goo blog サービス終了のお知らせ 

森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

真田丸第12回「人質」

2016-03-27 23:58:50 | ドラマ (大河)

我が家の猫がベランダに出たいと言うそぶり。

大きな声で夫殿が「外に行くのかい。」などと言うものだから、一瞬画面から目が離れました。

その時なんときりちゃんが

「私には分かってます。 自分が どこへ行くのか。 源次郎様が行く所。」なんて言うことを言っていたのですねぇ。聞き逃してしまいましたよ。私には猫がどこに行くのかしか分かっていませんでした。

 

しかし今回梅ちゃんの

「どうしてお腹の中に赤ちゃんがいるってわかったの?」と言うきりの言葉に言った

「なんかそんな気がしただけ。」と言う妊娠爆弾発言もあり女性陣もなかなか面白かったですよね。

 

徳川では阿茶局が家康に「爪を噛むな」とか言うし。いやそれよりも

「我が殿は敵のためにわざわざ城を作って差し上げたと言う事ですか?殿も人がよろしい」 と言う痛い所を突っ込むし。

信幸の奥さんのおこうさまも、梅ちゃんに赤ちゃんが生まれると嬉しそうに微笑んで、梅ちゃんにはツンツンのママさんも孫が生まれるとニコニコ。

「真田丸」の女たち、良いよね♪

 

と、まとめて女性陣の事を書いたから、後は男性陣のオハナシね。

 

そうは言っても、徳川さん所のコメディ調で恐ろしいお話をしているのも、昌幸パパさんがいつもながら首をかしげたくなるような飛んでも発言をしているのも、みんな面白かったんだけれど、今日はみーんな上杉景勝&兼続に持ってかれちゃったような気がします。

 

民の陳情にも耳を貸し、信繁の心を引き付けます。

信繁は景勝の剣の型も見て学び、彼はここで本当に多くの事を学ぶような予感がしました。ところが、景勝はちょっとええかっこしいなのが判明。出来ない約束も叶えてあげたいと言う願望だけでしてしまう。

そう分かってしまうと御屋形さまはなんとなく「民王」の総理みたいな口調になっちゃって、思わずニヤニヤしちゃいました。

先々週なんかは兜をかぶっていてくれないと分からないとか失礼な事を書いちゃったんだけれど、これだけご活躍をされたら、もう直江兼続の存在感も大きく膨らむわけですよ。

ツイッターを読んでみたら、やっぱり急上昇の人気ぶりが伝わってきました。これって「天地人」の時より今の方が人気が高いんじゃないのかって思っちゃった^^

 

最近ずっとドラマの感想を書いていて、さすがに疲れました。疲れてしまったのであらすじなんかはみんなパスなのですが、

今回の見どころの一つは景勝の言葉にあると思います。

「死に様は生き方を写す鏡。己に恥じぬように生きるのみじゃ。」

すっごく共鳴します。

でもそうやって生きるのって、難しい事なんですよね~。

 

またもう一つの見どころは、やっぱり「鉄火起請」のシーンですよね。

恐ろしい裁判ですよね。

焼けた鉄を持って歩くんですよ。勝っても手のひらを大やけどして、下手をしたら一生使えなくなってしまいそうです。負けたら死罪。

これって面倒な争い事を持ち込むな、持ち込むときは命がけだぞと言う、そんな意味合いがあったのじゃないかと思いました。

この恐ろしい局面を信繁の知恵で切り抜けるわけですが、彼の策はけっこう一か八か的な所があって、かなり怖いですよ。

その駆け引きには自信があるかもしれませんが、いつも人は思った通りには行動しないものじゃないですか。

 

この件の解決で、御屋形様のやる気スイッチも入れちゃって、信頼を勝ち得、上杉と真田は再び手を組むことになりました。

めでたしめでたし。

 

さて次回は「決戦」―信繁青春クライマックス。

なーんか嫌な予感がするなあ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精霊の守り人/第二回「王子に宿りしもの」

2016-03-27 15:01:00 | テレビ・ラジオ

「精霊の守り人」ってチャグム王子の事を指すのかって認識を改めました。

王子に宿っていたのは、ニュンガ・ロ・イムと言う雲を作る精霊の卵。100年に一度人間の子供に卵を産み付けるのですが、その卵を食べるモノがラルンガ。子供を真っ二つに引き裂いて卵を取り出し食べるのです。

