to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

星の子

2020-12-08 15:26:47 | the cinema (ハ行)

制作 2020年
上映時間 110分
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫 / 朝日新聞出版刊)
監督・脚本:大森立嗣
芦田愛菜 岡田将生 高良健吾 新音 田村飛呂人 赤澤巴菜乃 黒木華 原田知世 大友康平 永瀬正敏

幼少より病弱な娘を救いたい一心で、両親が新興宗教に傾倒し次第に崩壊していく家庭を、娘の視点により描く。第39回野間文芸新人賞受賞作[。第157回芥川賞および本屋大賞2018候補作の映画化。
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れした新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きるー。

これは予告を観た時から観ると決めて、公開早々に観たのに、
記事が今頃になってしまいました・・・
それにしても、
愛菜ちゃんを知ったドラマ「Mother」から、もう、10年が経ったんですねぇ・・・。
このトシになると、10年があっという間です(笑)


ちひろの両親が新興宗教に心酔していったのは、"幼少期のちひろを治した"から。
家中がその宗教の祭壇やグッズで溢れ返っていて、その為に生活が貧窮していっても
両親は仲睦まじく、ちひろも何の疑念も持たず"特別な生命力を宿した水"を常用していた。
ちひろは両親を愛していたから信じ、愛されていたから疑いも持たなかった…しかし、
5歳年上の姉は家を出ていっており、
周囲は好奇の目で眺めていて、親戚も半ば諦めつつも、ちひろの事を心配している…

社会が不安定になると、色んな新興宗教が生まれる。
恐らくは子供のころから私は、信仰や政治のハナシはしないと決めていた。
それは我が家の(実家ですが)家訓ともルールともいっていい。
冠婚葬祭や、大人が集まる中で聞こえてくるひそひそ話から、幼いながらも
暗黙のうちに触ってはイケナイ話題だと感じていたのもある。

なので、
この作品の感想は特に難しい。。。
傍からみて、明らかにオカシク、滑稽な事でも、
"特別な生命力を宿した水"の中身が水道水に替えられていると分かった後も
まさに鰯の頭も信心からなので
両親は変わることはなく、、憧れのイケメン先生にバカにされても、
ちひろは集会に参加するのです…

その集会・・のシーンは得体の知れない怖さがありましたが、
信じる事――、その功罪を問うラストシーンではありました

幸せはどこにあるのか?
ちひろの両親、そしてちひろは不幸なのか??
家族から離れていったお姉ちゃんは???――考えさせられます。。

ジョーカー
本当の悪は笑顔の中にあるJOKERアメリカ 122分監督トッド・フィリップス出演 ホアキン・フェニックス/ロバート・デ・ニーロ/ザジー・ビーツ/ブレット・カレン/フランセ......
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ホテルローヤル

2020-11-22 13:45:54 | the cinema (ハ行)

制作 2020
原作 桜木紫乃
脚本 清水友佳子
監督 武正晴
音楽 富貴晴美
波瑠 松山ケンイチ 余貴美子 原扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音 正名僕蔵 夏川結衣 安田顕

原作は累計発行部数100万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。桜木の実家だったラブホテルを舞台にした七編の連作を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化した。メガホンをとるのは、『百円の恋』や『嘘八百』、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した「全裸監督」など精力的な活動を続ける武正晴。脚本は、連続テレビ小説「エール」を手がけた清水友佳子。
北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル。雅代は美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら、家業であるホテルを手伝うことに。アダルトグッズ会社の営業、宮川への恋心を秘めつつ黙々と仕事をこなす日々。甲斐性のない父、大吉に代わり半ば諦めるように継いだホテルには、「非日常」を求めて様々な人が訪れる。投稿ヌード写真の撮影をするカップル、子育てと親の介護に追われる夫婦、行き場を失った女子高生と妻に裏切られた高校教師。そんな中、一室で心中事件が起こり、ホテルはマスコミの標的に。さらに大吉が病に倒れ、雅代はホテルと、そして「自分の人生」に初めて向き合っていく・・・

冒頭、立ち入り禁止のロープが張られ、廃墟となったラブホテル「ローヤル」に
「廃墟で撮るのが夢だった」と言う若いカメラマンがモデルを連れて侵入し、
今は荒れ果てた室内が、シャッターと共に嘗ての姿に甦って、物語は展開される――



美大に受かれば、「ラブホの娘」から逃れられる。ハズだったのに、、受験に失敗。
若いオトコと逃げた母に代わって家業のホテルを継ぐ羽目になった雅代は、だから、
若い娘らしい好奇心とか喜怒哀楽に欠けていて…半ば人生を諦めていて…

それでも、
アダルトグッズ会社の営業マン・宮川への想いを胸に秘めつつ、
様々に悩みを抱えたカップルが訪れるホテルローヤルで、希望も持てずに淡々と仕事をこなしていたある日、
思いもしなかった事件に見舞われる!

『望み』(記事未アップ)でもそうでしたが、弱って傷ついた獣に群がるハイエナのように
ここでもマスコミが押し寄せるシーンがあるのだけれど、
こういう時に一人でも、盾になってくれる人物が出てくれるのはとても救い。

波瑠さんの主演作にケンイチ君が出てる!!という情報だけで公開初日に行ってきました。
「隣の芝生~」でもおもちゃ屋さんだったケンイチ君(笑)
今回も誠実で優しい人物像がピッタリ嵌ってました💕

家族暮らしだから起きるアンナ事やコンナ問題
ラブホあるあるなんでしょうね
また、少し離れていたら、親の知らない子供の実態に衝撃!もあったり。。。

感動するまではいかなかったストーリーですが、
達者で味のあるキャスト陣でほぼ成功。
どこかで躓いた家族を切り取って、ちょっとユーモラスに見せて、でも・・・
最後には雅代が傍観者的人生から卒業していくというラストはホッとしました。

主題歌はLeolaさんのステキな歌声で流れる「白いページの中に」が超~マッチ🎵

 ♪ いつの間にかに私は 愛の行方さえも
   見失っていた事に 気付きもしないで
  振り向けば やすらぎがあって 見守る瞳があった事を
   サヨナラの時の中で やっと気付くなんて
 長い長い坂道を 今登ってゆく~~♬
いつ聴いたのか?
でも、、昔のヒット曲って凄いなあ~。ちゃんと歌えた!覚えていた👌1978 柴田まゆみさん

柴田まゆみ 白いページの中に 「ポプコン出場曲」
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パーティで女の子に話しかけるには

2020-08-14 12:49:42 | the cinema (ハ行)

あの日、恋に落ちたのは

遠い惑星の女の子でした

原題 How to Talk to Girls at Parties

上映時間 120分

製作国 イギリス/アメリカ

原作 ニール・ゲイマン

脚本/監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル

エル・ファニング/アレックス・シャープ/ルース・ウィルソン/ニコール・キッドマン

1977年のロンドン郊外。内気な少年エンは偶然参加したパーティで美少女ザンと出会い、音楽やパンクファッションの話で盛り上がり、恋に落ちる。しかし、遠い惑星に帰らなければならない彼女と過ごせる時間は48時間のみ。大人たちが押し付けるルールに反発した彼らは、一緒にいるために逃避行するが……。

舞台が1977年のロンドン。ということで、音楽もファッションも当時を知る人には懐かしく、知らない人には新鮮かも👌

SFパンクなラブコメですが、かなり好みは分かれる作品だと思います。個人的にはこの時代、もう青春してましたし(笑)SFチックも抵抗なく、音楽もこの世界観には合っていて、結構楽しめました。

1977年は昭和52年。ということで紐解いてみると、日本の映画館は入場料がオトナ1300円。

公開された邦画は『八甲田山』『人間の証明』『八つ墓村』『トラック野郎』など。

洋画は『キングコング』『遠すぎた橋』『カサンドラクロス』『ロッキー』はい!全部観ていました(笑)

少年たちが出会ってしまう異星人のコスチュームは、コロニー毎に色分けされて、シンプルで斬新な色使いも、当時のモード誌から抜け出たようです(^_-)

この作品と同じ年に、エルファニングとニコールは『ビガイルド 欲望の~』でも共演していますが、そちらはもっと時代が旧く、二人とも清楚なドレスでした。エルちゃんは当時19歳?どちらの衣装もピュアな雰囲気でとても似合っています👌

でも、アラフィフ、ニコールは流石としか言えない!パンクファッションで埋め尽くされたライブでもとけこんでいましたからね👌

さて、奇想天外ではないにしても、独特の世界観。

内気な少年エンは、ちょっと成長しましたが、エンとの出会いによって”パンク”を知ったザン♪彼女には人生の岐路が待っていました❣

そして、1992年のある日・・・―!

へんてこな物語の最期は、、一抹の寂しさもありながら、嬉しい…

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ベロニカとの記憶

2018-02-12 10:18:41 | the cinema (ハ行)

THE SENSE OF AN ENDING
上映時間 108分
製作国 イギリス
原作 ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』(新潮社刊)
脚本 ニック・ペイン
監督 リテーシュ・バトラ
ジム・ブロードベント/ハリエット・ウォルター/ミシェル・ドッカリー/エミリー・モーティマー /ビリー・ハウル/ジョー・アルウィン/フレイア・メイヴァー/シャーロット・ランプリング
ロンドンで中古カメラ店を営みながら平穏な年金生活を送っていたトニー。ある日、法律事務所から一通の手紙が届く。そこには、初恋の女性ベロニカの母親セーラが亡くなり、一冊の日記が彼に遺贈されたと記されていた。しかしその日記は、トニーの学生時代の親友エイドリアンのものだった。彼はトニーと別れたベロニカと交際し、やがて自ら命を絶ってしまった。そんなエイドリアンの日記をがなぜセーラが持っていたのか。しかも今はベロニカのもとにあり、トニーへの引き渡しを拒んでいるという。思いがけず過去の記憶と向き合い、日記を読まなければとの思いを募らせ、ベロニカとの再会を決意するトニーだったが…。

