光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

南北問題から蚊帳の外の日本。国防強化だけでは、国を守れない。

2018年04月30日 06時36分57秒 | 日記

南北問題から蚊帳の外の日本。国防強化だけでは、国を守れない。

北朝鮮と韓国が急速に接近する中で、東アジアにおける日本の影響力が弱まっています。

 

現在、朝鮮半島をめぐる主要なプレーヤーは、北朝鮮、韓国、アメリカ、中国の4カ国。日本は「蚊帳の外」の感が否めません。

 

もちろん、北朝鮮に融和的になるといった安易な妥協は必要ありません。ただ、日本から発信しなければ、この4カ国では決して解決してくれない問題があります。

 

今回は、その点について、考えてみたいと思います。


南北会談に歓迎ムード!? ヒトラーとの「宥和」後もこんな空気だった

2018年04月30日 06時21分31秒 | 日記

南北会談に歓迎ムード!? ヒトラーとの「宥和」後もこんな空気だった

南北会談に歓迎ムード!? ヒトラーとの「宥和」後もこんな空気だった

 
全国のテレビで中継された南北会談の様子

 

《本記事のポイント》

  • ヒトラー登場の裏で、実は盛り上がっていたイギリスの「平和主義」
  • ヒトラーの「和平」を信じては裏切られる……この繰り返し
  • 先の大切な教訓はむしろ「宥和の危険性」

 

"歴史的な和解"だった。

 

会談から帰った首相を空港で待っていたのは、大衆の熱狂的な歓声。そこで首相は、「共同声明」が書かれた紙を掲げ、笑みを浮かべながら振って見せた。声明にうたわれていたのは、「両国の相互不戦」と「地域の平和」。

 

「戦争が避けられた」という安堵感に、各メディアも一斉に、賛同を示した――。

 

これは、先日行われた南北会談の話ではない。第二次世界大戦前夜である1938年、イギリスのネヴィル・チェンバレン首相が、「ミュンヘン会談」から帰国の途についた際の様子である。

 

会談の相手は、ナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラー総統。

 

内容は「戦争を起こさない代わりに、チェコスロバキアのズデーテン地方をドイツに譲り渡す」というものだった。ヒトラーは「もうこれ以上の領土的な野心はない」と表明し、イギリスの人々を大いに安心させた。

 

この「宥和(=融和)政策」に味をしめて暴走したドイツが、ロンドンなどの主要都市に大規模な空爆を行ったのは、わずか2年後のことである。

 

今、朝鮮半島で南北首脳が「融和ムード」を演出している。日本の一部マスコミも「朝鮮半島に新たなページが開かれつつある」(28日付朝日新聞社説)などと歓迎している。

 

しかしこの雰囲気が、戦争前夜であることに気づかずに「平和主義」と「楽観ムード」に酔いしれていた当時のイギリスと、どうしても重なる。

 

 

ヒトラー登場の裏で盛り上がるイギリスの「平和主義」

ヒトラーがドイツの首相になったばかりの1933年頃、イギリスでは「軍縮によって平和を実現しよう」という気運が最大限に高まっていた。

 

例えば、"リベラルな学生運動"とも言える動きも盛んだった。オックスフォード大学の模擬議会で、「本院はいかなる場合にあっても国王と国のために戦わない」という決議を行い、注目された。2015年夏に日本の国会議事堂前で安全保障関連法案に反対する学生がデモをしていた様子を彷彿とさせる。

 

当時のイギリスには、ヒトラーの脅威を認識している政治家はほとんどいなかった。「この国はいつか必ず侵略戦争を起こす」と見抜いていたのは、ヒトラーの『わが闘争』を読んでいた後のイギリス首相ウィンストン・チャーチルくらいだった。しかし当時の空気の中では「無駄に恐怖を煽っている」「戦争好き」としかとられなかった。

 

後のハリファックス外相は、イギリスの「平和主義」をこう振り返る。

 

「英国民は何年間もの希望的考えから、『自分たちが戦争を悪いものだ』と、それほど明確に見なしているのだから、『他の皆も同様に考えている』と信じるようになっていた」

 

まるで、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」(日本国憲法より)している、今の日本を形容するようだ。

 

 

国より党を優先する"保守"政党

「政局のために、本音を言えない保守与党」というのも、今の日本に重なる。

 

当時のイギリスの政権は比較的右寄りの保守党だった。ドイツの脅威を感知している政治家もいないわけではなかった。しかし、選挙で有権者の受けが悪く、労働党からも激しく批判される軍備拡張には踏み切れなかった。

 

例えば1933年当時のスタンリー・ボールドウィン首相は数年後、議会でこう弁明している。

 

「(再軍備を訴えたところで)当時この平和主義を唱えている民主国が、その叫びに呼応したと誰が思うのですか?」「これ以上に選挙の敗北を招くものが、他にあろうとは思われません」

 

こうした姿勢について、チャーチルは「国よりも党を優先させた」「巧妙な党管理者」と批判している。「管理者」とは、「世論や党内を説得するリーダーシップを発揮せず、組織の取りまとめだけに長けている」ことを皮肉る言葉だ。

 

かくして、イギリスの「平和主義」は、ドイツに軍拡の猶予を与えた。

 

 

ヒトラーの「領土的野心はない」を皆信じた

ヒトラーは1936年、とうとう領土的野心をむき出しにし始める。第一次世界大戦後に、「軍を置いてはいけない」という取り決めになっていたラインラント非武装地帯に、陸軍を進駐させたのだ。