ニュンガ・ロ・イムは二個の卵を産んでおり、だけどその一つは既にラルンガに食べられてしまっているようです。

何気ないシーンでしたが、足がにょっきりで怖いシーンでしたね。

 

精霊の卵を宿したものは、精霊の守り人としてヤク―(先住民)の人たちはその子供を大事に守ったのだそうです。

再びその新しい精霊に雲を吐き出してもらうために。

その卵が生まれなければ、人々は干ばつに苦しむらしいです。

しかし、卵を産んだニュンガ・ロ・イムが死んで、新しい卵がかえるまで、新しい雲はどうなっているのかとふと疑問。

でもまあ、細かい所のツッコミはしない事にしようと思います。

だってこのファンタジーの世界観を大切にしたいと思いますからね。

 

この物語は、ジグロとバルサの過去の物語とバルサとチャグムの現在の物語が同時進行に進むような感じで、前回の記事にも書きましたが、それゆえにバルサの気持ちの背景が理解できて奥行きが広がっているように感じました。

帝の追っ手に瀕死の傷を負わせられて、それを助けてくれたのは幼馴染の呪術師のタンダ。

そのタンダとチャグムの会話の中で、バルサを育て強くしたのはジグロだとタンダが伝えると、チャグムは

「ジグロはどうしたの?」と無邪気に聞きます。

ああ、それ、私も早く聞いてみたいよ。

でもそれはいつかバルサの事が本当に知りたいと思ったら、バルサ本人から聞いてみるといいよとタンダは上手い事を言って逃げるのです…って、違うか^^

強くて厳しくて頼りになるジグロは凄く素敵です。

これから少しずつ明かされていくふたりの物語にも、すごく興味がわいてきますね。

 

物語にはヤク―の人々の村である「ヤシロ村」が出てきたり、青霧山脈の奥の川でトロガイは水の民と話したり、ヤシロ村に向かう道にはナーガと言う鳥の骨を魔除けにしている道切り縄があったりでファンタジー度が大アップ。

 

真実を知ったチャグムにバルサは、自分が教えられたようにチャグムに槍を与え、戦う術(すべ)を教えようとします。

「生きていることを怖れるな。それが一番恐ろしい魔物だ」。

立ち上がりバルサに向かっていくチャグムの姿と、過去のバルサの姿が重なります。

 

みんな、闘うには理由があるんですよね。

弱いままでは生きてはいけない理由が。

 

一方王宮では、精霊の卵の真実を知ったシュガが帝に直談判。

「第二王子は、皆で守るべき存在なのです。どうか帝の手で王子をお守りください。」

 

ああ、もしも、帝にそれが出来たならば・・・・・・・・。

 

「清めなければならぬ者を増やすな。」とか

「村ごと清めよ。」とか。

静かで美しく、そして恐ろしい。

 

 

出来ればもうちょっと登場回数増やして…っていうのは、いや、良いです。忘れて。単なるファンゆえの我儘なので。

と言うわけで次回も楽しみです。

 

あっ、イケね。こんなに中途半端で終わらせちゃった。帝の事を書いたら、もういいかってなっちゃったもので。

余計な事を言っちゃったシュガは星読みの塔の地下で日干しの刑、もしくは生きながら墓場の刑に処せられていましたが、王国の闇の歴史を読み解き知らせると言う事で食べ物と水はゲット。後は研究三昧の日々です。王国の闇って言うのはだいたいアレだよね、きっと。

このドラマを見ていた時にはPC前から離れて見ていて、後からツイッターを遡って読み返したら、やっぱり同じ事を考えていた人がいました。

ートイレは・・・・・って。

だから細かい所には突っ込まない事にしたって、さっき言ったじゃんって、今、自分に言い聞かせました^^

と言うわけで、本当にお仕舞。

次回もチョー楽しみです♪

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スミカスミレ」最終回

2016-03-27 01:17:20 | テレビ・ラジオ
 
ドラマのお話 2015年冬ドラマのまとめ

既にタイムリーなお話ではなくなってしまいました。最近、いろいろとバタバタしております。このような時こそ日記ブログは更新しようと〈後々の自分の為に〉思っていますので、よろしか...
 

