と不妊手術だ。同意年齢をはるかに下回る子供たちを連れていく」「実際にアイデンティティの危機に陥っている子供たちを大人が操作して、自分は間違った性別だと信じ込ませることは十分あり得る」と述べました。

 

対談の中でマスク氏は、性転換して女性になった20歳の息子ザビエルさんのことを打ち明けました。2022年、息子が思春期抑制剤を投与される際に、医療関係者から書類にサインするよう言われたといい、「本質的に騙されたのだ。これは、私が何が起きているのかを理解する前のことで、当時コロナが流行っていたため、大きな混乱があった。そして(署名しないと)ザビエルが自殺するかもしれないと聞かされた」と述べました。

 

ピーターソン氏は、性転換できなければ子供が自殺するというのは、最初から嘘だったとしています。「信頼できる臨床医は誰もそれを信じていなかった。それを裏付ける証拠はなく、自殺率が高いとしても、その理由は根底にある鬱や不安であり、性別違和のせいではない。すべての臨床医はそれを知っているが、彼らは臆病すぎて、それを公言できない」。

 

またマスク氏は、思春期抑制剤が実は不妊治療薬だということについて説明を受けなかったといい、「信じられないほど邪悪な行為であり、これ(子供に性転換を促すこと)を推進してきた人々は刑務所に行くべきだという意見に、私も同意する」と断言しました。

 

マスク氏の息子ザビエルさんは、2022年にカリフォルニア州の裁判所で名前と性別を変更してヴィヴィアン・ジェナ・ウィルソンさんとなり、今は父親との関係を一切望んでいない状況です。

 

「要するに私は息子を失ったのだ。彼らがそれ(名前を変更したトランスジェンダーなどの人たちに対して、変更前の名前を本人の同意なく使うこと)を『デッドネーミング』と呼ぶのには理由がある。彼らがそれを『デッドネーミング』と呼ぶ理由は、私の息子、ザビエルも死んでいるからだ。ウォーク・マインド・ウイルスによって殺されたのだ。だから私はその後、ウォーク・マインド・ウイルスを撲滅することを誓った」(マスク氏)

 

カリフォルニア州が7月中旬、子供の性自認について、教師が本人の許可なしに保護者に通知することを禁止する法律を成立させたことを受け、マスク氏は「この法律と、家族と企業を攻撃する以前の多くの法律」のために、スペースXとXの本社を同州からテキサス州に移転すると表明しました。


トランプ暗殺未遂事件を受け、シークレットサービス長官が辞任発表 杜撰な警備態勢や不適切な多様性政策など問題が噴出 2024.07.24

2024年07月25日 05時25分12秒 | 日記

トランプ暗殺未遂事件を受け、シークレットサービス長官が辞任発表 杜撰な警備態勢や不適切な多様性政策など問題が噴出

<picture>トランプ暗殺未遂事件を受け、シークレットサービス長官が辞任発表 杜撰な警備態勢や不適切な多様性政策など問題が噴出</picture>

 
画像:Juli Hansen / Shutterstock.com

《ニュース》

アメリカのトランプ前大統領の暗殺未遂事件を阻止できなかったとして、責任追及されていたシークレットサービス(大統領警護隊)のキンバリー・チートル長官が23日、辞任しました。

 

《詳細》

シークレットサービスは、アメリカの要人警護を行う政府機関であり、現職の大統領やその家族、海外の大統領経験者の警護も担当します。

 

トランプ氏の暗殺未遂事件をめぐっては、捜査が進むにつれ、「会場との距離がわずか130メートル程度離れた建物の屋根上から犯人が発砲した」「事件前に地元警察が、会場で不審者を発見していた」「発砲直前、屋根上にいる犯人を何人もの観客が目撃していた」といった当時の状況が明らかになり、銃撃を阻止できなかったシークレットサービスの警備態勢に批判の声が上がっていました。

 