 

「この段階でイギリスが強硬策に出ていれば、第二次世界大戦の芽を早く摘めた」という意見は多い。

 

しかし、この侵略行為を前にしても、イギリスは「目覚め」なかった。ヒトラーは進駐後、「ヨーロッパに領土的野心はない」と表明し、今後25年間の不可侵条約まで提案する。そのためイギリスは、その侵攻を阻む判断はしなかったのだ。

 

まずは軍事力をちらつかせて緊張感を走らせる。その直後に、和平提案をして、安心感とともに受け入れさせる。これが、ヒトラーの手法だった。

 

南北会談での「融和ムード」についても、昨年における北朝鮮の強硬姿勢との落差により、より大きな安堵感を生んでいる面はあるだろう。

 

しかし、その和平も嘘だった。2年後には約束を破り、オーストリアを併合したのだ。ヒトラーは領土も、戦力も、着々と拡大させていった。

 

 

繰り返される「宥和」と裏切り

ヒトラーが次に狙ったのが、チェコスロバキアの領土だった。ヒトラーはまた、要求が満たされなければ、戦争をも辞さない姿勢を見せた。

 

当時、いわば「ヨーロッパの警察官」の立場だったイギリスは、その仲介役をする形になった。するとイギリスも「攻撃対象になりうる」として緊張が走り、防空壕を掘り、ガスマスクを調達する動きが見られ始めた。昨年、盛んに「国民保護」が議論された状況にも似ている。

 

そこで首相であったチェンバレン氏は、チェコスロバキアを見放し、「宥和」する方針を決めたのだ。

 

チェンバレン首相は、ヒトラーと何度か交渉した。その感触について周囲に「ヒトラー氏が英国との友好維持に非常に配慮していると自分は信ずる」と語っていた。

 

こうしてミュンヘン会談において、冒頭の共同声明が出されたのだ。

 

首相は、国民やメディアの歓迎を受けた。それのみならず、国王ジョージ6世からも「その忍耐力と決断によって、英帝国のすべての同胞たちの恒久的感謝を獲得した」と賞賛する手紙を受け取った。

 

そんな様子を見たチャーチルは演説で、「これが事の終わりと考えてはならない。これは清算の始まりにしかすぎない」と、"水を差した"。宥和賛成派からは、批判が殺到した。ヒトラーも彼を、「戦争挑発者」と呼んだ。

 

 

先の大切の教訓はむしろ「宥和の危険性」

しかしその後、チャーチルの読みの通り、ヒトラーは領土拡張を加速させた。そしてイギリスは、十分に巨大化してしまった後のドイツと、泥沼の戦争に突入しなければいけなくなったのだ。イギリス各地が空爆を受け、多くの若者が兵として命を落とした。

 

チャーチルは、自身が活躍したこの戦争そのものについて、「無益な戦争」「世界に残されていたものを破壊しつくしたこんどの戦争ほど、防止することが容易だった戦争はかつてなかったのだ」と評する。

 

そして、「慎重と自制の助言が、いかに致命的な危険の主因となる可能性があるか、あるいは、安全と平穏な生活のために採用された中道が、逆にいかに災害の中心点に直接結びつくものであるか」という言葉を、後世に伝えている。

 

日本人は先の大戦から「軍備が戦争を生んだ」という"教訓"を引き出した。しかし、同じ戦争におけるヨーロッパでの教訓は、「安易な平和主義・宥和政策が、戦争を生んだ」というものだったのだ。

 

そう思うと、先日の南北会談の和やかな雰囲気を見て、どうしても背筋が寒くなる。

(馬場光太郎)

 

【関連記事】

2018年4月27日付本欄 南北首脳が板門店宣言 「非核化」「統一」の先にある「日本包囲網」という危機

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14404

 

2018年4月22日付本欄 森友・加計・日報・セクハラ……全てが「国防潰し」につながるカラクリ

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14390


生活保護改正法案が衆院通過 生活保護212万人の現状をどうするべきか

2018年04月30日 06時19分12秒 | 日記

生活保護改正法案が衆院通過 生活保護212万人の現状をどうするべきか

このほど衆院厚生労働委員会にて、生活保護改正法案が通過しました。

 

改正案には、原則として価格の安いジェネリックの医薬品を使用すること、受給世帯の子供が高校卒業後に進学する場合に一時金(自宅生は10万円、下宿生は30万円)を支給することなどが盛り込まれています。

 

現在の生活保護の受給者数は約212万人、受給世帯は約164万世帯に上ります(2018年1月時点の厚生労働省のデータ)。生活保護の予算額は年間約3.8兆円で、その約半分が医療扶助です。

 

本欄では生活保護のあり方について、考えてみましょう。

 


中国共産党が精子バンクにまで“忠誠心”を求める 「科学万能主義」の落とし穴

2018年04月29日 07時03分09秒 | 日記

中国共産党が精子バンクにまで“忠誠心”を求める 「科学万能主義」の落とし穴

中国共産党が精子バンクにまで“忠誠心”を求める 「科学万能主義」の落とし穴

 

 

《本記事のポイント》

  •  北京大学付属病院が、精子バンク提供者の必須条件に「共産党への忠誠心」を明記
  •  調査では、中国人学生の6割が「子供の遺伝子を重視」
  • 「科学万能主義」にのみこまれないだけの倫理観や宗教的価値観が必要

 

中国の北京大学付属病院が、院内の精子バンク提供者の必須条件として「中国共産党への忠誠心」を明記したことが注目を浴びている。多くの海外メディアがこのほど報じた。

 

同病院は今月4日、精子提供を呼びかけるキャンペーンを開始。メッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」にキャンペーンの告知記事を掲載した。

 

同記事に、提供者の条件として「社会主義の祖国を愛し、共産党指導部を支持し、党の理念に忠誠を誓い、品行方正で法律を順守し、いかなる政治的な問題もない」ことが記された。

 

その後、記事は削除されたが、精子提供を呼びかけるキャンペーンは5月末まで続くという。

 

精子にまで"忠誠心"を求める北京大学について、ネット上では揶揄する声もあがっている。

 

 

中国に広がる「遺伝子至上主義」

笑い話にも思えるような事例だが、根深い問題が垣間見える。

 

岡山大学が2012年から2013年にかけて、日中韓3カ国の大学生1668人を対象に行った調査によると、遺伝子への意識に差が見られた。

 

「精子バンクを利用してでも、優れた資質の子供を持ちたいか」という設問に、日本の大学生94.2%が、「全く思わない」「あまり思わない」という否定的な回答が圧倒。これに対し、中国の大学生60.1%が、「思う」「強く思う」と答え、日本とは逆に、肯定的に捉えていたのだ(中国と同様に、韓国の学生も肯定的な回答をした割合が日本よりも高かった)。

 

共産党への忠誠心を条件づけた背景には、遺伝子が人間を決めるという「遺伝子至上主義」がある。この考えは、共産党の内部のみならず、中国全体に広がっているようだ。

 

 

「科学万能主義」の弊害

優秀な子供を授かるために優れた遺伝子を選ぶという考えは、一見、理に適っているようにも見える。

 

しかし、「遺伝子が人間を決める」という考え方が行き過ぎれば、遺伝子操作によって子供の特性を"デザイン"することも可能になる。これは、作家のカズオ・イシグロ氏の著書『わたしを離さないで』で描かれたような、臓器移植のためにクローン人間をつくる世界も実現しかねない。

 

中国は、世界で初めてヒト受精卵の遺伝子改変を発表するなど、遺伝子分野の研究に熱心な国でもある。しかし、科学の進歩と両立できるだけの倫理観や哲学、宗教的価値観がなければ、人間が「科学万能主義」の"奴隷"になり、AI(人工知能)に支配される未来も起こり得る。そうした「科学万能主義」に陥らないよう、注意が必要だ。

(片岡眞有子)

 

【関連記事】

2018年4月23日付本欄 アメリカでダウン症の堕胎禁止へ アイスランドではほぼ100%が堕胎

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14393

 

2017年2月7日付本欄 中国当局が獄中の人権活動家を拷問 人権の根拠は「人は神の子」という宗教観

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12562

 

南北首脳会談の宣言のポイント 過去の宣言と酷似し、新鮮味はない

2018年04月28日 07時03分12秒 | 日記

これだけ知っトクNews(4月28日版) 南北首脳会談の宣言のポイント 過去の宣言と酷似し、新鮮味はない

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 南北首脳会談の宣言のポイント 過去の宣言と酷似し、新鮮味はない
  • (2) ソニーが20年ぶりに過去最高益を更新 要因に「トランプ減税」
  • (3) フィリピンの慰安婦像が撤去される 日本側への配慮か

 


南北首脳が板門店宣言 「非核化」「統一」の先にある「日本包囲網」という危機

2018年04月28日 07時00分35秒 | 日記

南北首脳が板門店宣言 「非核化」「統一」の先にある「日本包囲網」という危機

南北首脳が板門店宣言 「非核化」「統一」の先にある「日本包囲網」という危機

 

 

《本記事のポイント》

  •  南北が統一に向けた共同宣言に署名 だが日本にとって「最悪のシナリオ」
  •  北朝鮮を野放しにすれば、中国が世界の半分を支配する未来が近づく
  • 「自分の国は自分で守る国」にならなければ、日本は消滅しかねない

 

南北首脳会談が27日、南北軍事境界線上の板門店にある韓国側の施設「平和の家」で行われた。

 

文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領と、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は同日夕刻、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」に署名。朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和の定着、そして南北統一に向けて一致団結することで合意した。

 

 

南北の終戦は、日本侵略の始まり

平和裡に北朝鮮の非核化が実現するのではないかと、会談を評価する向きもある。しかし、「融和ムード」にのみ込まれてしまうと、日本にとっては「最悪のシナリオ」を迎える危険性がある、という現実にも目を向けるべきだ。

 

たとえば、共同宣言にある「恒久平和」の先には、南北の「終戦」を目指している。

 

現在、休戦中の朝鮮戦争が終戦を迎えれば、韓国を守る在韓米軍は必要なくなる。韓国にとっても、在韓米軍が握っている「戦時作戦統制権」を返還してもらうことは長年の悲願だ。米軍撤退は時間の問題となるだろう。

 

米軍撤退と同時に進むのが、「統一朝鮮」である。

 

この統一朝鮮が平和を愛する国となればいいが、そう簡単にはいかないだろう。「非核化」を宣言したものの、北朝鮮は事実上の「核保有国」。同国は2006年の非核化合意を反故にして核・ミサイル開発を続けるなど、さまざまな"前科"がある。今後も開発を続けると考える方が、冷静な見方と言える。

 