記憶の書き換え。或いは上書き――…は、
きっと大なり小なり、誰にもある事だと思う。


それは多くの場合、そうしなければ自己を守れなかったから、、、
例え他人からみたらくだらないと一笑されそうな事でも。

自分のプライドが踏みつけにされたような過去の或る出来事、、。
認めたくないその記憶は、自分の都合のいいように書き換えてしまっている。。なんて事は
心の中の、黒いしこりのようになってしまうので、誰にもあるかも知れませんね。
(まあ、大抵の場合、自覚があると思いますが。→ワタシデス(笑))
そこに囚われてしまわないように、それは生きる為の方便なのかも知れないと思うから......。

しかし、
それが“記憶”だけで時を重ねてきた者と、
それを「現実」として生きてきた者との交差は――傷を伴うものでした。

ポイントとなるシーンがいくつかあるのですが、
若き日のベロニカと、その家族の描き方が今一つ中途半端だと感じてしまい、
ちょっとモヤモヤが残りました。

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パーフェクト ワールド

2017-12-31 19:13:25 | the cinema (ハ行)


A PERFECT WORLD
制作年 1993
脚本 ジョン・リー・ハンコック
監督クリント・イーストウッド
出演 ケヴィン・コスナー/クリント・イーストウッド/T・J・ローサー/ローラ・ダーン

63年テキサスを舞台に、犯罪者と幼い少年の心の絆を描いたヒューマン・ドラマ。
刑務所を脱走したブッチと相棒は、フィリップという八歳の少年を人質にとって逃避行をつづけていた。だが相棒が少年をレイプしようとしたとたん、ブッチは相棒を射殺してしまう。それ以来フィリップは、死んだ父の姿をブッチに重ねて見るのだった……。


何度も観ているのに、録画して数年ぶりに鑑賞。
父親と息子の複雑な愛情を描いた作品には名作も多いですが、本作では、
脱走犯と、エホバの商人信者の母親に厳しい抑圧を受けている父親のいない少年のつかの間の触れ合い。

少年とのふれあいでブッチは思った。
綿あめの甘さも知らないフィリップに、したい事リストを作らせてそれをクリアさせてあげたい。
どこか父親のように…―

脱走犯のブッチには、少年のころ父親に虐待を受けて育った苦い過去があるが、一方で、
父親から送られてきた古い絵ハガキを大事に持っていて・・・
どこか父への憧れと愛を求めてポケットに忍ばせている。
そしてふと入った農家で、父親が子供に暴力をふるうシーンに居合わせると、、
過敏に反応して父親に戒めの行動をとるが――
フィリップは子供なりの正義を発揮。。

パフェクトワールドはアラスカなんかじゃなかった。―





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僕のワンダフル・ライフ

2017-10-17 19:20:39 | the cinema (ハ行)

僕の愛は不死身なのだ。
原題 A Dog's Purpose
製作年 2017年
上映時間 100分
原作W・ブルース・キャメロン『野良犬トビーの愛すべき転生』(新潮文庫刊)
監督 ラッセ・ハルストレム
音楽 レイチェル・ポートマン
出演 K・J・アパブリット・ロバートソン/ブライス・ゲイザー/ジュリエット・ライランス/ルーク・カービー/ペギー・リプトン/デニス・クエイド/ジョシュ・ギャッド

ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリーは、暑い夏の日、車に閉じ込められているところを8歳の少年イーサンに助けられ、彼の家族に引き取られる。夏休みにはイーサンとアメフトのボールで毎日のように遊び、強い絆で結ばれていく。高校生となったイーサンは将来有望なアメフト選手として活躍する。ある日、ベイリーは遊園地でイーサンと美少女ハンナの出会いを演出してあげる。おかげで2人はたちまち恋人同士に。いつまでもイーサンと一緒にいると誓ったベイリーだったが、ついに寿命を迎えてしまい、大きな悔いを残しながらこの世を去ることに。しかしベイリーの執念が通じたのか、エリーという女の子のシェパードとなって再びこの世に舞い降りたベイリーだったが…。

マダム・マロリーと魔法のスパイス」ぶりのラッセ・ハルストレム監督作品。
ハルストレム監督というと、やはり「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」だけど
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」「HACHI 約束の犬」など、犬との絆を描いた作品も有名。
(HACHI…書いたつもりでいたけど、これもまた感想書いてなかった)


人の人生も出会いと別れ。
本作は、ゴールデン・レトリーバーとして生まれ、イーサンと出会ったベイリーの“犬生”を
ユーモアを交えた犬目線で描いていくのですが、、、

可愛い子犬時代からもう、ちょっとヒネたオッサン調のベイリーのナレーションがウケます
年齢、性別を超えた(笑)ジョシュ・ギャッド♪

イーサンとベイリーは相思相愛てか、ベイリーのイーサン愛は至上❕
でも、、ベイリーにとって最初からソリが合わなかったヤツは、
やっぱりしでかすのですよ。。。

ベイリーのマイペースぶりに和んで観ていて、油断があったのは事実ですが、やっぱり
ハルストレム監督作品なのよね......不幸は突然幸せな一人と一匹を襲うのですよ…
何度か胸を締め付けられます。が!!
それからは100万回生きたねこ犬だった!