その責任を追及されていたシークレットサービス長官のチートル氏は22日、下院監視・説明責任委員会が開催する公聴会に出席。「シークレットサービスにとって、ここ数十年で最も重大な作戦上の失敗」「全ての責任は私にある」と認めました。

 

一方、民主党・共和党の議員から質問が集中しましたが、チートル氏は「シークレットサービスによる暗殺未遂事件の内部調査は60日以内に終わる」と述べ、明確な回答を避けました。この対応には両党の議員から多くの批判を浴び、辞任を求める声が相次ぎました。

 

チートル氏は22日時点では、「私は現時点でシークレットサービスを率いる最適な人物だと思っている」と辞任を否定していましたが、翌23日に一転し、米政府が辞任を発表しました。チートル氏はシークレットサービスの職員宛ての電子メールで、「警護上の過失をめぐる全責任は私にある。最近の出来事に鑑み、難しい決断をした」と説明したとのことです。

 

暗殺未遂事件をめぐっては、さまざまな憶測が飛び交っていますが、警備を担当したシークレットサービスにかなりの問題があったことは事実です。


暗記力は事業の資本金にあたる──大川総裁が説く記憶術の3ポイント【大川総裁の勉強術・番外編】 2024.07.24

2024年07月25日 05時24分03秒 | 日記

暗記力は事業の資本金にあたる──大川総裁が説く記憶術の3ポイント【大川総裁の勉強術・番外編】

<picture>暗記力は事業の資本金にあたる──大川総裁が説く記憶術の3ポイント【大川総裁の勉強術・番外編】</picture>

 
空海も「虚空蔵求聞持法」で記憶力を鍛えた。

本誌7月号記事「10年後のあなたをつくる 大川総裁の勉強術」では、大川隆法・幸福の科学総裁がさまざまな著作・法話で説いてきた、王道かつ智慧に満ちた勉強法を紹介した。本欄では、そこでは盛り込み切れなかったポイントに光を当てる。自分の勉強スタイルをつくっていく、新しい視点が得られれば幸いだ。

 

今回は、「記憶力の大切さ」について。

 

 

空海も修行の"資本"として記憶力を磨いた

知識詰込み型の勉強を忌避する傾向は少し前からあったが、昨今はデジタルツールの発達により、「いかに知識を覚えるかより、いかに情報を使うかが大事だ」と考える流れはさらに加速している。

 

特に、受験勉強などで暗記に苦しんだ記憶がある人は、スマホやクラウドなどにいつでもどこでも情報の保存、検索できるIT技術の進歩に、"解放"されたような感覚もあるかもしれない。

 

しかし大川総裁はこの傾向に対し、次のように指摘している。


地方財政悪化で年金支払いに苦しむ中国、法定退職年齢の引き上げへ 「生涯現役」「家族の絆」による自己防衛が必要なのは日本も同じ 2024.07.23

2024年07月24日 05時32分28秒 | 日記

地方財政悪化で年金支払いに苦しむ中国、法定退職年齢の引き上げへ 「生涯現役」「家族の絆」による自己防衛が必要なのは日本も同じ

<picture>地方財政悪化で年金支払いに苦しむ中国、法定退職年齢の引き上げへ 「生涯現役」「家族の絆」による自己防衛が必要なのは日本も同じ</picture>

 
画像: oliverdelahaye / Shutterstock.com

《ニュース》

中国共産党の経済の中長期方針を決める、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)がこのほど開催されました。ここで、年金の受給開始年齢を遅らせるため、法定退職年齢を引き上げていくことが表明されました。

 

《詳細》

18日まで開催された3中全会で決定された内容が21日に発表され、その中で「定年を段階的に延長する改革を着実に進める」ことが発表されました。

 

現在、中国の定年年齢は男性が60歳、女性は管理職で55歳、工場勤務で50歳ですが、これは1949年の建国時に定められた規定からほとんど変わっていません。1960年時点で平均年齢は「44歳」でしたが、2021年には「78歳」となり、2050年には「83歳を超える」という国連の予測が出ています。

 

中国において、年金の運営や給付の7割は地方財政が担っているため、大きな負担になっています。しかも、中国の地方政府はこれまで、土地の使用権を不動産会社に貸すことで得られる「土地収入」を収入源としてきましたが、不動産バブルの崩壊によってその収入が見込めなくなっています。地方債の残高は23年末で40兆元(約825兆4520億円)を超え、実質的なGDP比は80%に達しており、かなり危険な領域に入っています。

 

年金基金が赤字化している省も多いため、広東省など若い人が多く年金給付の対象者が少ない省から、高齢化が進んでいる地域へ年金財源を移転するなどして、何とか支えている状況です。

 

それでも、都市部の年金受給額が一カ月あたり約3000~6000元(約6~12万円)である一方、農村部だと月123元(約2600円)と、その格差は極めて大きくなっています。多くの人が老後も都市部で仕事を続けたり、家の畑で農作物を収穫して売るなどして、生計の足しにしている現状があります

(参照:5月11日付ロイター)。

 

中国政府は今後、中央政府の財源だった「ぜいたく品や嗜好品に課す消費税」を地方政府に配分するなどして、地方政府の自主財源を増やすとしています。


バイデン氏撤退で後継候補にカマラ・ハリス氏が急浮上 しかしその正体には問題続出 2024.07.22

2024年07月23日 05時14分47秒 | 日記

バイデン氏撤退で後継候補にカマラ・ハリス氏が急浮上 しかしその正体には問題続出

<picture>バイデン氏撤退で後継候補にカマラ・ハリス氏が急浮上 しかしその正体には問題続出</picture>

 
画像:The Circus on SHOWTIMEより。

バイデン米大統領は21日、大統領選から撤退することを表明した。本選まで100日余りとなった時点での現職撤退は異例だ。

 

そうした中、民主党の後継候補として、カマラ・ハリス副大統領の名前が浮上している。バイデン氏が支持を表明するなど、党内や支持団体の間ではハリス氏で一本化する動きも始まっているという。党内で反対する声もあり、まだ不確定な面も多いものの、大川隆法・幸福の科学総裁の霊査では、ハリス氏が大統領職を引き継いだ場合の世界の混乱も指摘されている。

 

実際、副大統領としてのカマラ氏の支持率は、不人気なバイデン大統領をさらに10%以上下回って20%台と史上最低であり、あまりの無能ぶりに民主党内の本音は「できれば避けたい」というところだろう。

 

それでもカマラ支持を掲げている民主党関係者の本心は、「大統領選ではもはやトランプ氏に勝てないが、このままバイデン氏に居座られると、同日実施の上下両院選で民主党議員が惨敗して道づれにされるので、せめてそれだけは避けたい」と考えている、という辺りが有力な見立てである。

 

一方、一時民主党を離れていた中道右派のマンチン上院議員が民主党からの大統領候補に名乗り出て党内穏健派をまとめる動きに出るなど、予断を許さない状況である。

 

そこで本誌2021年4月号記事「世界が戦慄するカマラ・ハリスの正体」より、専門家がハリス氏の実体を語ったインタビューを再掲する。

 

 

18109_03.jpg

 

 

 

トレバー・ロードン

 

(Trevor Loudon) ニュージーランド出身の作家・映画監督。30年以上にわたりアメリカの左翼運動について調査している。著書に『The Enemy Within』などがある。


母子家庭の崩壊を通じて、親の責任、家族の意味と価値を問いかける映画 『SCRAPPER/スクラッパー』【高間智生氏寄稿】 2024.07.21

2024年07月22日 05時18分52秒 | 日記

母子家庭の崩壊を通じて、親の責任、家族の意味と価値を問いかける映画 『SCRAPPER/スクラッパー』【高間智生氏寄稿】

<picture>母子家庭の崩壊を通じて、親の責任、家族の意味と価値を問いかける映画 『SCRAPPER/スクラッパー』【高間智生氏寄稿】</picture>

 

 

全国で公開中

 

 

