昨日1月16日は、アメリカ合衆国では今年のマーティン・ルーサー・キングの日(Martin Luther King Jr. Day)でした。
キング牧師は、(1929年)1月15日生まれでしたので、この日に近い1月の第3月曜日が毎年Martin Luther King Jr. Dayとなります。
キング牧師と言えば、有名な“I have a dream”のスピーチ。
僕は、大学時代に所属していたESSのスピーチ暗唱コンテストでこのスピーチを暗唱しました。
これは、とても有名なスピーチなので、僕も英語でスピーチをする際にはしばしば応用(拝借)しています。
例えば、“I say to you today, my friends”でスピーチを始め、“Even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream.”の辺りを多少応用すれば、多くの人は、キング牧師の演説を下敷きにしていることに気付いてくれます。
“ It is a dream deeply rooted in 〜.”でもさらに応用し、将来の展望などを“I have a dream one day that ...” のように語れば、立派な(?)スピーチになります。
と、書くのはいとも簡単ですが、人前で、しかも外国語でスピーチをするのはかなり緊張することですけどね…。
2008年、新見市と姉妹都市の一つアメリカのニューパルツ・ヴィレッジの間の写真交流第一弾として、鹿児島県出身でニューパルツ在住の元報道写真家トミコ・シラキガワ・コーエンさんが撮影したアメリカの公民権運動当時の写真を新見市に送ってもらい、展示したことがありました。
その時の写真展のタイトルが“WE HAVE A DREAM!〜ある日本人女性ジャーナリストが見た黒人世界〜”でした。
写真展では、ギャラリートークを岡山県共生高校の尾山誉先生とともに担当しました。
僕の話した内容は、以下の通りです(新見市国際交流協会ウェブサイトより当時の記事を抜粋)。
12月21日(日)14:00から、まなび広場にいみ小ホールにてギャラリートークが行われました。
講師:山内 圭さん(新見市国際交流協会理事、新見公立短大准教授)
演題:『ニューパルツと黒人たち』
講演はキング牧師の「I have a dream」で有名なスピーチを取り上げることから始まりました。これは今回の写真展の名「WE HAVE A DREAM」の由来でもあります。スピーチ中に表れる黒人と白人のbrotherhood(兄弟愛)と、姉妹都市間におけるsisterhood(姉妹愛)とをもじってのネーミングでした。
その後、小説や映画、絵本や雑誌などを取り上げながら、黒人と白人の関係がどのように表現されてきたのかを見ました。マーク・トウェイン原作の映画「ハックルベリー・フィンの冒険」に描かれる黒人と白人の友情や、ジョン・スタインベックの小説「はつかねずみと人間」に描写される黒人召使いの心理などが紹介されました。そして話はニューパルツへ。ニューヨーク州立大学ニューパルツ校にマルコムXの娘イルヤサ・シャバズが在籍していたエピソードや、ニューパルツにおける黒人奴隷の歴史、ニューパルツの黒人墓地などの話が続きました。
この写真展の様子に興味がある方は、新見市国際交流協会のウェブサイトから、2009年1/13更新の「ニューパルツ姉妹都市交流写真展が開催されました。」などをご覧ください。
キング牧師は、(1929年)1月15日生まれでしたので、この日に近い1月の第3月曜日が毎年Martin Luther King Jr. Dayとなります。
キング牧師と言えば、有名な“I have a dream”のスピーチ。
僕は、大学時代に所属していたESSのスピーチ暗唱コンテストでこのスピーチを暗唱しました。
これは、とても有名なスピーチなので、僕も英語でスピーチをする際にはしばしば応用(拝借)しています。
例えば、“I say to you today, my friends”でスピーチを始め、“Even though we face the difficulties of today and tomorrow, I still have a dream.”の辺りを多少応用すれば、多くの人は、キング牧師の演説を下敷きにしていることに気付いてくれます。
“ It is a dream deeply rooted in 〜.”でもさらに応用し、将来の展望などを“I have a dream one day that ...” のように語れば、立派な(?)スピーチになります。
と、書くのはいとも簡単ですが、人前で、しかも外国語でスピーチをするのはかなり緊張することですけどね…。
2008年、新見市と姉妹都市の一つアメリカのニューパルツ・ヴィレッジの間の写真交流第一弾として、鹿児島県出身でニューパルツ在住の元報道写真家トミコ・シラキガワ・コーエンさんが撮影したアメリカの公民権運動当時の写真を新見市に送ってもらい、展示したことがありました。
その時の写真展のタイトルが“WE HAVE A DREAM!〜ある日本人女性ジャーナリストが見た黒人世界〜”でした。
写真展では、ギャラリートークを岡山県共生高校の尾山誉先生とともに担当しました。
僕の話した内容は、以下の通りです(新見市国際交流協会ウェブサイトより当時の記事を抜粋)。
12月21日(日)14:00から、まなび広場にいみ小ホールにてギャラリートークが行われました。
講師:山内 圭さん(新見市国際交流協会理事、新見公立短大准教授)
演題:『ニューパルツと黒人たち』
講演はキング牧師の「I have a dream」で有名なスピーチを取り上げることから始まりました。これは今回の写真展の名「WE HAVE A DREAM」の由来でもあります。スピーチ中に表れる黒人と白人のbrotherhood(兄弟愛)と、姉妹都市間におけるsisterhood(姉妹愛)とをもじってのネーミングでした。
その後、小説や映画、絵本や雑誌などを取り上げながら、黒人と白人の関係がどのように表現されてきたのかを見ました。マーク・トウェイン原作の映画「ハックルベリー・フィンの冒険」に描かれる黒人と白人の友情や、ジョン・スタインベックの小説「はつかねずみと人間」に描写される黒人召使いの心理などが紹介されました。そして話はニューパルツへ。ニューヨーク州立大学ニューパルツ校にマルコムXの娘イルヤサ・シャバズが在籍していたエピソードや、ニューパルツにおける黒人奴隷の歴史、ニューパルツの黒人墓地などの話が続きました。
この写真展の様子に興味がある方は、新見市国際交流協会のウェブサイトから、2009年1/13更新の「ニューパルツ姉妹都市交流写真展が開催されました。」などをご覧ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます