ドラマのお話 2015年冬ドラマのまとめ
既にタイムリーなお話ではなくなってしまいました。最近、いろいろとバタバタしております。このような時こそ日記ブログは更新しようと〈後々の自分の為に〉思っていますので、よろしか...
上の囲みは昨年の3月26日に投稿したものです。やはり今頃はドラマのまとめ記事を投稿していたのですね。ドラマ視聴は私の楽しみの一つですから、その時間を結構大切にしています。
今期のドラマでは金曜日の11時15分からの「スミカスミレ」が最後の最終回になりました。
これは本当にほっこりとしたおとぎ話で終わりましたね。
松坂慶子さんが演じるスミさんの人生は、本当にやり直したいような寂しいものだったと思います。
せっかく受かった大学に、家の事情で行けなくなり、それを恥じたり行った友人を羨ましく思ったりで、友達も失い恋に踏み出す勇気もなく、65歳まで家族と暮らしてきたのです。その家族の母もなくなってしまってはたった一人ぽっち。
やり直したくなる気持ちも分かりますよ~。
誰だってやり直したい願望を少なからず多少は持っているんじゃないでしょうか。そんな夢がかなってしまうのですから、おとぎ話だと思うのですが、だいたいお相手が70歳の姿で想いを語っても受け入れてくれる真白君ってどんだけ~って言いたくなってしまいますし、どんな時でも「スミレ様」と守ってくれる化け猫黎さんの存在にも胸がキュンキュンして、本当に女の子好みの「めでたしめでたし」物語だったと思いました。
おとぎ話なんだからそれで良いのかと思いつつ、もうピュアな心ばかりではいられなくなった私には少々思う所もありましたよ。
だいたい心の底から「生まれてきて良かった~」って思えるのは、男に寄るのかって思ってしまう私は、根本的に恋愛ドラマは合わないのかも知れませんね。
それからここは絶対に違うだろうっていうのは、今時の65歳の女性は孫でもいなければ、自分の事を
「65歳のおばあちゃんなのよ~。」なんて事は言わないと思うよ。
あっ、そう言えば、ピュアな心じゃないので気になってしまった事が、戸籍の問題。結婚したのだから、スミレの戸籍はどうなってるのとか、スミの年金はどうなったのとか・・・・・・ああ・・・・あほか・・・・
いや、だけど、このドラマは、もうそのピュアじゃない目で見たらツッコミどころがいっぱいで、たぶん演出もそこは触れてはいけなかったんだろうと思われるのは、スミレがスミに戻ってしまった時、ありゃ絶対にサイズが違うだろって思うんだけれど、服がビリビリとかボタンがパーンってなことにはならなかった点。
女優さんへの配慮ってとこですね、きっと。
とにかくこのドラマ、最後のクライマックスの愛の告白を70歳設定の松坂さんが頑張った所がミソだと思います。
全国の70歳のバーさんと言われている方々、どんな勇気か分からないけれど、なんとなくそんな高ぶる感情が沸いてきませんでしたか・・・・
って、よくよく考えてみればネット民兵に陥っている一部の方を除いて、ほとんどの70歳のご婦人方は、そんなテレビドラマで夢を見ないで暖かいお布団の中で本当の夢を見ている時間なのでしたね。
これ、原作の設定は60歳の人が17歳の高校生になる設定なんですね。
良いなあ、17歳。
だけど好きな男の人と一緒になったとしても、人生はやり直したくなるような事がたくさんあるわけで、本当の満足の行く人生を送るのは難しい事よね。
最後にツイッターに書き込んだツイートをここに再掲させてくださいね。
「しかし、これでスミレがまた70まで生きるとしたら140歳になるわけで、肉体がどうのこうのと言うより、精神的長寿。更に80歳まで生きて150歳まで人が生きると、どのような思考を持つ人間になるのかそこを突き止めると、おとぎ話からSFに変わる。」
ツッコミどころ満載でも、私はけっこう胸キュンで見ていました。
〈追記〉
あっ !!
やっちまった。
私って、本当におっちょこちょいで (^_^;)
スミさんは20歳からやり直したんだから、70まで生きたら120歳。そして80まで生きたら130歳。90まで生きて140歳でした。
100まで生きたら150歳。しつこい !!
でも100も150ももうおんなじかも~ ^^
やっぱり、このまま年とったらスミレはどうなるのか、とちょっと心配になりました…
いろんなこと考えられるのも、ドラマのいいところですね。
朝晩冷えますので、お身体を大切にお過ごしください。またね!
金曜日はこのドラマの前に「わたしを離さないで」を見て泣いて、その後にこの「スミカスミレ」を見て微笑んでいました。
ちょっとドキドキする胸キュン物語でしたよね。
ワタクシ、呑気にもヤマザキさんの記事を読むまで、自分の過ちに気が付かなかったんです。老いるって本当に嫌よ~。こういう間違いを平気でするようになるんです。
スミさんはきっと脳も若返ったのかと思うと、そこが一番羨ましかったかも(笑)
でもヤマザキさんと同じことを、いろいろ考えていたんだなとちょっと嬉しく思いました♪
明日からの旅行を楽しんできてね。