《本記事のポイント》

  • 脆く壊れやすい、母子家庭というガラス細工
  • 大人になり切れなかった若き父親の挫折と再生
  • 父親との絆を選んだ少女の勇気ある選択

 

 

母親の死によって、初めて父親ジェイソンと一緒に住むことになった12歳の少女ジョージー。反発しあい、互いに相手の必要性を認めることを拒んでいた2人が、次第に家族であることの意味や価値に目覚めていく姿をイギリス映画らしいユーモアとウィット、そして社会批判を取り混ぜて描いた作品だ。

 

本作でスクリーンデビューを果たしたローラ・キャンベルが主人公の少女ジョージーの複雑な内面とその成長を好演。また不器用な父ジェイソン役を、ハリス・ディキンソンが巧みに演じている。

 

 

脆く、壊れやすい、母子家庭というガラス細工

映画は、母親の病死によって母子家庭が崩壊するという絶望的な状況からスタートする。実際に母子家庭である方々にとって、「もし自分が死んだら、残された幼い子供はどうなってしまうのか」ということは、最も想像したくない事態だろう。

 

しかし、その最悪の事態が起きてしまった時、いったい子供はどうなるのか。その最悪の事態を回避するために何が必要なのか? 考えた末に、死の淵で母親が取った選択は、自分を捨てて育児から逃げた夫ジェイソンを呼び戻し、娘を託すという選択だった。

 

現在、世界の先進国では母子家庭はごくありふれた家族の形態になっている。しかし、この映画は、それを可能にしてきた"恵まれた社会福祉制度"という存在の功罪を問いかけているように見える。

 

映画中では社会福祉事務所が登場するのだが、極めて杓子定規で、家族の窮状に踏み込んでいくことができない全く無力なものとして描かれている。「いくら福祉制度が充実しても、子供の心を育み、親との絆とを強める力にはなり得ないし、結論的には不要なのだ」とでも言いたげなストーリーとなっているのだ。

 

幸福の科学・大川隆法総裁は『減量の経済学』のなかで、「今、『お金を撒かなければいけない。社会福祉を手厚くしなければいけない』と言っているのは、たいていの場合、『結婚して子供ができたが、離婚して生活保護を受けながら、パートみたいなので働いているお母さんだけの母子家庭』のような家庭が増えているからです。そこが多くなっているので、夫婦別姓になれば、さらにそれを推進しているような感じになるとは思うのです。自由だから、それは結婚・離婚を何回しても構わないとは思うけれども、その結果、あまり、国家が面倒を見ていかなければいけない人が増えていく傾向が強くなるのなら、ちょっと考えなければいけないなと思います」と指摘している。

 

戦後の西側世界を席巻してきた福祉万能主義に疑問を投げかける本映画は、福祉に頼ることが当たり前になりつつある今の日本人に鮮烈な目覚めを与えるものだ。

 

 

大人になり切れなかった若き父親の挫折と再生

母親からの必死の懇願により、スペインのイビサ島での能天気な暮らしを切り上げて戻ってきた父親のジェイソン。

 

見るからにやんちゃ坊主で、精神的には未熟な父親をハリス・ディキンソンが巧みに演じている。ジェイソンは12年ぶりに娘のジョージーと対面し、共同生活を始める。そして、父親としての自覚を少しずつ取り戻し、精神的に大人へと変化していくところが、この映画の一つの見どころになっている。

 

なぜ、ジェイソンは気ままな一人暮らしを捨てて、娘との共同生活を選択したのか。その背景には、娘ジョージーの、世の中に対する"いびつ"ともいえる見方に、驚きとショックを受けたところがあるのではないか。

 

母を亡くしてからジョージーは、福祉事務所を欺いて、ロンドン郊外のアパートにひとりぼっちで暮らしている。親友アリと自転車を盗んでは転売し、盗品売買で得たお金で家賃を払い続けているのだ。

 

