to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

今夜は「清盛」~♪

2012-04-29 18:47:29 | Weblog


「平清盛」視聴率低迷も楽観的 「野球なら3回が終わったあたり」
NHK『平清盛』現状打開へ 今後は映像と人物関係を明瞭に
「主役が平氏だと...」証券業界でまじめに語られる大河ドラマと相場の関係
男色家を演じた山本耕史「普段より中性的に…」
NHK「平清盛」打開策で歴史スペシャル

今日から吉沢悠くんも登場~
なにかと平家一門の後ろ盾となり、引き立ててくれる家成の息子ですが、
さて、彼の真意は?これからが気になる存在です。
今日から平清盛の新たな物語、第2部のスタートです~        

タイタニック 3D 2回目鑑賞

2012-04-25 23:40:15 | Weblog



公開直後にこのタイタニック 3D、字幕版で観て以来、
なんだかこの感動を大事にしたいというか、ヘタな作品を観てしまってスッキリしない気持ちで
映画館を出る、、というのを避けたいというか
(他の旧作映画は相変わらず、深夜お家鑑賞していますが)
15年前に一緒に観た友人と2回目、行って来ました

あの頃に比べると、子供に手が掛からないものの、やはり上映時間を考えると
仕事を持つ主婦としては待ち合わせは大変でしたが、
「無理してでも観てよかった~」と、暫くは胸がいっぱいの私たち。
はい、、軽く一杯呑んでももう「ヨカッタよね~」しか出てきません。

あの頃はバッチリメイクで、終わってトイレに行ったらすっかりさっぱりの顔になっていて笑ったものですが、
15年で、二人とも泣いても気にならないほどアイメイクをしなくなってました(笑)

泣きのポイントはこの作品に関しては、友人もほぼ同じで、
上流階級の人たちへの湧き上がる怒りを抑えて、
やはり辿り着くのは、決して諦めず手を離さず、前向きに生きる戦いに臨む
「愛に殉じる強いこころ」を持つ2人の美しさでしょうか。

儚く悲しい人間ドラマであり、色褪せない永遠の愛のドラマでもあります。



期間限定公開なので、上映が今週から一回になっているシネコンもあります。
迷っていらっしゃる方は、是非お早めに

タイタニック 3D 初回感想記事はコチラ 


世界フィギュアスケート国別対抗戦 EX

2012-04-24 23:06:04 | Weblog


生で観れた方は本当に羨ましい~。
雰囲気だけでも、何度でも味わいたい(笑)
こうしておけば、TVが家族に乗っ取られていても大丈夫

2012 WTT Team Japan EX

↑↓ 実は、、、練習のときはこうでした
20120422 Daisuke Takahashi WTT-EX 練習風景


アメリカチームは紫のスカーフを使って、綺麗です♪
2012 WTT - TEAM USA EX


EX選手総出演のフィナーレ、本当に観客・選手ともに楽しんでいるのが伝わってきます
2012 WTT EX FINALE



平清盛 第16回

2012-04-23 23:56:00 | TV dorama

脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/深田恭子/玉木宏/豊原功補/三上博史/山本耕史/田中麗奈/武井咲/小日向文世/和久井映見/上川隆也/阿部サダヲ/國村隼/中村梅雀/中井貴一
第16回 「さらば父上」 11・3%
美福門院(松雪泰子)の策略は、増長する忠実・頼長親子(國村隼・山本耕史)をワナにかけ、その報復に平氏を使って彼らを襲撃させるというものだった。病床の忠盛(中井貴一)は判断に迷うが、そこに安芸から清盛(松山ケンイチ)が帰り、ある決断を迫る。すべてのもののふたちに、武士の世の夢を与えた誇り高き男がついに世を去る…。そして次の平氏の棟梁になったのは…!第1部完結。

今回はようやく家盛急死によって吹き荒れ、各人の心の奥底にあったわだかまりが解けた平家に
朝廷の争いに巻き込まれそうな事態に、心を一つにする平氏一門と、
朝廷の一方の勢力・藤原摂関家の陰謀に巻き込まれるもやむなしとする源氏の棟梁と
息子・義朝の益々深まる溝に焦点を当てた回と云えます。

藤原忠実(國村隼)は、次男の左大臣・頼長(山本耕史)を氏の長者とする為、長男である忠通(堀部圭亮)邸を為義に襲撃させ、家宝・朱器台盤(しゅきだいばん)を強奪。
「家宝を持っている者が藤原の氏長者」というコトらしいけど、あの端折ったナレーションでは
ちょっと説明不足の感じもした。こういう所で脱落者がでるのでは??
自分たちの内輪もめにいいように使われる父に、プライドはないのかと義朝は怒り、
「盗賊と同じ行為」だと非難する。
由良姫の父と息子が仲良く・・との願いは叶わないどころか、義朝は常盤に心を移していく。
一枚岩になれない源氏…―

1151年高野山再建を成し遂げた清盛には安芸守の任が授けられ、配下を引き連れて安芸の国へ発ち、
忠盛(中井貴一)も念願の公卿まであと一歩となった頃、体調を崩し寝込む。
健康不安の忠盛は、清盛の産みの母・舞子との在りし日の会話に思いを馳せる。
「夢中に生きていればなぜ生きているのか、解る日がくる」夢中で生きてきても
忠盛には解らないでいたものが、ある時、確信になる。



頼長が内覧になり益々権力をつけてくるのを邪魔に思う美福門院得子は策を弄し、
源氏にやられた平家成の仕返しをせよと忠盛に命じてくるが、帰京してその場に居合わせた清盛は
「その沙汰、お断り申し上げよ」と家定に申し付ける。
幼き頃、父に貰った宋剣を指し、
俺がこの剣を振り回してきたのは、院と摂関家の小競り合いに巻き込まれる為ではない。
こいつはそんな事をするために生まれてきたのではない…そんな気がするのじゃ」

清盛の言葉に、迷いの消えた忠盛は、初めて家人に向かって
「院にお仕えするのではなく武士が頂に立つ世」その為に太刀を振るってきたと明言。
平氏一門が集まった席を設けると、忠盛は自分の身に万一の事があった時の為として、
4人の兄弟其々に形見分けの品を与え、遺言をする―。
「わし亡き後、平氏の棟梁は清盛と定める」

暫くの思案の後、清盛は母・宗子の顔を窺うのですね、、、宗子も清盛と眼を合わせ、頷きます。
自由に思ったことを口にする一方で、清盛の母に対する遠慮と優しさが描かれたシーンでした。

安芸に帰った清盛は、不意に現れた忠盛と、少年の頃のように父と木剣を持って相手をして貰い
「強うなったな」と褒めてもらえるが、振り返ると宋剣が砂に突き刺さっていて父の姿は無い…。
清盛にとっては、最期まで最も強く誇り高き男、それが尊敬すべき父、忠盛だったのですね。

何かと平氏と源氏を比較しているのもちょっとシツコイかな~と思ってきていますが(笑)
その一門の置かれた立場、状況は解り易くしているのもありますね。
父を尊敬できる息子→清盛
父を尊敬できないで苦しみ、そのあげく妻ではない常磐に向かう源氏の息子→義朝
息子の成長を認め、清盛を信頼する忠盛、に対して
息子の警告に耳を貸さない源氏の棟梁、為義―という図式がとても解りやすかったです。



さて、今回までが第1部だったんですねぇ。
いよいよ清盛が平氏の棟梁となり、激化する朝廷の争いにどう一門を束ねていくのでしょうか。
次回からは清盛も身支度からして変わりそうですし(笑)楽しみします~♪

世界フィギュアスケート国別対抗戦

2012-04-23 19:17:09 | Weblog


楽しい4日間は終わってしまいました。
個々の演技の時にはやはり緊張感もありましたが、キスクラの楽しさは前回以上♪
海外の公式戦などで日本人選手の演技の時には、明らかに地元選手以外には冷淡な場面などを目にしたりしますが、
そういう意味でもアウエイの5カ国の選手たちに向ける、日本の観客の温かさを
テレビを通しても感じる今回の大会でした。

今回、特別解説の女性3人も、語り口が演技の邪魔をしないでとてもソフトで良かった
某局とは大違い。
世界選手権の放送も、ヘンな編集がお得意の某局でなく、NHKでないなら
こういったシンプルな編集のテレ朝とかにお願いしたと思いました。
ご贔屓のK国のK選手への疑惑のジャッジへのブーイングを真央ちゃんへの歓声とすり替えて
手の込んだ編集をして国民を騙すような印象操作をする某局はうんざりですから。
今回、人気のフィギュアの選手たちにアイドルに向けるような(失礼な)扱いをせず、
ちゃんとアスリートとしての敬意をもってのインタビューとかもさっぱりしてて良かったです。

時間が無い時は流して観ちゃってたペアも、アイスダンスも、的確端的な解説でしたし、
録画でじっくり堪能♪おかげで寝不足ですが(笑)
メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト組、テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイアペア組
もうただただ感動素晴らしかった!!!