また、統一にあたっては、「反日感情」が利用される可能性が高い。拓殖大学国際学部で教授を務める呉善花(オ・ソンファ)氏は、28日発売の本誌( http://www.irhpress.co.jp/liberty/ )で次のように述べる。

 

「近年韓国では、一国二制度を表す『連合国家』という言葉が好んで使われていますが、朝鮮民族は何かを恨む力で団結できます。このままでは、朝鮮半島に核を持った強烈な反日国家ができ上がるでしょう」

 

慰安婦や戦時徴用工などの歴史問題を見ても、統一後の南北が日本を共通の仮想敵国とすることが予測できる。反日で団結する金氏と文氏の下における南北の終戦は、「日本侵略の始まり」と言える。

(参考資料:27日作成のリバティ号外 https://the-liberty.com/upload/files/liberty_plus_20180427.pdf )

 

 

中国による「天下二分の計」

北朝鮮の背後に、中国が控えていることも忘れてはならない。

 

3月末に電撃的に行われた、中朝首脳会談では、両国の協力関係を世界に示した。日米が北朝鮮への対応に悩まされている間にも、中国は経済力・軍事力を増していく。そのうち、中国はアメリカと肩を並べる力を持ち、「米中が世界を二分する」未来も近づく。

 

中国の習近平国家主席は2015年、当時のケリー米国務長官に対して、「広大な太平洋には、中米両大国を受け入れる十分な空間がある」と強調した。「アメリカが西を、中国が東を統治すれば、世界は平和になる」という考え方は、多くのアメリカの政治家や学者からも支持されている。

 

中国が世界の半分を支配する未来に、何が起こるか。

 

それは、中国共産党政府が侵略したチベットやウイグル自治区を見れば分かる。一切の自由が奪われ、一挙手一投足を監視される。人は国家の道具となり、人命はいとも簡単に奪われる――。

 

南北の融和ムードに流されれば、数年先の日本にもこうした未来が訪れかねない。「最悪のシナリオ」を避けるためには、今ここで北朝鮮を完全に武装解除する必要がある。

 

 

強硬路線から融和路線に傾くトランプ政権

一刻を争う状況だが、アメリカのトランプ大統領は、自身のスキャンダルや政策について国内外のマスコミなどから批判を浴びる中、今年11月の中間選挙を意識してか、北朝鮮への強硬路線から融和路線に傾きつつある。

 

トランプ氏は、南北会談後、日本時間の27日夜、ツイッターで「朝鮮戦争は終結に向かう! アメリカ合衆国、そしてその素晴らしい国民は、今、朝鮮半島で起こっていることを誇りに思うべきだ」と発信した。

 

その直前のツイートでは、「いいことが起こっているが、時間がたたなければ分からない」と一定の警戒をしているものの、会談を歓迎している。アメリカが北朝鮮に対する圧力を弱めれば、反日的な統一朝鮮の誕生、中国の支配地域拡大を抑止するものはなくなる。

 

日本の政治家はトランプ氏に檄を飛ばしてでも融和ムードを払しょくすべきだ。それと同時に、日本は独自の防衛力の強化が急務だ。アメリカ頼みの国防から卒業し、「自分の国は自分で守れる国」に生まれ変わる必要がある。

 

中国、北朝鮮、韓国――。反日国家による「日本包囲網」は、刻一刻と完成へと近づいている。国家として存続できるか、それとも消滅してしまうのか。日本は今、その岐路に立たされている。

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『司馬遼太郎 愛国心を語る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2031

 

【関連記事】

2018年4月25日付本欄 「平和ムード」は金正恩の罠 司馬遼太郎の霊が日本を一喝

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14398

 

2018年3月8日付本欄 【速報】韓国の文大統領と北朝鮮の金委員長が守護霊霊言で語った本心 日本はどうする?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14207

 

2017年5月8日付本欄 北朝鮮、ミサイルよりも恐ろしい50の地獄 それでも「平和的解決」を訴えますか?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12971


一帯一路構想を批判するEU大使たち 120万のチベット人が犠牲になった教訓

2018年04月28日 06時58分14秒 | 日記

一帯一路構想を批判するEU大使たち 120万のチベット人が犠牲になった教訓

中国・北京に駐在する欧州連合(EU)28カ国の大使のうち、27人が連名で、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」を批判する報告書に署名したことを、このほどドイツ最大の経済新聞ハンデルスブラットが報じました。

 

大使たちは「(一帯一路構想は)自由貿易のプロセスを損ね、中国政府による無制限の補助金を受け取った中国企業だけが利益を独占するためのものだ」と批判しています。

 

中国の一帯一路構想に危機感を持つ国も増えていますが、もしこの構想を受け入れてしまったらどうなるのでしょうか。それを予測するためには、チベットの悲劇が教訓になるでしょう。

 


ASEAN首脳会談 問題は、やはり中国

2018年04月27日 06時21分09秒 | 日記

これだけ知っトクNews(4月27日版) ASEAN首脳会談 問題は、やはり中国

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) ASEAN首脳会談 問題は、やはり中国
  • (2) 中国の空母「遼寧」が帰港 台湾を脅かす動き

 


機動戦士ガンダムが39年も愛された戦略【ヒット映画の仕事術に学ぶ。】

2018年04月27日 06時16分18秒 | 日記

機動戦士ガンダムが39年も愛された戦略【ヒット映画の仕事術に学ぶ。】

 

