to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ラストレター (2019)

2020-01-21 07:41:55 | the cinema (ラ・ワ行)

日本 120分
監督 岩井俊二  
出演 松たか子/福山雅治/ 広瀬すず/神木隆之介/森七菜/庵野秀明/中山美穂/豊川悦司
岸辺野裕里は姉・未咲の葬儀の場で、彼女の娘・鮎美から未咲宛てに届いた同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。その後、姉の死を知らせるために向かった同窓会で、その姉と勘違いされてしまう裕里。戸惑う彼女は、そこで初恋の相手で今は小説家をしている乙坂鏡史郎と再会する。ひょんな成り行きから、姉のフリをしたまま鏡史郎と手紙のやり取りをするようになる裕里だったが…。

おそらくは誰しもが経験する初恋。
そして、それが結婚にまで辿り着けるのは稀だろう。
しかし、この物語の中心にいる乙坂と未咲は―・・・・・・

人生は、小さくも大きくも、無数の選択の繰り返し。
そして、人生の時計は刻まれ、針は止まってくれない。――


デキのいい姉にコンプレックスを持つ、高校生時代の裕里を演じた森七菜ちゃんがこの作品の収穫👌
未咲の娘・鮎美と、高校時代の未咲の2役を演じた広瀬すずちゃんは文句なく可愛い!
で!現在26歳の神木隆之介クンの18歳!!!笑っちゃうくらいに全く違和感なし

初恋に限らず、心を残したまま別れてその後何年も引きずるという事って、、ある。ト、オモフ・・・
特にそのあと幸せな出会いが無ければ,シクシクと傷は痛むかもしれない。けれど、
それを20年も引きずるって、、、、
病んだ母を(ずっと…ずっと…ずっと。)見つめ続けた鮎美(広瀬すずちゃん)にただ涙😿

20年間新作を書けてない作家って、、どうやって生活してきたの?と密かに突っこんでいたのはナイショ


デサントの恭子ちゃん♥ Web動画

2020-01-17 07:51:13 | Weblog






運動はあまり好きじゃない恭子ちゃんが(笑)頑張ってます👌
可愛い深キョンじゃない、カッコイイ大人の恭子ちゃん🎵
この👇動画のなんと素敵な事💕
何度でも観たい♥



 
恭子ちゃんTV&舞台挨拶動画

お澄まししてても、なんだかみんなカワイイ💕1/20(日)15:30~17:00 【TBS1】 「再」火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」【東大受験×恋の四角関係!?】1......





家族を想うとき

2020-01-16 07:54:20 | the cinema (カ行)

原題 SORRY WE MISSED YOU
制作国 イギリス/フランス/ベルギー
上映時間 100分
監督 ケン・ローチ 
脚本 ポール・ラヴァーティ
出演 クリス・ヒッチェン/デビー・ハニーウッド /リスリス・ストーン /ケイティ・プロクター/ロス・ブリュースター

舞台はイギリス北部の都市ニューカッスル。主人公はターナー家の父リッキー、母アビー、16歳の息子セブ、12歳の娘ライザ・ジェーンの4人。一家は自分の家を持つのが夢なのだが、10年前に起こった金融危機で取引銀行が破綻し、それまで払っていた住宅ローンが無に帰し、以後、借家住まいから抜け出せずにいる。
時代に振り回される家族の姿を描いたヒューマンドラマ。


『麦の穂をゆらす風』でも「ジミー、野を駆ける伝説」でも、
自由や真の豊かさを問いかけてきたケン・ローチ作品に胸をえぐられてきましたが、
『明日へのチケット』『天使の分け前』などは貧困層に焦点を当てながらも、
どこか優しい、頑張るヒトを温かく後押しするような眼差しを感じることができました。
が…
本作は違いました。

一度は引退宣言をした監督がどうしても撮りたかった、撮るべきとして復帰したのは何故か、本作品を観ればわかります。

経済のグローバル化、それによって引き起こされる経済格差高齢化社会、それに伴う人材不足――
あれ?どこかの国と一緒じゃん、、、

「個人事業主」とは名ばかりで、何の保証もない理不尽なシステムを受け入れざるを得ない過酷な日々を送る父。
夫の契約金の為に車を失った妻はますます移動にかける時間が増え、家族と会話する時を失う。
家族の為に身を粉にして働く両親、、、が、子供たちのシアワセとかけ離れていく・・・・

私たちの生活は日々便利になり、、便利過ぎといってもいいくらいだ。
銀行に行かなくてもネットで買い物ができ、ということで、小さな商店は潰れていき
我が街の景観も一変。大手スーパー、大型モール、コンビニだらけとなった。

より快適な生活を求め、ヒトは働き、その一方で
巨大化したシステムにはじかれたり、縛られるひとがいる。

コレはイギリスの家族の物語ですが、現代の日本、アメリカ社会でも起きていること。
最後、ローチ監督の怒りを共有することでしょう。

「私たちがやらねばならないことはひとつ。耐えられないことがあれば、変えること。今こそ変化の時だ」
ケン・ローチ監督舞台挨拶の時の言葉です。

あ、そうそう!
サッカーネタ、出てきますよ(^_-)