そしてこんな↓↓ニュースも♪
トランがソチ目指し日本国籍取得へ
日本国籍取得には彼にとっては厳しい現状がありますが、特例が適用され、成美チャンとのソチへの夢が叶いますように。
美姫来季復帰へSP作り「お願いした」

 FS 高橋大輔 世界国別対抗戦2012 本当に素晴らしかった!おめでとう~


キスクラで大ちゃんのポーズを全員で~(笑)が観られます♪



Meryl DAVIS / Charlie WHITE 2012 フリーダンス♪スバラシイ


おめでとう!国別対抗戦~3日目

2012-04-21 22:14:55 | Weblog

このポーズ!!!
団体戦ということで、ポイントで順位が決まる戦い。やはりシングルのポイントが
大きくものをいいました。
女子も男子も、終わってみれば1位と6位で同じポイント、19を2回稼いだ事になります!
出場8人の選手の皆さん、楽しい3日間をありがとう~

フィギュア:日本が初優勝 国別対抗戦
日本、初優勝!女子フリーは鈴木が逆転で1位=フィギュア国別対抗
フィギュア団体、日本初V 女子鈴木、自己新で1位
米国主将、日本チームに「脱帽」=フィギュア国別対抗
フィギュアスケート:国別対抗戦2012・総合順位

高橋大輔は裏切らない — 国別対抗2012で見せた、気だるくも熱いブルース —
最高の演技。最高の締めくくり。男子シングル高橋大輔が1位~フィギュア国別対抗戦~


昨日の男子FS、
高橋大輔選手の結果発表の時、日本選手だけでなく、全てのチームの選手たちが一緒になって
立ち上がって拍手をしていましたね
キスクラの上に集まって賑やかに祝福の歓声が感動的でした♪

楽しかったキスクラ

ソチ本番ではこういった光景は見られないと思いますので、(多分、来年もきっと・・)
今年は団体戦の面白さを伝えてくれた大会だったと思います。
各国の選手の皆さん、本当に有難うございました♪お疲れ様でした~


スーちゃんへ捧げる・・・ OST - I for you

2012-04-21 20:06:05 | Weblog


1年は早いです・・・去年の記事はコチラ。。スーちゃんのメッセージ動画記事
金曜プレステージで田中好子さんの秘話を集めたドキュメンタリー番組があったのですね。
「神すこ」打ち上げの時の恭子ちゃんのプライベート写真を公開して
恭子ちゃんのVTR出演もあったようですが、、見逃しました。(マリーさん、ありがとう


深田恭子、亡き田中好子さんとの思い出語る

一周忌、ということで、スーちゃんへ捧げる OST - I for you「神様、もう少しだけ」 
このドラマファンにとって永遠に真生のお母さん、スーちゃんを忘れない。。。
二度も、病気に苦しむ娘・恭子ちゃんのママになってくれて、有難うございました。


[Beautiful Soundtracks] Kamisama mou sukoshi dake OST - I for you



世界国別対抗 初日

2012-04-20 23:44:33 | Weblog

日本が初日トップ=男子SPで高橋が世界最高点―世界国別対抗フィギュア
フィギュア=高橋がSPで世界歴代最高点、日本首位発進
大輔、世界歴代最高!日本首位/フィギュア



そして今日、2日目
高橋/トラン組、SP1位と好発進=フィギュア国別対抗
高橋/トラン組はSP1位、高橋「演技には納得」

成長著しい2人!!!

