2014年12月3日(水)、幼児教育学科の第60回プティ・コンセール(小さな音楽会)が開催されました。
第60回ということは、毎年2回の開催なので、ちょうど30周年ということになります。
僕は、今年度で赴任20年目なので、赴任以来40回のプティ・コン(「プティ・コンセール」の短縮形)が開催されているはずですが、そのうちの30回前後は見させてもらっているはずです。
おそらく他学科教員としての鑑賞回数はトップだと思っています。
なぜ、見に行くのか?
暇だから?
もちろん、時間があるから見に行けるわけですが、自分では決して暇だとは思っていません。
僕は必修の英語科目を教えているので、幼児教育学科では全員を教えています。
知っている学生たちが出演するので、見せてもらっておもしろいうということがまず一番の理由です。
また、音楽を観賞することが好きだからということもあると思います。
学生たちが一生懸命頑張っている姿を見ることも好きですし、昨年からは、「まなび愛のまち新見」プロジェクトで幼児教育学科の学生たちと、子ども対象の「えいごであそぼう」をやっているので、いろんな意味でその際の参考にさせてもらっています。
今回は、12月ということでクリスマスの歌が多かったです。
1年生も2回目でだんだん慣れてきたという印象でしたし、2年生は4回目のプティコンなので余裕をもって堂々と演じていました。
また、2年生にとっては最後のプティコンでもあったので、感慨深いものもあったようです。
最初の1年生の合唱は、「ふるさと」「花は咲く」の2曲とも歌詞のよさを感じました。
歌詞を落ち着いて鑑賞できたのは、1年生の皆さんの歌唱力の素晴らしさがあったからだと思います。
2番目の「ピーターと狼」は、音楽とお話で進めるものでした。
市内の吹奏楽団でも活躍されているAさんの楽器演奏よかったです。
3番目のクリスマスソングの合唱は楽しかったです。
Yさんの吹奏楽器もいい味を出していました。
3人とも英語コミュニケーションⅡを選択しているので、今度の「えいごでクリスマス」の際の参考にさせてもらいます。
4番目の1年生の合奏と合唱は1年生たちによるジブリ音楽のメドレーでした。
以前も書きましたが、前はディズニー音楽が多かった傾向がありましたが、最近はジブリが圧倒的に増えています。
5番目、8番目、10番目のピアノ連弾は、私自身ピアノが弾けないので、ピアノが弾けるって素晴らしいことだなあと思いました。
8番目の「卒業写真」は、卒業式後の謝恩会のような雰囲気になりましたね。
また、連弾に登場したBさん、Nさんは、オーストラリア研修旅行の高齢者施設訪問でもピアノを披露して、大好評だったことを思い出しました(
オーストラリア研修旅行(2014年3月25日)参照)。
6番目の1年生による合唱もクリスマスソング2曲でした。
これは、クリスマス前の1年生の授業でクリスマスソングを英語で歌う授業の際、活かしたいと思います。
7番目の2年生による合唱のテーマは、「ともだち」だったと思います。
その「ともだち」の歌を3曲聞かせて、それから、先ほど述べた8番目のピアノ連弾で2年生たちの2年間の写真で思い出をたどりながらの「卒業写真」というプログラミングの絶妙さがよかったです。
9番目の2年生の合唱もよかったです。
特に2曲目の「にじ」3曲目の「手紙~拝啓十五の君へ~」は、先ほどからの「ともだち」3曲、「卒業写真」の流れがあった中なので、感動的でした。
そこまでしっとりとさせた後の、10番目のピアノ連弾「ルパン三世のテーマ'78」は雰囲気が変わってよかったです。
それから、11番目の「合唱(手話)」では、また1年生たちが頑張っていました。
そして、圧巻は何といってもプログラム最後の2年生による合唱です。
毎年、この時期の2年生たちによる合唱には感動しますが、今回は「新見公立短期大学逍遥歌 あゝ新見なるわが青春」と「ビリーブ」を聞かせてもらいました。
午後のひとときを本当に音楽など満喫させてもらったプティ・コンセールでした。
ありがとうございました。
前回のプティコンセール鑑賞記事は、
新見公立短期大学幼児教育学科第59回プティ・コンセール鑑賞(2014年6月18日)をご覧ください。