機動戦士ガンダムが39年も愛された戦略【ヒット映画の仕事術に学ぶ。】

 
Perati Komson / Shutterstock.com

 

《本記事のポイント》

  •  ガンプラチームによる30ものターゲット区分
  • 『サザエさん』にみる「親子フック」
  •  具体的な誰かをイメージし、次第に対象を広げる

 

ロンドンやニューヨークの美術館で開かれる、早朝の美術教室(ギャラリートーク)は今まで、観光客が多かった。しかし近年、背広を着たビジネスパーソンが、出勤前に顔を出すようになっているという。

 

世界有数の美術系の大学は、グローバル企業の幹部に向けた美術プログラムを提供し始めている。そこには、フォードやビザといった名だたる大企業の幹部が送り込まれている。

 

アップル社の創業者スティーブ・ジョブズもデザイン哲学を学んでいた。商品開発に芸術性を盛り込むことで、今世紀最大のヒット商品「iPod」「iPhone」を世に送り出した。

 

今、世界においても日本においても、経済における競争の局面が、「商品の機能の差別化」から「情緒の差別化」へと変化している――。社会の潮流を予測し、世界的なベストセラーになったダニエル・ピンク著『ハイ・コンセプト』は2005年、そう指摘した。

 

人々は、自分の美意識に合った商品や芸術性が高いものを所持し、精神的な高揚や満足感を得ることを求め始めている。

 

こうした付加価値を生み出す商品やサービスは、今までMBAで教えていたような、論理や分析のみで創造することが難しい。ビジネスパーソンたちは、より高度な芸術性や創造性が求められる時代となっている。

 

この傾向は、AI(人工知能)の発達で、さらに加速する。ロジカルな分析に基づく仕事は、コンピューターにシフトしていく可能性が高い。

 

本欄では、映画、小説、アニメーションなどにおける「ヒットが生まれた現場」に目を向ける。そしてそこから、ビジネスマンが仕事に「芸術性」「創造性」を加え、感動を創造するヒントを探っていく。

 

◆              ◆              ◆

 

(1) 「ガンダム」が長く愛される秘密とは――。

第3回では、日本人であれば誰もが知っている「機動戦士ガンダム」が、長く愛されている秘密を探っていきたい。

 

折しも映画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」が5月5日から劇場公開され、11月には映画「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」も公開予定となっている。また、4月20日より全国劇場公開中のスピルバーグ監督による映画「レディ・プレイヤー1」でも、ガンダムが登場している。

 

そんなガンダムの歴史は長い。いわゆる「ファーストガンダム」と呼ばれる『機動戦士ガンダム』は、1979~1980年にTV放映された。それ以来39年間、「ガンダムシリーズ」として、『機動戦士Zガンダム』(1985年~)をはじめとする21本のTVシリーズと、多数のOVAや漫画・ゲーム等の派生作品が送り出されてきた。

 

 

(2) ガンプラ開発チームのマーケティング

中でも『機動戦士ガンダム』放映終了後の1980年にバンダイから発売されたプラモデル、いわゆる「ガンプラ」は社会現象となるほどの売れ行きとなり、大人も夢中になって買い求めた。

 

ガンプラの大ヒットは、一時のブームでは終わらず、今もなお根強い人気を誇っている。一体どうやって38年もの息の長いロングヒットを実現したのだろうか。

 

その秘密は、「マーケティング」にある。と言えば、ありきたりに聞こえるかもしれないが、ガンダムの関連企業が展開するマーケティングの徹底度は、異常性さえ感じさせるものがある。ガンダムへの愛と情熱がそうさせるのか、「決してガンダムの灯を消させない!」と言わんばかりの腰の入り方なのである。

 

ガンプラの開発や販売では、長期的で、顧客の視点を大切にしたアプローチが続けられている。それによって38年間にわたって市場規模を拡大し続けているのである。バブル崩壊以降、多くの日本企業が短期的なノルマ主義に陥っていたのとは対照的である。

 

ガンプラには、コンテンツ開発のサンライズ、版権ビジネスの創通、関連商品を企画・開発・販売するバンダイが関わっている。これら企業のガンプラ開発チームは、日本国内の全消費者を、数十のマーケットに区分し、その全てに毎年アプローチを続けているのである。

 

下記の表をご覧いただきたい。

『日経ビジネス』 特集「ガンダム日本再生計画」(2015年10月12日号)参照

 

これは、開発チームのマーケティングにおける対象の区分一覧である。ただし、この内容は企業秘密となっており詳細は不明で、『日経ビジネス』2015年10月12日号の記事にて判明した内容に基づいて筆者が作成したものである。

 

ガンプラの顧客は、「新規→休眠→ライト→コア→ロイヤル」と、ガンプラを購入した個数によって五段階で区分され、それぞれが10代から60代の世代ごとに区分されている。この2つの軸により、30区分に対象を分けているのである。

 

これらの区分は、ガンプラという商品のみの展開を考えたものではなく、関連するTVアニメや映画などの多様なコンテンツや商品・サービスをからめた総合的な展開につなげられている。

 

例えば、冒頭にふれた『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、「コア」と「休眠」の「40代」を主に対象としたものだ。

 

同時期に放送された「ガンダムGのレコンギスタ」のプラモデルは、また違った対象に向けたもので、「コア」の「30代」と「40代」と、「20代全般(深夜アニメのファン層)」を狙ったという。

 

このように、あらゆる世代の日本人を視野に入れて取り組み続けることで、ガンダム関連のコンテンツや商品のロングヒットを実現しているのである。

 