上の囲みは昨年の3月26日に投稿したものです。やはり今頃はドラマのまとめ記事を投稿していたのですね。ドラマ視聴は私の楽しみの一つですから、その時間を結構大切にしています。

今期のドラマでは金曜日の11時15分からの「スミカスミレ」が最後の最終回になりました。

 

これは本当にほっこりとしたおとぎ話で終わりましたね。

松坂慶子さんが演じるスミさんの人生は、本当にやり直したいような寂しいものだったと思います。

せっかく受かった大学に、家の事情で行けなくなり、それを恥じたり行った友人を羨ましく思ったりで、友達も失い恋に踏み出す勇気もなく、65歳まで家族と暮らしてきたのです。その家族の母もなくなってしまってはたった一人ぽっち。

やり直したくなる気持ちも分かりますよ~。

誰だってやり直したい願望を少なからず多少は持っているんじゃないでしょうか。そんな夢がかなってしまうのですから、おとぎ話だと思うのですが、だいたいお相手が70歳の姿で想いを語っても受け入れてくれる真白君ってどんだけ~って言いたくなってしまいますし、どんな時でも「スミレ様」と守ってくれる化け猫黎さんの存在にも胸がキュンキュンして、本当に女の子好みの「めでたしめでたし」物語だったと思いました。

 

おとぎ話なんだからそれで良いのかと思いつつ、もうピュアな心ばかりではいられなくなった私には少々思う所もありましたよ。

だいたい心の底から「生まれてきて良かった~」って思えるのは、男に寄るのかって思ってしまう私は、根本的に恋愛ドラマは合わないのかも知れませんね。

それからここは絶対に違うだろうっていうのは、今時の65歳の女性は孫でもいなければ、自分の事を

「65歳のおばあちゃんなのよ~。」なんて事は言わないと思うよ。

 

あっ、そう言えば、ピュアな心じゃないので気になってしまった事が、戸籍の問題。結婚したのだから、スミレの戸籍はどうなってるのとか、スミの年金はどうなったのとか・・・・・・ああ・・・・あほか・・・・

いや、だけど、このドラマは、もうそのピュアじゃない目で見たらツッコミどころがいっぱいで、たぶん演出もそこは触れてはいけなかったんだろうと思われるのは、スミレがスミに戻ってしまった時、ありゃ絶対にサイズが違うだろって思うんだけれど、服がビリビリとかボタンがパーンってなことにはならなかった点。

女優さんへの配慮ってとこですね、きっと。

 

とにかくこのドラマ、最後のクライマックスの愛の告白を70歳設定の松坂さんが頑張った所がミソだと思います。

全国の70歳のバーさんと言われている方々、どんな勇気か分からないけれど、なんとなくそんな高ぶる感情が沸いてきませんでしたか・・・・

って、よくよく考えてみればネット民兵に陥っている一部の方を除いて、ほとんどの70歳のご婦人方は、そんなテレビドラマで夢を見ないで暖かいお布団の中で本当の夢を見ている時間なのでしたね。

 

これ、原作の設定は60歳の人が17歳の高校生になる設定なんですね。

良いなあ、17歳。

だけど好きな男の人と一緒になったとしても、人生はやり直したくなるような事がたくさんあるわけで、本当の満足の行く人生を送るのは難しい事よね。

 

最後にツイッターに書き込んだツイートをここに再掲させてくださいね。

「しかし、これでスミレがまた70まで生きるとしたら140歳になるわけで、肉体がどうのこうのと言うより、精神的長寿。更に80歳まで生きて150歳まで人が生きると、どのような思考を持つ人間になるのかそこを突き止めると、おとぎ話からSFに変わる。」

 

ツッコミどころ満載でも、私はけっこう胸キュンで見ていました。

〈追記〉

あっ !!

やっちまった。

私って、本当におっちょこちょいで (^_^;)

スミさんは20歳からやり直したんだから、70まで生きたら120歳。そして80まで生きたら130歳。90まで生きて140歳でした。

100まで生きたら150歳。しつこい !!

でも100も150ももうおんなじかも~ ^^

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする