日記です。
ここ最近の事を思いついたままに。
〈その1〉 咲くでしょうか。
トップ画像の花はキッチンで育てています。
盆栽のようなひねりっぷりでしょう。
何のことはないけれど、これ、大根です。ちょっとだけ葉っぱを貰う事もあるけれど、地味な花も咲くじゃないですか。キッチンのささやかな楽しみでもありますよね。
〈その2〉 シュの付く猫
先週の金曜日、ボランティアのお仕事中の事ですが、5人の中学生男子と、またもお話していました。またはお勉強をしていた・・・か?
ふと思いついて
「あのさ、君たち、『シュレディンガーの猫』って知ってる?」と言おうとしたら、いい加減な私はちゃんと言えなくて
「シュ・・・」「シュ・・・」「ええと、なんだっけな。とにかく『シュの付く猫』よ。そんなの知ってる?」
すると5人中4人が、目を輝かせて
「『シュレディンガーの猫』ですね!!!」
「えええ!? なんで一般常識のようにみんな知ってるの?やっぱりアニメから?」
「いいえ。小説です。」
「えっ、なんていう小説? ・・・・あっ、ヤッパ、良いわ。言わなくていいです。」
だってみんなの目のきらきらを見ていたら、めっちゃうるさくなってしまいそう。
しかし中高年の皆さま。若いやつらに負けたくないと思ったら、もはや「『シュレディンガーの猫』は一般常識レベルと認識した方が良いみたいですよ。まあ、「シュの付く猫」でも通じるみたいですが。
〈その3〉 なにげに褒められた !?
中学生がらみの話。
昨日我が家にやって来た子供が、ぼそっと言いました。
「部屋が片付いている・・・。」
まあ、最近ゴミ捨て&片付けをコツコツやっていますので、本箱やいろいろな場所にぎゅうぎゅう入っていたファイルがごそっとなくなっていたり、机の前に並んでいた本がなくなっていたり、ちょっとスッキリしていたのですね。
褒められたようで嬉しかったのですが、微妙な気持ちがして苦笑してしまいました。
〈その4〉 いつも何かに守られているような気がする。
昨日は仕事絡みの打ち合わせもかねてランチに行きました。
お仕事の拡張の努力を何もせずに7年が過ぎてしまいました。自分の子供たちの成長と共に静かにフェイドアウトをしていけば良いのだと思っていたのです。だけれど自分も病気を抱えて、ここに来て夫にも持病などと言う要らない贈り物がやって来てしまったみたいです。自分の人生設計に、この「うちら夫婦は医療費が凄くかかる」という項目は入っていなかったのです。
もう貧乏は決定です。でも世の中には貧しいからいろいろな知恵が生まれると言う事もあるってものですよ。
老いても働き続ける事を惨めには思わずに、頑張りたいなと思っている私です。
問題は老いていく自分に仕事があるのかと言う点なのですが、この点を考えると凄く憂鬱です。ちょっと頑張ると体にガタが来るのは昨年実証済みですし。
でも3月は4月に向けていろいろ確認のお電話や依頼が入ります。ほんの少しですが、まだお仕事は続けられそうです。
そして私はいつもこの頃になると、そうやって何の努力もしていないのにお仕事が続けられることが決まると、何かに守られているなと強く思うのです。
〈その5〉 ごめんね。
とうとう今年は土鈴のお雛様を出してあげる事が出来ませんでした。昨日の夜の数時間だけ出してもねと思い、今年は諦める事にしました。来年はちゃんとやると決意し「ごめんね。」と心の中で謝りました。
でも、ちらし寿司とハマグリのお吸い物は作ったのです。
ところが止せばいいのに「ハマグリのお吸い物の作り方」なんて検索したら、昆布だしとハマグリから出ただしだけで作るから「潮汁」とも言うなどと言うのを真に受けて、そんな作り方をしてしまいました。きっと、この段階で何か勘違いをしているのだと思うのですが、出来たら凄くまずいお湯のようなものが出来上がってしまいました。私、お吸い物って下手で、いつもだって凄く気を遣いながら作るのに、なんで時間がないこんな時に、新しい試みをしようなんて思ってしまったのかしらと思いました。私の夜のお仕事が終わってから我が家は夜ごはんです。
なんか手を加えていけば、まともになりそうな気がしたのですが、リビングの夫を見たら苦痛で顔をゆがめています。
別にお腹が空いてそんな顔をしているわけではありません。
肺炎が完治した彼に、今度はまた別の災難が降りかかっていて、痛み止めが切れているのです。早くご飯を食べて薬を飲みたいのです。
頭の中では、この後カキフライをあげてとかサラダ作ってとか思っていたけれど、全部省略。ちらし寿司の中にエビとかいくらも入れたし、ひな祭り用のかまぼこも出すからそれで良い事にしました。だいたい我が家に女の子って猫のあんずしかいないし、私とももは、元女の子だしね。
そしてまずいハマグリのお吸い物対策ですがパッと閃いて
「あの、このハマグリのお吸い物に、コレ入れて味を調節してください。」
と言って、差し出したのは永谷園のお吸い物の元。
「ごめんね~。私、昔からお吸い物って嫌いでさ、作るのも苦手だったんだ~。」
しかし、我が家では、あまり問題がなかったみたいです。