卓越しているのは、すでにいるファンに対し、常に良質の作品を送り出して喜ばせつつも、一方で新規の顧客創造もぬかりなく進めているところである。

 

リピーターづくりと新規開拓の同時進行を、高品質を保ったまま実現しているガンダム開発チームのマーケティングは、まさにガンダムの主人公たちのような"ニュータイプ"の域に達したスゴ腕のものである。

 

さらに特筆すべきは「親子フック」と呼ばれる企画である。これは、文字通り、親子が同時に楽しめる商品やサービスを提供するものである。

 

例えば、TVアニメ「ガンダムビルドファイターズ」(2013年放送)のガンプラは「新規・10代」(小中学生)と「休眠・30~40代」などを対象にしている。ストーリーは今風に仕上げたが、モビルスーツは初期のデザインをベースにしている。こうして「子が夢中になっている姿を見て、親も久しぶりにガンプラを作るかという気分になる」(『日経ビジネス』)という「親子フック」の仕掛けを編み出している。

 

 

(3)『サザエさん』にみる「親子フック」

「親子フック」といえばTVアニメの『サザエさん』は代表的な成功例である。『サザエさん』は、1969年より放送が続く国民的アニメ。放送期間は48年と世界一を誇り、ギネスブックに登録されている。平均視聴率も、最近は低下傾向にあるものの、2014年2月まで21%を超えていた。

 

メインの登場人物の年齢は、タラオ・ワカメ・カツオの子供世代(3歳~10代)から、サザエ・マスオ・フネ・波平(20~50代)の親世代まで幅広い。これらの登場人物が、エピソードごとに入れ替わりで主役となって活躍していく。また、次回予告も、登場人物が順番で担当している。そのため、幅広い年代の視聴者がそれぞれの年代の登場人物に感情移入して観ることができる。

 

放送時間帯は日曜日の18時30分から30分間に固定されており、家族団らんで視聴されていることが多い。そのシチュエーションに配慮し、家族で安心して観ることができる内容となっている。

 

過激な暴力シーンがないことはもちろん、大事件も決して起きない。大怪我・大病・離婚・倒産・死別など、物語につきもののトラブルとは無縁であり、仏教が説く「生・老・病・死」の人生の苦しみは存在しない。

 

しかも、折々の季節にちなんだエピソードは描かれるが登場人物の年齢は進行せず、諸行無常の理は「サザエさん」の世界では通用しない。こうした工夫のため、大きな感動はないものの、親子でなごやかに視聴できる。

 

これらの「お約束」を守り続けることで、家族みんなで安心して楽しめる要素を保っているのである。この点、「親子フック」の典型といえる。

 

『サザエさん』の場合、半世紀近く放送しているため、「親子」どころか「親・子・孫フック」までかかっている場合もあるだろう。

 

 

ビジネスマンに活かせるヒント

マーケティングの力を活かす方法は、ビジネスパーソンでも以下のように活用できる。

 

(1)具体的な誰かをイメージする

マーケティングというと難しく感じる人もいるかもしれないが、まずは「具体的な誰か」をイメージして仕事をしてみることで、成功した創作者は多い。

 

『ローマ人の物語』などの作品で著名な作家の塩野七生氏は、「あなたは、どんな読者を想定して書かれますか」とインタビューされたとき、「カイロから来た男」を思い出したという。

 

その男とは、ローマの国立美術館で偶然知り合った40代のもの静かな日本人のことである。彼はアスワンハイダムの工事を指導するため派遣されエジプトに滞在していた。二年の滞在期間が過ぎ、機械ばかりを相手に仕事をしてきたが、知らず知らずのうちに、美術や人間に興味が湧いてきたという。

 

そのため、仕事を終えて帰国する前に、ローマまで足を伸ばし、若者のような心のときめきを大事にしながら美術館や歴史的な場所に足を運んでいたのである。

 

塩野氏は彼と、ローマ国立美術館のヴィーナス像を前にして、思わず何時間も話しこんでしまったが、名も住所も互いに告げずに別れた。これをきっかけに、彼のような人を読者に歴史物語を送り届けたいと思うようになったという(『イタリアからの手紙』「カイロから来た男」より)。

 

歴史小説家の司馬遼太郎氏は、「自分の小説は、20代の自分自身への手紙のようなものだ」と語っている。彼は、20歳の時に学徒出陣し九七式中戦車に搭乗する兵士となっていた。大東亜戦争末期の帝国陸軍の戦車は装甲が薄く、敵戦車に砲撃されれば一撃で貫かれ鉄の棺桶と化してしまう。極限のなか、彼は考えた。「なぜ、こんな愚かな戦争をはじめたんだ?」「日本人とは何か、日本とは何か――?」

 

司馬遼太郎氏は、22歳の時のこの疑問に答えるため、自分への手紙として小説を書いているようなところがあるという(『文藝春秋』2016年3月特別増刊号「司馬遼太郎の真髄」より)。

 

この疑問は、当時を生きた多くの日本人にとっても切実な問題であった。そのため、過去の自分を具体的な相手として作品を生み出すことで、歴史から学ぼうとする日本人に広く訴えかけることが可能となった。

 

死後も作品が長く愛読され、小説『坂の上の雲』などがドラマ化もされるのは、こうした自分を含めた「具体的な誰か」への念いがあったからではないか。

 