そんなにも動物好きではない私のような方も、思わず胸がアツくなる終盤。
愛する者を亡くした時、、、誰の心にも芽生える切ない想い。。。
あったらいいなを叶えてくれます
ご家族で。大切なひとと、一緒に観たい温かい作品でした
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光をくれた人 

2017-05-30 11:49:37 | the cinema (ハ行)

上映時間 133分
製作国 アメリカ/オーストラリア/ニュージーランド
原作: M・L・ステッドマン『海を照らす光』(早川書房刊)
脚本:監督 デレク・シアンフランス
音楽 アレクサンドル・デスプラ
出演 マイケル・ファスベンダー/アリシア・ヴィカンダー/レイチェル・ワイズ/ブライアン・ブラウン/ジャック・トンプソン

1918年、オーストラリア。第一次世界大戦の過酷な戦場から帰還したトム・シェアボーン。心に深い傷を負った彼は、絶海に浮かぶ無人の孤島、ヤヌス島の灯台守となる。3ヵ月後、正式採用の契約を結ぶために町に戻った彼は、地元の名士の娘イザベルに一目惚れし、ほどなく2人は結婚する。孤独で不便な孤島での結婚生活だったが、愛する2人にとっては何者にも邪魔されない幸せな日々だった。ところがイザベルは2度の流産という悲劇に見舞われ、深い悲しみに沈んでしまう。そんな時、1人の男の死体と泣き叫ぶ女の子の赤ちゃんを乗せたボートが島に流れ着く。町に報告しようとするトムを必死で説得し、赤ちゃんを自分たちの子として育てることにしたイザベルだったが…。

温かい家庭とも縁がなく、戦争の傷を癒せないままのトム。
2人の兄を戦争で失った両親の悲しみが強すぎて、自分の居場所を求めていたイザベル...。
この二人が辿る苦痛と幸せの軌跡を丹念に描いたドラマ。
凄く良かったです!


子供が欲しいのに、産むことが出来なかった女性と
愛する子供を奪われ、可愛い盛りに母であることを奪われた女性…―
この二人がどんな着地点に至るのか、というのがポイントだと思っていましたが。。。
違いました。。。

清廉に生きる事は、こんなにも厳しい――。

正しさを貫くことは、時に愛する者を傷つける選択を突き付ける…。

子供を得ると、どこの夫婦も、先ず子供中心の生活となり、
子供がちいさいうちは特に、妻にとって第一は子供。夫は二番目となりがち。

しかし―イザベルにも、究極の選択を迫られる時が訪れ、
絶望しかなかったその時、イザベルの母親のセリフが刺さります。――

これは、共に傷を負った夫婦の物語です。
自分を救ってくれたイザベルに向けたラブレターこそが。
素敵なオトナのラブストーリーでした💌

セリフが少ない分、メインの3人の演技に惹きつけられます。
マイケル・ファスベンダーの、誠実で孤独な男もよかったし、
レイチェル・ワイズの哀しみと強さを湛えた佇まいも良かった。
そしてアリシア・ヴィカンダー。

アンナ・カレーニナ』で、キーラに想い人を取られた妹(^^;)ですが、
リリーのすべて』では信念の愛を捧げた画家の、圧倒的な存在感でした。
可愛くて、愛のエゴ丸出しの今回みたいな役、、良かったです
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美女と野獣

2017-05-14 10:40:59 | the cinema (ハ行)

BEAUTY AND THE BEAST
上映時間 130分
監督 ビル・コンドン
音楽 アラン・メンケン
出演 エマ・ワトソン/ダン・スティーヴンス/ルーク・エヴァンス/ケヴィン・クライン/ユアン・マクレガー/ググ・ンバータ=ロー/イアン・マッケラン/エマ・トンプソン
美しいが傲慢だった王子が魔女の呪いによって醜い野獣に変えられてしまう。呪いを解くためには、魔女が残したバラの花びらがすべて散る前に、誰かと心から愛し合わなければならなかった。以来、王子は城に籠り、絶望の中で心を閉ざして時を過ごしていた。一方、田舎の小さな村で父モーリスと暮らす美しい女性ベル。読書家で進歩的な考えを持ち、広い世界を見たいと願う彼女は、周囲から変わり者と見られてしまう。そんなある日、モーリスが森で遭難し、迷い込んだ城で野獣に捕らえられてしまう。モーリスを探して城までやってきたベルは、野獣の姿におののきながらも、父の身代わりとなり城に留まることを決意する。そんなベルを、呪いで家財道具に変えられてしまった城の住人たちが優しくもてなすのだったが…。

真実の愛によってしか救われない野獣と化した王子の、フランスの民話が原作。

先のアニメ版美女と野獣(1991)での感動を損なわない実写版になっていたと思います♪

ベルの父親が発明家から、今作では画家?芸術家?になっていたり、
町娘の人気者だけど、うぬぼれやで乱暴者のガストンが狩人から将校になっていたり
多少の設定変更があったけど、ほぼ流れに影響なし。

ベル役のエマ・ワトソンはドンピシャのキャスティングだと改めて思ったし、
野獣のビジュアルも、魔女なのにイイヒトな存在も成功してる
乱暴なモテ男(笑)ガストンのルーク・エヴァンスもさもありなん的で

字幕で観たのはやっぱり、ユアンの声(歌も)が外せなかったから
でも、帰りに
「(山崎)育三郎さまの声で、も一回観ようか~」と言う若い女性の会話が聞こえました

大感動はなかったけど、私がディズニー映画に求める全てが入っていた作品
たくさんの子供や、若い方に観て欲しいですね




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はじまりへの旅

2017-04-17 22:07:27 | the cinema (ハ行)

原題 CAPTAIN FANTASTIC
上映時間 119分 映倫 PG12
脚本:監督 マット・ロス
出演 ヴィゴ・モーテンセン/フランク・ランジェラ/キャスリン・ハーン/スティーヴ・ザーン/ジョージ・マッケイ/サマンサ・イズラー/アナリース・バッソ/ニコラス・ハミルトン/シュリー・クルックス

普通ってなんですか?
アメリカ北西部の山奥にこもり、大自然の中で自給自足のサバイバル生活を送るベン・キャッシュと6人の子どもたち。文明社会とは距離を置き、学校すら行かない子どもたちだったが、ノーム・チョムスキーを信奉する父親自らの型破りな熱血指導により、文字通り文武両道の優れた能力を身につけていた。そんなある日、数年前から入院生活を送っていた母親レスリーの訃報が届く。レスリーの家族と折り合いが悪いベンだったが、彼女の葬儀に出席するため、子どもたちちともに2400km離れたニューメキシコへ向け自家用バスを走らせる。そんな一家の最終目的は、仏教徒だったレスリーを葬儀の行われる教会から救い出し、彼女の最期の願いを叶えることだったが…。

父親が買い取った山で、動物を狩り、軍隊さながらの訓練をし、
夜にはそれぞれが読書に励む。その本が古典文学や哲学書だから凄い
しかも、読んだらパパにレポートを提出とか

一切のテクノロジーに背を向けて、ベンがこの生活を選んだ訳は、
どうやらママの病気に起因するらしいが、
そのママが亡くなり・・・遺言が届き――

折り合いの悪かったママの家族に、葬儀には来るなと言われたベンだけど、
ママの願いをかなえるべく、ベンはスティーブという名のバスに子供たちを乗せて旅立つ。


山の中で生き残る術は知っている。でも、町の中では?
しかも、――ずば抜けた知識はあっても、それを発揮するのはどこ?

2600キロの旅の中で、子供たちにも、
そして、家族の為に熱血指導してきたベンにも、、始まりの時は近づいていて。。。

髭もじゃのベンはいったい誰じゃ?でしたが(笑)
後半、やっとヴィゴの顔が拝めます
個性的な3男3女は、み~んな可愛い

便利になりすぎた現代社会。それでいて親子の会話は減っていないか?
迷いもなく子供たちの教育に捧げてきたベンが、子供たちの為に最後に出す答えは、、、
とても和むラストでした。。。
それにしても・・・宗教の問題って、本当に面倒なものだと改めて感じますね~。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

2016-12-07 21:53:10 | the cinema (ハ行)

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM
上映時間 133分
製作国 イギリス/アメリカ
脚本 J・K・ローリング
監督 デヴィッド・イェーツ
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演 エディ・レッドメイン/キャサリン・ウォーターストン/ダン・フォグラー/アリソン・スドル/エズラ・ミラー/サマンサ・モートン/ジョン・ヴォイト/コリン・ファレル

「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリングが、後にハリーたちが使っていた教科書『幻の動物とその生息地』を著わすことになる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主人公に贈る新シリーズ。
世界中を旅する魔法動物学者の愛用のトランクから魔法動物たちが人間界に逃げ出してしまったことから巻き起こる大騒動の行方を描く。
魔法使いのニュート・スキャマンダーは、魔法の腕は超一流ながら人見知りでおっちょこちょいの魔法動物学者。魔法動物をこよなく愛する彼は、世界中を旅して魔法動物たちを集めていた。彼の不思議なトランクには、そんな魔法動物たちがいっぱい詰まっていた。ある日、ニューヨークへやって来たニュートだったが、ひょんなことからトランクが人間のものとすり替わってしまう。そしてトランクの中にいた可愛いものから獰猛なものまで、ありとあらゆる魔法動物が人間界に逃げ出してしまい、ニューヨーク中が大パニックに。ニュートは魔法使いのティナとクイニーや人間のジェイコブと協力して逃げた魔法動物たちを追っていくのだったが…。

迷ったけれど、2D字幕版で観てきました!
セリフも少なめだったし、魔法動物たちの動きも、2Dでも十分楽しめました。

ただ・・・
今回はキャラクター紹介が長過ぎで、序盤は少し飽きました。
どちらかというとストーリーも単調なので、少年向きかと、、


カモノハシ似の金属盗癖のニフラーとの追いかけっこが些かしつこい
ボウトラックルは甘えん坊で可愛い、ニュートのペット的存在(^^♪
サンダーバード、デミガイズ、オカミーなどは少年に人気がありそうです。

それにしてもエディ・レッドメイン、ホーキング博士からリリーのように女装しても、
今回のように魔法使いでも、34歳だけどどことなく少年ぽさが漂っていて似合ってしまう不思議

ヒロインのキャサリン・ウォーターストンは地味目で、日本でいうと池脇千鶴っぽい。
その妹の、心を読むことができるクイニーが、姉ほど野心がなくてキュート
彼女はノーマジの(ノーマジックの略で魔法を使えない普通の人)ジェイコブに惹かれるが…
ちょっと切ないけどもしかするかも?のラストがイイ

少年は残酷な弓を射る」で鮮烈な印象を植え付けたエズラ・ミラーくんは、
今回その個性的なヘア―スタイルの所為で、終盤まで判らなかった!
あと、コリン・ファレルの正体がまさかのアノ人!ってことで
このシリーズ、次回に期待を持たせています。

個人的には、、、
終盤の破壊された街をMACUSAの集団が修復して回るシーンがあって、なんだか嬉しかった
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期

2016-11-05 21:01:17 | the cinema (ハ行)

上映時間 123分
原案 ヘレン・フィールディング
製作国 イギリス/フランス/アメリカ
監督 シャロン・マグワイア
音楽 クレイグ・アームストロング
レニー・ゼルウィガー/コリン・ファース/パトリック・デンプシー/ジム・ブロードベント/ジェマ・ジョーンズ/エマ・トンプソン

前作から12年後のブリジットを描く第3弾。
すっかりアラフォーとなってしまったブリジットは、テレビ局の敏腕プロデューサーとして順調にキャリアを積んでいたが、プライベートでは残念なことに未だ独身。
ダニエルは事故で亡くなり、マークも別の女性と結婚してしまっていた。そんなある日、ブリジットは野外ロック・フェスでイケメン実業家ジャックと出会い、お酒の勢いでそのままベッドイン。ところが数日後、マークと気まずい再会を果たすも、“妻と別れた”という彼の思いがけない告白に気持ちが高ぶり、こちらでもまさかのベッドイン。それから数ヵ月後、ブリジットのオメデタが判明する。しかし肝心の父親がジャックかマークか分からず、そのことを2人に告げるブリジットだったが…。



前作のラストから7年も付き合って別れたマークとの決定的な理由は明らかではないが、
別れて5年経って、、43歳のバースデイも独り。
若さと体重と恋人を失った代わりに、キャリアを得て――

なのに、同僚と行ったロック・フェスでのハプニング、
その後ダニエルの葬儀でマークと再会すると、一気にモテ期に突入のブリジット♪
それまで自分の卵の消費期限を心配していたのが、別の心配になるというハプニング
まあ・・こういう、、、どんなタイミングなんだよ~っっていうコトは
案外リアルでもあるのかもしれませんが(笑)

今回も楽しくて紳士的なジャックと、相変わらず不器用で不愛想なマークがお相手。
でも――、敏腕プロデューサーとなったブリジットは…―


パトリック・デンプシーは今でも「魔法にかけられて」の王子っぽく
ディズニーネタでクスリとさせてくれます。今年50に見えない。

そこでレネーが43歳という設定の割に、もの凄くお肌がアレで言葉が出ないくらい驚いた
日本の女優で言えば43歳だと松嶋菜々子、篠原涼子。47歳でも石田ゆり子。なので、
彼女たちより10は老けて見えるこの、今回のブリジットがニンシン・・にもの凄~く感動(爆)
で、
結局どっちの子?
それとも3人で仲良く育てるの?
・・・それは観てのお楽しみ
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ブリジット・ジョーンズの日記 (2001)(2004)

2016-10-30 21:16:27 | the cinema (ハ行)

製作年 2001年 97分
製作国 アメリカ/イギリス
原作 ヘレン・フィールディング
監督 シャロン・マグアイア
音楽 パトリック・ドイル
レニー・ゼルウィガー/コリン・ファース/ヒュー・グラント/ジェマ・ジョーンズ

ブリジット・ジョーンズは出版社勤務のOLで32歳、独身。彼女は新年にあたってひとつの決意をする。「日記をつけ、タバコとお酒を控えめにし、体重を減らして、恋人を見つける!」そして、「ハンサムな上司ダニエルには気をつける」――はたして彼女の誓いは無事達成されるのか?

いつもイザ!という時にドジを踏み、先走ったり一言多くて自己嫌悪に陥って、
そうかと思うと反省もつかの間、次の瞬間走り出してる・・そんな
できないコのブリジットの騒々しい1年の物語(笑)

この作品のために体重を6キロも増やして挑んだというレネーが可愛い
どこもかしこもパッツンパッツンですが、得意技のごまかし笑いがキュート
女好き上司のヒューvs退屈でマジメな幼馴染のコリン・ファース、どっちも嵌ってて当然ながら若い!
ダメっこブリジットが2人に心乱されて、どんなラストシーンを迎えるのか?!

All by myself - Bridget Jones.flv


ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

2004年製作 107分
原作 ヘレン・フィールディング
脚本 ヘレン・フィールディング/アンドリュー・デイヴィス/リチャード・カーティス/アダム・ブルックス
監督 ビーバン・キドロン
レネー・ゼルウィガー/コリン・ファース/ヒュー・グラント/ジム・ブロードベント/ジェマ・ジョーンズ/ジャシンダ・バレット
2001年公開の『ブリジット・ジョーンズの日記』の続編
恋人マークに“永遠の愛”を感じていたブリジットだったが、彼の周りに他の女性の気配を感じ、けんか別れしてしまう。そんな折、ダニエルとタイで取材へ向かったブリジットは……。
遊ぶならダニエルで、結婚するならマークでしょ!とか言ってられないお年頃のブリジット。
なのに、、、男日照り恋人のいない寂しさもあって性懲りもなくアラサーでも乙女なブリジットは、
つい、またダニエルを信用してしまった為にタイからの帰途、とんでもない羽目に


しかしメゲないブリジットは相変わらず読みが浅く、、例のえへへ顔で強がって帰国
そして、恋敵だと思っていたレベッカが実は…―という、嘘のような種明かし
でもまあ、最後までカッコ悪いブリジットが可愛いです(笑)
しっかし~、この回のレネー、一体何キロ増量したんでしょうか??ゆっさゆっさでした

Bridget Jones, like a virgin
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ペコロスの母に会いに行く

2016-03-21 21:49:48 | the cinema (ハ行)

だいじょうぶ。
なにかと不安もおありでしょうが、
笑いと愛をおとどけします。

原作 岡野雄一『ペコロスの母に会いに行く』
脚本 阿久根知昭
監督 森崎東
出演 岩松了/赤木春恵/原田貴和子/加瀬亮/竹中直人/大和田健介/松本若菜/根岸季衣/佐々木すみ江/島かおり/長内美那子

漫画家・岡野雄一が、
自分が経験した事をヒントに描いたエッセイコミックを実写化したヒューマンドラマ
長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち(岩松了)。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとる(加瀬亮)の死を契機に認知症を発症した母みつえ(赤木春恵)の面倒を見ていた。迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。
苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。


長崎を舞台に、
戦争、終戦、戦後と生き抜いて、、今は息子と孫が帰宅するまでの一日を
危ういながらも留守を守って過ごしていた母と、
バツイチ、はげちゃぴんの僕の、愛おしい認知症介護の日々が、
ユーモアたっぷりに、でも、時に切なく、優しく描かれていて、
評判通り、ほんとに本当に素敵な作品でした


私たちは誰もが、オギャーと生まれてハイハイをし、つかまり立ちをし、
やがて二足歩行となり、、そして老いていつか逆行していく・・
それはなにも体力的なモノだけでなく、記憶も逆行していくという......

ゆういちは仕事をしながら自作の歌を引っ提げライブステージに立ったりもしながら
息子とともに母の面倒をみていたが、
ある行為をきっかけに施設に預ける決断をする。
そこまでも、それからも…―
老いた母に寄り添い、同じことを何度でも答える中年の息子がとても可愛い。とても優しい。

母は今の記憶が途切れた時、遙かな少女時代に居たり、
それが夫との苦しい生活の中だったり、
忘れ難い親友との想い出だったり、、、

”忘れ行くひと”と、”忘れ去られる人”――そこを、
深刻過ぎない描写で、双方の姿を描いているのがいいです。

赤木春恵さん、凄いのひと言です。
岩松さんの普通のいいひと役、多分今回が初めてだったかも(笑)

何度も笑い、何度か泣き、
でも、愛した事、愛されたこと
共に生きて人が老いるまで色々あったこと。
それを受け入れて生きていくことを、やさしく教えてもらった作品でした。
公開時は多忙で見逃してしまいましたが、BSで放送があったのを録画して鑑賞。
これはどなたにも、機会があれば観て戴きたい1本です♪

ペコロスの母に会いに行く 劇場予告編
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僕だけがいない街

2016-03-20 21:14:25 | the cinema (ハ行)

上映時間 120分
原作 三部けい『僕だけがいない街』カドカワコミックス・エース
脚本 後藤法子
監督 平川雄一朗
音楽 林ゆうき
出演 藤原竜也/有村架純/及川光博/鈴木梨央/中川翼/林遣都/安藤玉恵/福士誠治/杉本哲太/石田ゆり子
ピザ屋でアルバイトする売れない漫画家の藤沼悟。彼は、事件や事故に遭遇すると、その原因が発生する直前の時点に時間が巻き戻る不思議な能力を持っていた。しかし自ら“リバイバル”と呼ぶその現象はいつ起こるかも分からず、彼にとっては迷惑な能力でしかなかった。
ある日、リバイバルのせいでケガをした悟。他人と距離を置いて生きてきた彼だったが、心配して病院に付き添ってくれたバイト仲間の愛梨と思いがけず距離が縮まっていく。そんな中、悟が再びリバイバルに遭遇した時、一緒にいた母・佐知子が何かに気づく。しかしその直後、佐知子は何者かに殺害されてしまう。するとまたしてもリバイバルが起こり、悟の意識は1988年のまだ小学生だった悟自身の頭の中に飛んでしまう。それは、同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件が起こる直前だった。全ての鍵はこの事件にあると確信し、雛月を守ってみせると決意する悟だったが…。


悟に制御できない“リバイバル”
しかし、そのコトには必ず意味があることを、彼だけが知っていて
その巻戻った風景の違和感を探し、人の命を助けなければならない。
繰り返されるタイムリープは、悟自身が無実の罪を着せられ、犯人として指名手配されてから
一気に2006年から-1988年へと18年前の小学校時代に、
29歳の意識のまま、11歳の身体へと乗り移る。

それはヒーローに成りたかったのに、守りきれなかった連続児童誘拐殺人事件の前日。
そもそも、弱気で逃げ腰の悟の人生の原因ともいえるその顛末。。。
それが、18年後の母親殺害事件と結びついていることに気づき、
同級生の雛月加代を児童誘拐殺人犯から守り、救うことが、
ひいては母親殺害の真犯人からも母を護る事だと確信する。

果たして1988年で、雛月加代を救うことが出来るのか
そして、29歳の現在に戻って悟の人生は変わる事が出来るのか?
これはミステリーとしても面白いけど、悟の切ない成長物語でもあるのですね。


竜也くんの少年期を演じた中川翼くんと、雛月加代役の鈴木梨央ちゃんは、
同じ平川監督のドラマ「わたしを離さないで」にも揃って出演していますが、
中川くんは、この映画のオーディションで大抜擢され、ほぼこれが初めての演技だということで
とても初々しい。
鈴木梨央ちゃんは朝ドラでも存在感を放ってますが、本作でも凄いです。やられました
ちょっと数年前のドラマ「Mother」と被るシーンに震えた.....


この作品の竜也くんは、先月OAされた『海底の君へ』に続く虐められっ子でしたが、
「精霊の守り人」はまた悪役でしょうか?(録画まだ観てない)楽しみです!

平川雄一朗監督というと「ROOKIES -卒業-」「ツナグ」ですが、演出を手掛けられたドラマは
「JIN -仁-」「とんび」「天皇の料理番」「わたしを離さないで」と、お気に入りが多いです。
本作も、雛月加代の家族と悟親子の対決シーン、そしてその後の別離のシーンなど・・
子供には子供の哀しみがあり、弱くても手放せない正義がある事を端的に伝えてくれていて、
そこにも胸をアツクしました。

『僕だけがいない街』主題歌 主題歌:栞菜智世「Hear ~信じあえた証~」MV
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ヘイトフル・エイト

2016-02-28 21:27:20 | the cinema (ハ行)

上映時間 168分映倫 R18+
脚本:監督 クエンティン・タランティーノ
音楽 エンニオ・モリコーネ
出演 サミュエル・L・ジャクソン/カート・ラッセル/ジェニファー・ジェイソン・リー/ウォルトン・ゴギンズ/デミアン・ビチル/ ティム・ロス/ マイケル・マドセン/ブルース・ダーン/ゾーイ・ベル
南北戦争後のワイオミング。雪の中を走る1台の駅馬車。乗っているのは賞金稼ぎのジョン・ルースと手錠をはめられた賞金首の女デイジー・ドメルグ。そこへ、馬が倒れて立ち往生していた元騎兵隊の賞金稼ぎマーキス・ウォーレンが、お尋ね者3人の死体と共に乗り込んでくる。共にレッドロックを目指す一行は猛吹雪を避け、道中にあるミニーの紳士洋品店に立ち寄ることに。そしてその途中でもう一人、レッドロックの新任保安官だというクリス・マニックスを拾う。ようやく辿り着いたミニーの店にミニーの姿はなく、見知らぬメキシコ人のボブが店番をしていた。そんな店には他に、絞首刑執行人のオズワルド・モブレー、カウボーイのジョー・ゲージ、南軍の元将軍サンディ・スミザーズという3人の先客がいた。一見、まるで無関係な8人は、ひょんな成り行きから、この店で一晩を一緒に過ごすハメになるのだったが…。

2人の賞金稼ぎの男と、1人の賞金首の女、レッドロックの新任保安官だという男は
やがてミニーの店で、先客の4人と出会い、そして―
ひとつの事件が起き――


面白かったけどチャプター1がやや冗長で、画面が変わり映えしないのもあって
めずらしく序盤でちょっと意識が飛んだ。
チャプター3からはもう怒涛のバイオレンス描写で、R18+も納得の展開がくりひろげられます。

残酷シーンには滅法弱い私ですが、今回一度も目を逸らすことなく観れましたが、
タランティーノ監督らしく予測不能の展開で、感情移入ナシの荒くれた登場人物たちの
ハイスピードなサバイバルゲームとなっていくのですから、
血糊べっとり、あれやこれや飛び散りますのでご注意

1万ドルの賞金首のデイジー役、どこかで観たなあ~と思っていたら、
海ドラ「リベンジ 2」でアマンダの母親役の人でした~。これもちょっとアレな感じの役でしたが
本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたのもさもありなんの痛ましい怪演
途中からは最初の顔を忘れてしまいそうな感じでして(苦笑)
しかも、彼女の弟がアノヒトだなんて、、ナイナイ

中盤からは動きが激しく退屈はしなかったものの、ちょっと胃もたれする流血過多。
犯人捜しも、ミステリー好きなら結構解るかも!
ラストもしてやったり感もそこまではなかったので、2時間48分は長かったな~。
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