映画の冒頭では、「It takes a village to raise a child. (子供は地域で育てるもの)」という言葉が現れるが、打ち消し線が引かれて、次に「I CAN RAISE MYSELF THANKS. (私は自立しているから大丈夫)」とそれを否定するような言葉が現れる。これは、自立という考え方に過度に傾斜したジョージーの心の声なのだろう。

 

また、ジョージーは片方の耳に補聴器をはめているが、これも人とのつながりを拒否するというこだわりから出てきた心因的なものなのかもしれない。ジョージーは、戻ってきたジェイソンに全くなつかない。

 

「家からいつ出て行くの」とそっけなく言うジョージーに対して、ジェイソンは思わず声を荒らげ、どなりつけてしまう。

 

しかしジェイソンは、ジョージーと打ち解けていくために、盗品売買のことを咎めることなく、逆に、自分の故郷への電車旅行にジョージーを誘う。そこで廃墟となった工場の跡地を2人で散策しながら、自分がどのような少年時代を過ごしたのかを語り、他愛もない遊びに興じるなかで、父娘との心の距離が次第に縮まっていく。このシーンはとても暖かく感動的だ。

 

 

父親との絆を選んだ少女の勇気ある選択

最後にジョージーは、父親ジェイソンとの暮らしを受け入れるのだが、自分だけで生きていけるという肩肘を張った姿勢から、父の存在に愛おしさを感じるまでの、微妙な心の動きを繊細に演じ分けたジョージー役のローラ・キャンベルの演技は出色だ。

 

子供の成長には、やはり父親という導き手が必要である。子供を無条件に受け入れる母親の慈しみと、父親のたくましさ、この2つを時間差はあったものの、共に得ることができたジョージーは、それだけでも恵まれた子供だと言えるだろう。

 

大川隆法総裁は「親子の関係も、偶然にできることは、まれなのです」として、親子の間にある魂の課題について次のように語っている。

 

親子の縁のなかにも、魂の教育が織り込まれています。家庭という問題集を解くために、親子の縁は設定されているのです。そのため、親が子供のことで苦しんだとしても、それもまた魂の問題集のなかの問題であることを忘れてはなりません。(中略)また、親にとって、子供は、自分の叶えられなかった夢を叶えてくれる、とても大切な"希望の木"でもあります。そのようにして、親子代々、連綿とロマンが語り継がれていくのです」(関連書籍『コーヒー・ブレイク』より)。

 

12年間も離れ離れになっていた父と娘が再会し、心を通わせていくというヒューマンドラマでありながら、精神的には未熟であっても、縁ある父親の方が社会福祉よりも子供にとってはるかに頼るべき存在であることを示した本映画は、これからの時代に必要とされる家族のかたちについて、一つのヒントを与えてくれる。

 

 

『SCRAPPER/スクラッパー』

【公開日】
全国公開中
【スタッフ】
監督:シャーロット・リーガン
【キャスト】
出演:ローラ・キャンベル ハリス・ディキンソンほか
【配給等】
配給:ブロードメディア
【その他】
2023年製作 | 84分 | イギリス

公式サイト https://scrapper.jp/

 

 

【関連書籍】

 

減量の経済学

『減量の経済学』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

コーヒー・ブレイク

『コーヒー・ブレイク』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

【高間智生氏寄稿】映画レビュー

過去記事一覧はこちら


民主党勢力が「バイデン降ろし」に躍起になる中、相変わらず失態続くバイデン氏 パーキンソン病疑惑もあり、「大統領の職務全う」も困難か 2024.7

2024年07月21日 05時34分24秒 | 日記

民主党勢力が「バイデン降ろし」に躍起になる中、相変わらず失態続くバイデン氏 パーキンソン病疑惑もあり、「大統領の職務全う」も困難か

<picture>民主党勢力が「バイデン降ろし」に躍起になる中、相変わらず失態続くバイデン氏 パーキンソン病疑惑もあり、「大統領の職務全う」も困難か</picture>

 
画像:Andrew Leyden / Shutterstock.com

《ニュース》

バイデン米大統領は11日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて開かれた会合で、ウクライナのゼレンスキー大統領を「プーチン(露)大統領」と言い間違えて紹介しました。さらにその後、首脳会議の閉幕を受けた記者会見でも、カマラ・ハリス米副大統領を「トランプ副大統領」と言い間違えるなど、失態が相次いでいます。

 

《詳細》

バイデン氏は、先月末に行われたトランプ前大統領との初のテレビ討論会で、民主党も絶望するほどのパフォーマンスの悪さを見せました(関連記事)。そのため今回の会見ではバイデン氏が「挽回」できるかが最大の焦点となっており、注目が集まっていました。

 

しかしバイデン氏は会見の冒頭で早速、ハリス副大統領に言及する際に、「彼女が大統領にふさわしくないと考えていたら、私は『トランプ副大統領』を副大統領に選ぶことはなかっただろう」と言い間違えました。これにはトランプ氏もSNSで「よくやった(Great job)」と投稿しています。

 

この会見に先立って行われた会合でも、ゼレンスキー氏を紹介する際、「決断力と勇気のあるウクライナの大統領に引き継ぎたいと思う。『プーチン大統領』だ」と述べており、重要な場面での言い間違えを重ねています。

 

そのほかにも、最近行われた米ラジオ局WURDのインタビューで、自身を「黒人大統領の下で副大統領を務めた初の黒人女性」と評価したこともありました。

 

先月末のテレビ討論会以降、民主党内や米紙ニューヨーク・タイムズ、CNNなどのリベラルメディアによる「バイデン降ろし」が盛んに行われています。

 

ニューヨーク・タイムズは討論会の翌日、「アメリカのためにバイデン氏は選挙戦から去るべきだ」と社説を掲載。今月8日にも、バイデン氏が「現実を受け入れようとしていない」として、大統領選からの撤退を再度要求しています。

 

また俳優のジョージ・クルーニー氏がニューヨーク・タイムズに寄稿し、「私はジョー・バイデンを愛している」とした上で、「11月に勝利することはないだろう」と明言。撤退を要求したことが話題となっています。クルーニー氏は民主党の大口献金者として知られ、6月に同氏らが主催した資金集めイベントで、民主党としては過去最高の2800万ドル(約44億円)以上を集めました。

 

民主党内でも、バイデン氏の撤退について議論が紛糾しています。上院民主党トップのチャック・シューマー氏は「バイデン氏以外の候補でも構わない」と献金者に示唆(その後の公式声明で「バイデン氏を支持する」と述べている)。ナンシー・ペロシ元下院議長が「選挙戦を続けるかどうかは大統領自身の決断だ」とバイデン氏の支持を明確に表明しなかったことも、波紋を呼んでいます。

 

一方、バイデン氏は選挙戦からの撤退を頑なに否定しています。米リベラルメディアABCの単独インタビューで、「もし全能の神が降りてきて『撤退しろ』と言ったら、私は撤退するだろう。(だが)全能の神は降りてこない」と述べたことも話題になりました。


「人民公社」「文化体制革命」の昔帰りを始める習政権【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.07.20

2024年07月21日 05時22分46秒 | 日記

「人民公社」「文化体制革命」の昔帰りを始める習政権【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>「人民公社」「文化体制革命」の昔帰りを始める習政権【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

 

澁谷-司.jpg

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

習近平主席は6月28日、国家主席令第26号に署名し、「農村集団経済組織法」が第14期全国人民代表大会(以下、全人代)常務委員会で採択された。2025年5月1日から施行されると発表されている(*1)。

 

同法によると、「農村集団経済組織」とは、土地の集団所有に基づく、郷、村、集団レベルを含む農村の集団経済組織を指す。

 

同法の目的は「新しいタイプの農業集団経済を発展・拡大させ、公有制の社会主義体制を強固にし(中略)農村における党の支配基盤を重要な保障として固める」ことだという。

(*1)2024年6月29日付『万維ビデオ』

 

 

「人民公社」への回帰に批判殺到