またまた古い文書整理で発掘されたものの投稿です。
これは、僕が1998年に開始したオーストラリア研修のチラシ用に書いた文です。
このころは、まだ「私が大学を卒業して、約10年がたちましたが」と書いていますが、今では大学卒業から約25年です。
全く時のたつのは早いものです。
海外研修旅行のすすめ
新見女子短期大学教養科講師(英語) 山内 圭
あなたが卒業後、学生時代を振り返ってみたとき、どんなことが一番大きな思い出として思い出されるでしょうか。私が大学を卒業して、約10年がたちましたが、私の学生時代の大きな思い出の一つは、初めての海外旅行です。私の場合は、アメリカ合衆国でのホームスティをしながらの語学研修のツアーに参加しました。初めて外国の地に降り立ったときの感動、短いながらも外国の家族の「一員」として暮らしたこと、わくわくどきどきの英語でのショッピング、慣れない英語でいろいろな人と一生懸命話したこと、ホストファミリーとの悲しいお別れ、10年の時は流れましたが、今でも鮮明に脳裏に浮かんできます。その時のホストファミリーとは今でも時々電話をしたり、手紙やEメールを交換したり、お互いに訪問しあったりと親しく付き合っています。
このたび、株式会社アイエスエイ、オーストラリアのビクトリア州メルボルンのメルボルン・ランゲージ・センター、同じくメルボルンのセント・ビンセント病院などのご協力を得て、このように充実した研修旅行の計画を立てることができました。この旅行が学生の皆さんにとって有意義なものとなるように、アイエスエイの方とは話し合いを重ね、メルボルン・ランゲージ・センターとセント・ビンセント病院からはスタッフの方に2度にわたりご来校いただきました。またビクトリア州主催の教育セミナーにも参加し、ビクトリア州文部大臣の立ち会いのもと、メルボルン・ランゲージ・センターとは覚書を交わしております。
私は職業柄、学生の皆さんと外国旅行について話すことが多いのですが、皆さんが外国旅行に行くのを躊躇する場合、次の二つの理由がよくあがってきます。一つは「お金がない」、もう一つは「英語(外国語)に不安がある」です。たしかに学生時代はお金がありません(私もそうでした)。社会人になってお金ができてから行こうと考えたくなるのは当然でしょう。でも皆さんの多くは専門職に就き、連続して長い休暇をとりにくくなってしまうでしょう。お金は借りることができますが、時間は借りることができません。だから、時間がある学生時代に必要ならばお金を借りて、海外に行くのがいいと思うのです。また、英語に対する不安も実は思っているほど深刻ではないのです。もちろん外国に行く場合は、その国の言葉を話すことができたほうが何倍も楽しめることは当然ですが、同じ人間、少しくらいわからなくても何とかなるものです。ましてや英語は中学校から数えても少なくとも6年は勉強しているはず、何とかなります。英語をマスターしてから外国に行こうなんて考えていたら、いつまでたっても行けません。少年(少女)老い易く、学成り難しなのです。
この機会に、オーストラリアの医療・福祉・幼児教育の現場を自分の目で確かめ、外国文化を体験し、英語を学び、学生時代の大きな思い出を作りましょう。多くの皆さんの参加お待ちしています。
これは、僕が1998年に開始したオーストラリア研修のチラシ用に書いた文です。
このころは、まだ「私が大学を卒業して、約10年がたちましたが」と書いていますが、今では大学卒業から約25年です。
全く時のたつのは早いものです。
海外研修旅行のすすめ
新見女子短期大学教養科講師(英語) 山内 圭
あなたが卒業後、学生時代を振り返ってみたとき、どんなことが一番大きな思い出として思い出されるでしょうか。私が大学を卒業して、約10年がたちましたが、私の学生時代の大きな思い出の一つは、初めての海外旅行です。私の場合は、アメリカ合衆国でのホームスティをしながらの語学研修のツアーに参加しました。初めて外国の地に降り立ったときの感動、短いながらも外国の家族の「一員」として暮らしたこと、わくわくどきどきの英語でのショッピング、慣れない英語でいろいろな人と一生懸命話したこと、ホストファミリーとの悲しいお別れ、10年の時は流れましたが、今でも鮮明に脳裏に浮かんできます。その時のホストファミリーとは今でも時々電話をしたり、手紙やEメールを交換したり、お互いに訪問しあったりと親しく付き合っています。
このたび、株式会社アイエスエイ、オーストラリアのビクトリア州メルボルンのメルボルン・ランゲージ・センター、同じくメルボルンのセント・ビンセント病院などのご協力を得て、このように充実した研修旅行の計画を立てることができました。この旅行が学生の皆さんにとって有意義なものとなるように、アイエスエイの方とは話し合いを重ね、メルボルン・ランゲージ・センターとセント・ビンセント病院からはスタッフの方に2度にわたりご来校いただきました。またビクトリア州主催の教育セミナーにも参加し、ビクトリア州文部大臣の立ち会いのもと、メルボルン・ランゲージ・センターとは覚書を交わしております。
私は職業柄、学生の皆さんと外国旅行について話すことが多いのですが、皆さんが外国旅行に行くのを躊躇する場合、次の二つの理由がよくあがってきます。一つは「お金がない」、もう一つは「英語(外国語)に不安がある」です。たしかに学生時代はお金がありません(私もそうでした)。社会人になってお金ができてから行こうと考えたくなるのは当然でしょう。でも皆さんの多くは専門職に就き、連続して長い休暇をとりにくくなってしまうでしょう。お金は借りることができますが、時間は借りることができません。だから、時間がある学生時代に必要ならばお金を借りて、海外に行くのがいいと思うのです。また、英語に対する不安も実は思っているほど深刻ではないのです。もちろん外国に行く場合は、その国の言葉を話すことができたほうが何倍も楽しめることは当然ですが、同じ人間、少しくらいわからなくても何とかなるものです。ましてや英語は中学校から数えても少なくとも6年は勉強しているはず、何とかなります。英語をマスターしてから外国に行こうなんて考えていたら、いつまでたっても行けません。少年(少女)老い易く、学成り難しなのです。
この機会に、オーストラリアの医療・福祉・幼児教育の現場を自分の目で確かめ、外国文化を体験し、英語を学び、学生時代の大きな思い出を作りましょう。多くの皆さんの参加お待ちしています。