山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

海外研修旅行のすすめ

2013-10-09 22:08:53 | 旅行
またまた古い文書整理で発掘されたものの投稿です。
これは、僕が1998年に開始したオーストラリア研修のチラシ用に書いた文です。
このころは、まだ「私が大学を卒業して、約10年がたちましたが」と書いていますが、今では大学卒業から約25年です。
全く時のたつのは早いものです。

海外研修旅行のすすめ
     新見女子短期大学教養科講師(英語)   山内 圭             
 あなたが卒業後、学生時代を振り返ってみたとき、どんなことが一番大きな思い出として思い出されるでしょうか。私が大学を卒業して、約10年がたちましたが、私の学生時代の大きな思い出の一つは、初めての海外旅行です。私の場合は、アメリカ合衆国でのホームスティをしながらの語学研修のツアーに参加しました。初めて外国の地に降り立ったときの感動、短いながらも外国の家族の「一員」として暮らしたこと、わくわくどきどきの英語でのショッピング、慣れない英語でいろいろな人と一生懸命話したこと、ホストファミリーとの悲しいお別れ、10年の時は流れましたが、今でも鮮明に脳裏に浮かんできます。その時のホストファミリーとは今でも時々電話をしたり、手紙やEメールを交換したり、お互いに訪問しあったりと親しく付き合っています。
 このたび、株式会社アイエスエイ、オーストラリアのビクトリア州メルボルンのメルボルン・ランゲージ・センター、同じくメルボルンのセント・ビンセント病院などのご協力を得て、このように充実した研修旅行の計画を立てることができました。この旅行が学生の皆さんにとって有意義なものとなるように、アイエスエイの方とは話し合いを重ね、メルボルン・ランゲージ・センターとセント・ビンセント病院からはスタッフの方に2度にわたりご来校いただきました。またビクトリア州主催の教育セミナーにも参加し、ビクトリア州文部大臣の立ち会いのもと、メルボルン・ランゲージ・センターとは覚書を交わしております。
 私は職業柄、学生の皆さんと外国旅行について話すことが多いのですが、皆さんが外国旅行に行くのを躊躇する場合、次の二つの理由がよくあがってきます。一つは「お金がない」、もう一つは「英語(外国語)に不安がある」です。たしかに学生時代はお金がありません(私もそうでした)。社会人になってお金ができてから行こうと考えたくなるのは当然でしょう。でも皆さんの多くは専門職に就き、連続して長い休暇をとりにくくなってしまうでしょう。お金は借りることができますが、時間は借りることができません。だから、時間がある学生時代に必要ならばお金を借りて、海外に行くのがいいと思うのです。また、英語に対する不安も実は思っているほど深刻ではないのです。もちろん外国に行く場合は、その国の言葉を話すことができたほうが何倍も楽しめることは当然ですが、同じ人間、少しくらいわからなくても何とかなるものです。ましてや英語は中学校から数えても少なくとも6年は勉強しているはず、何とかなります。英語をマスターしてから外国に行こうなんて考えていたら、いつまでたっても行けません。少年(少女)老い易く、学成り難しなのです。
 この機会に、オーストラリアの医療・福祉・幼児教育の現場を自分の目で確かめ、外国文化を体験し、英語を学び、学生時代の大きな思い出を作りましょう。多くの皆さんの参加お待ちしています。
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2013年度新見市国際交流協会英語講座第1回(新見英語サロン第194回)開催

2013-10-09 10:37:20 | 日記
昨日、2013年10月8日(火)、心配された台風24号の影響もなく、無事、今年度新見市国際交流協会英語講座第1回(兼新見英語サロン第194回)を開催しました。

今年度の英語講座は、先日出版しました共著の『映画「シャレード」で学ぶ英語パーフェクト・ワークブック』を使います。


まずは、講座に協力してくれるALTの先生方に自己紹介をしてもらいました。

引き続き、講座の受講生それぞれによる自己紹介。

その後、テキストについての説明や映画『シャレード』(Charade)や主演のオードリー・ヘップバーンについて、そして講座の進め方をお話ししました。

最後に映画『シャレード』の冒頭部分をイントロダクションも兼ねてみました。


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平成9年おかやま長寿学園「英米人からみた仏教」(平成9年10月3日)

2013-10-09 09:50:44 | 日記
昨日の投稿に続き、平成9年(1997年)の古い文書からの投稿です。

当時、本学でも協力していた岡山県教育委員会主催の「おかやま長寿学園」において10月3日に担当した「英米人からみた仏教」という講座のレジュメからです。

なかなか盛りだくさんの内容になっています。

平成9年度おかやま長寿学園 
    平成9年10月3日(金) 於:新見女子短期大学
 英米人からみた仏教 
           新見女子短期大学講師 山内 圭
1. 英語辞典の定義
2日本人が英語で仏教をどのように表現しているか
3. 来日した外国人が日本の仏教をどのように表現しているか
a. Edwin O. Reishauer (1910-90)
The Japanese 『ザ・ジャパニーズ』(1977)
b. Alan Booth (1946-199?)
A Journey Through Japan (1979)
Seeing Japanese Cities Tokyo, Nara, Kyoto, Hiroshima
(1987)
c. Michael Cooper
Exploring Kamakura (1979)    
4. 英米の著作に描かれた仏教  
a. T. S. Eliot (1888-1965)
The Waste Land 「荒地」(1922)
b. Sir Herbert Read (1893-1968)
"Zen and Art" 「禅と芸術」
c. R. H. Blyth (1898-1964)
Zen in English Literature and Oriental Classics (1948)
d. J(erome). D(avid). Salinger (1919- )
Nine Stories 『ナイン・ストーリーズ』(1953)
e. Jack Kerouac (1922-1969)
The Dharma Bums 『ジェフィ・ライダー物語 青春
      のビートニク』(達磨行者たち)(1958)
f. Gary Snyder (1930- )
       "December" in The Back Country 「奥の国」(1971)  
h. Ioanna Salajan
       Zen Comics 『禅コミックス』(1974)   
i. その他
      Van Meter Ames (1898-1984)
Zen and American Thought 『禅とアメリカ思想』
(1962)
Iris Murdock (1919- )
The Green Knight (1994)
Robert M. Pirsig (1928- )
Zen and the Art of Motorcycle Maintenance『禅とオートバイ修理技術』(1974)
     Albert Low
             The Iron Cow of Zen (1985)      

5. 外国の映像に描かれた仏教  

6. 外国の仏教活動
a. リチャード・コーストン(1920- )         
b. アメリカの仏教施設
c. Twin Cities の仏教団体
d. 英米の仏教徒の仏教

7. まとめ      


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