(2)対象を広げ、異なる相手や幅広い世代を喜ばせる

「具体的な誰か」に喜ばれる仕事ができるようになったら、「親子フック」のように、その対象を少しずつ広げていくことで、さらに仕事を大きくすることができる。

 

TVアニメ『ドラえもん』は、最初は小学生をメインの対象として制作されていたが、1979年から長く放送されることで、親子二代にわたって視聴されるようになっている。

 

『ドラえもん』の主人公は、あくまでもドラえもんとのび太ではあるが、彼のパパやママが主役級の活躍をする話も放送され、『サザエさん』と同じように、親世代が感情移入して観ることができるようにもなっている。「親子フック」のお手本となる作品でもある。

 

経営学を発明したと称されるドラッカーは、「マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである。」(『マネジメント』)と述べている。

 

仕事にあたって、まず、「誰をどのように喜ばせるべきなのか?」を考えてみる。そして、その相手を異なる対象へと広げていく――。ここに、ロングヒット誕生の秘訣がありそうだ。

 

 

筆者

内田 雄大

(うちだ・ゆうだい)京都造形芸術大学芸術学部卒。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ アソシエイト・プロフェッサーとして、「総合芸術論」「世界宗教史」等を教える。第6回「幸福の科学ユートピア学術賞」優秀賞(「プラトン芸術論の真相と現代的意義」)。筆名・小河白道で美術評論を執筆し、「幸福の科学ユートピア文学賞」において、2013年度から2015年度まで連続入賞を果たす。

 

 

ルネサンス・コード

ルネサンス・コード

内田雄大著

幸福の科学出版

 

【ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU) 入学希望者の皆様へ】

☆くわしいHSUのご案内(授業内容や受験方法等)を無料送付いたします。

☆ご希望の日時にてHSU長生キャンパスの個別見学会を開催します。(お一人様から可)

・お申込み・お問い合わせは下記までお願いします。(会場案内など詳細をご案内します)

 HSU人間幸福学部:TEL:0475-32-7702 (月~金10~17時)

 

【関連サイト:ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ 公式HP】

http://happy-science.university/

 

【関連記事】

2018年1月19日付本欄 「君の名は。」が生まれた"部屋"【ヒット映画の仕事術に学ぶ。】

https://the-liberty.com/article.php?item_id=14024


別人格が万引きしたため責任能力は限定的? 司法の場にも必要な霊的人生観

2018年04月27日 06時13分16秒 | 日記

別人格が万引きしたため責任能力は限定的? 司法の場にも必要な霊的人生観

 

窃盗罪に問われた女性に対する刑事裁判で、珍しい判決が出ました。

 

東京高裁が、解離性同一性障害(多重人格)によって、犯行に及んだのは女性とは「別の人格」だと認定し、女性の刑事責任能力は限定的だという判決を言い渡しました。

 

女性は裁判で、「食品を買うために自宅を出た瞬間、別人格の声が聞こえて意識を失い、気づいたらカバンがぱんぱんに膨らみ、中には値札がついたジーンズがあった」「別人格が万引きをしたと分かったが、商品を返して怪しまれるのが怖かった」「自分の中には4人の別人格がいて統御できない」と訴えていました。

 

1審判決では、女性の主張は認められませんでしたが、2審の東京高裁では、女性の日記に別人格の存在をうかがわせる記述があることに着目し、「窃盗は別人格の犯行」だと認めました。

 

この判決をどのように見ればよいでしょうか。


国連制裁で受け入れ禁止の北朝鮮労働者 「抜け穴」の中国が再び黙認か

2018年04月26日 06時43分20秒 | 日記

これだけ知っトクNews(4月26日版) 国連制裁で受け入れ禁止の北朝鮮労働者 「抜け穴」の中国が再び黙認か

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) 国連制裁で受け入れ禁止の北朝鮮労働者 「抜け穴」の中国が再び黙認か
  • (2) 防衛省に宇宙統括部門新設を提言 宇宙戦争の時代に乗り遅れるな
  • (3) 財務省が医療費の窓口負担自動引き上げ策を提案 公的医療保険を見直す時

 


「平和ムード」は金正恩の罠 司馬遼太郎の霊が日本を一喝

2018年04月26日 06時42分05秒 | 日記

「平和ムード」は金正恩の罠 司馬遼太郎の霊が日本を一喝

「平和ムード」は金正恩の罠 司馬遼太郎の霊が日本を一喝

 
aradaphotography / Shutterstock.com

 

北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり、不気味な「平和ムード」が漂い始めた。「戦争は免れた」と安心する向きもある。しかし、これから数年の流れを冷静に読めば、日本にとって最悪のシナリオが始まろうとしていることが分かる。

 

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はこのほど、核実験とミサイル発射の中止を表明した。それに対してトランプ米大統領は「大きな進展だ!」(ツイッター投稿)と歓迎姿勢を示す。

 

しかし、これで「北が平和裏に非核化する」と考えることはできない。

 

 

「対話」の先の3つの危険

(1) まず、北は「時間稼ぎ」をして核・ミサイル開発を再開するだろう。

北朝鮮が2005年にも、6カ国協議で「非核化」に合意したことを忘れてはならない。水面下で核開発を続け、翌年には初の核実験を行い、約束を反故にした。

 

今回も金正恩氏は、対話のそぶりを見せることで、この数カ月をやりすごそうとしている。来年以降、天皇陛下ご退位、東京五輪、米大統領選など、日米が動けなくなるイベントが続く。そうこうしている間に、早ければ21年にトランプ氏は退任。「邪魔者」がいなくなれば、金氏は核・ミサイル開発を再発すればいい。

 

(2) トランプ政権は「時間稼ぎ」の意図を見抜きながらも、それを容認しかねない。

マスコミのバッシングの中、11月の中間選挙で勝つため、部分的譲歩の交渉を続けて、一時的な「先のばし」を政治的成果のように発表する可能性が高い。最近の対話への同調は、その表れといえる。

 

(3) 北朝鮮が次に核・ミサイル開発を再開すれば、米本土に届く核搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)は完成する。

そうなればアメリカは、日本のために北朝鮮と戦うことはできなくなる。我が国は、まな板の上の鯉となる。

 

 

維新前夜に相当する危機

こうした国際情勢の流れに対して、天上界から警告が下っている。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は4月19日、作家・司馬遼太郎氏の霊を呼び、日本を取り巻く情勢について意見を聞いた(*)。

 

すると司馬氏の霊は「今はアヘン戦争のときに目覚めた明治維新の志士たちが『このままではこの国はなくなる』と思った時代に相当する」「危ないよ!  ほんとに危ないよ! 」と強い口調で警告した。

 

司馬氏は、『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などで、救国の英雄を数多く描いてきた。それらは見方を変えれば、「日本存亡の危機」の物語でもある。そして今、同じ雰囲気が日本に漂っているといえる。

 

司馬氏の霊は、もし日本がこのまま亡国への道を歩んだなら、「それは明治維新以降の、あるいは明治維新を起こした人たちの尊い魂を、無駄にすることだ」と危機感をあらわにした。

 

 

北朝鮮の完全武装解除を

金氏の「対話」路線に世界が流されかけている今こそ、正念場だ。手遅れになる前に、北朝鮮に「完全な武装解除」をさせなければならない。

 

そのために、日本の首相をはじめとする政治家は、トランプ氏に「悪魔の犯罪国家を見逃してはならない」と檄を飛ばす必要がある。そして、日本単独でも北朝鮮と対峙できるよう「核装備の宣言」「金氏を直接威嚇できる巡航ミサイル保有」「拉致被害者を奪還する特殊部隊の強化」「憲法9条の改正」などの議論を正々堂々と行うべきだ。

 

今、日本人には自国を守ろうとする「愛国心」「武士道精神」が求められている。(「ザ・リバティplus」より)

 

(*)「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。

 

【関連書籍】

2017年12月25日付本欄 「北朝鮮の国民は、民主化を望んでいる」脱北者インタビュー

https://the-liberty.com/article.php?item_id=13956

 

2017年12月9日付本欄 「北朝鮮と対話」は残酷な選択肢だ 2度脱北した"日本人"の壮絶な半生

https://the-liberty.com/article.php?item_id=13884

 

2017年5月8日付本欄 北朝鮮、ミサイルよりも恐ろしい50の地獄 それでも「平和的解決」を訴えますか?

https://the-liberty.com/article.php?item_id=12971

 

千眼美子(清水富美加)1stシングルのCD発売&配信開始

2018年04月26日 06時33分44秒 | 日記

千眼美子(清水富美加)1stシングルのCD発売&配信開始

千眼美子(清水富美加)1stシングルのCD発売&配信開始

 
「眠れぬ夜を超えて」MVより

 

女優・千眼美子さんのファーストシングル「眠れぬ夜を超えて」のCDが25日、発売された。同時に、主要ストリーミング配信ストア、ダウンロード配信ストアでの一斉配信も開始されている。

 

同曲は、千眼さんがヒロイン役をつとめる5月12日公開予定の映画「さらば青春、されど青春。」の主題歌でもある。

 

自身初となったミュージックビデオ(4月11日公開)は、すでに約15万回再生されている。映像は、映画のダイジェストシーンを織り交ぜ、映像の最後に千眼さんが口パクでつぶやく言葉を特設サイトで打ち込むと、「秘密のスペシャル動画」が観られるなど、話題を呼んでいる。

 

【関連サイト】

MV「眠れぬ夜を超えて」(Short ver.)

https://youtu.be/9xOaCurJy94

 

千眼美子「眠れぬ夜を超えて」特設ページ

https://saraba-saredo.jp/special/


トランプ大統領 現有の核兵器を廃棄するまで制裁を維持する構えを強調

2018年04月25日 06時40分05秒 | 日記

これだけ知っトクNews(4月25日版) トランプ大統領 現有の核兵器を廃棄するまで制裁を維持する構えを強調

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) トランプ大統領 現有の核兵器を廃棄するまで制裁を維持する構えを強調
  • (2) 中国に"配慮"するインド 10万人の亡命チベット人の立場が危うい

 


続々と起きる「セクハラ辞任劇」 スキャンダル報道の裏にあるもの

2018年04月25日 06時32分57秒 | 日記

続々と起きる「セクハラ辞任劇」 スキャンダル報道の裏にあるもの

政治家や官僚が、女性のスキャンダル発覚で足をすくわれるケースが相次いでいます。

 

財務省の福田淳一事務次官によるテレビ朝日の女性記者へのセクハラ発言、新潟県の米山隆一知事による援助交際が立て続けに報じられ、両者は辞任を表明しました。

 

野党の女性議員らは、国会で「#MeToo(私も)」と書かれた紙を掲げ、財務次官のセクハラ疑惑に抗議の意思を示しています。