高橋、圧巻の演技で世界王者・チャンを破る
<フィギュア>高橋大輔、宿敵に勝った 国別対抗戦
日本、トップを守り最終日に 高橋「パワー送る」=フィギュア国別対抗
米仏主将「日本の観客に感謝」
↑↑チーム・フランスの狙いが『チームスピリット』のトロフィーだなんて言っちゃう素敵


↑↑ご覧になれますか?アダム・リッポンくん、J.アボットくんの持ってる横断幕
日本のみなさん ありがとうございます」の文字が・・
(星条旗と日の丸がプリントされています。)
佐藤有香夫妻の人柄もあるでしょうが、選手たちもとてもシャイで親日的な感じがします。
日本の選手たちはもちろんみんな仲良しでイイコたちですが、日本の観客も本当に温かくて、
外国の選手たちは感動でしょうね
さあ、明日も楽しみです♪

国別対抗戦2012・総合順位

ペイチェック 消された記憶

2012-04-19 23:10:25 | the cinema (ハ行)

記憶を売った報酬=19個のガラクタ
すべての鍵はここにある――

原題 PAYCHECK
製作年度 2003年
上映時間 118分
原作 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫刊『ペイチェック――ディック作品集』収蔵)
脚本 ディーン・ジョーガリス
監督 ジョン・ウー
出演 ベン・アフレック/アーロン・エッカート/ユマ・サーマン/ポール・ジアマッティ/コルム・フィオール/ジョー・モートン/キャスリン・モリス

多額の報酬と引き替えに3年間の記憶を消された男が、陰謀に巻き込まれたことを知り、真実と失われた記憶を取り戻すため奔走する近未来SFサスペンス
近未来。コンピュータ・エンジニアのマイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は短期間で極秘プロジェクトに属しては、その期間の記憶すべてを消し、高収入を得ていた。ある日、彼は親友(アーロン・エッカート)から100億円の報酬と3年分の記憶を抹消する大仕事を頼まれる。

舞台が近未来の企業モノというと、最近のものだとレオの「インセプション」が記憶に新しい。
ただ、大きく違うところは、コチラはリアルで潜入(勤務)、その極秘開発内容を守る為に
予め記憶の期間を設定後、契約、そしてその期間終了後には記憶が消されているというもの。

確かにハイテク企業にとっては、産業スパイ防止に打ってつけのシステムかもしれないが、
「能力」プラスその人生の一部、「記憶」を売るという、その設定が面白いが、
さて、3年もの人生の一部を切り取って、高額報酬を得たはずのマイケル。
だが、記憶を消して再び彼が目覚めた時、手にしたものは―?!



契約終了後に受け取ったものは100億円ではなく、自分宛の1通の封筒。
その中には、ガラクタのような19個のアイテム。
そして誓約書には“報酬を辞退する代わりにこの紙袋を受け取る”という自分のサインが…!!

過去2度もレンタルして観たのに、途中必ず邪魔が入り、家族も観ていた為に
そのまま空白部分をリピートすることなくフィニッシュしていたのでした・・・
が、今回はノーカット字幕でBSの録画が出来たので初めて通しで観れました~。
面白いっ

常に能力と記憶を切り売りして、高額報酬を得てきた、合理主義の彼が、
なぜ今回に限り報酬を辞退し、ガラクタに代えたのか?ココがミソ
敵は解っていても、ミステリアスでスリリングな展開はかなり楽しめると思います♪

ジョン・ウー監督ということで、白い鳩はどこで出てくるのか(笑)
まあ、そこら辺は記憶に鮮明だったですし、
なぜかラストはハッキリ覚えていたんですよね~

マルタのやさしい刺繍

2012-04-18 23:45:57 | the cinema (マ・ヤ行)

原題 DIE HERBSTZEITLOSEN/LATE BLOOMERS
製作年度 2006年
上映時間 89分
製作国・地域 スイス
脚本 ザビーヌ・ポッホハンマー
監督 ベティナ・オベルリ
出演シュテファニー・グラーザー/ハイジ・マリア・グレスナー/アンネマリー・デューリンガー/モニカ・グブザー/ハンスペーター・ミュラー 

スイスの谷間の小さな村を舞台に、80歳のおばあちゃんたちがランジェリーショップを開くために奮闘する様を描いた人間ドラマ
夫の死により打ちひしがれたマルタ(シュテファニー・グラーザー)。そんな中、村の男声合唱団の新しい団旗を、仕立て屋だったマルタが作ることに。生地店の美しいレースを見ているうちに、マルタは“パリに自分で仕立てたランジェリーのお店を開くこと”が夢だったことを思い出す。昔の勘を取り戻しながら下着を仕立てあげたマルタだったが、厳格なプロテスタントの村では受け入れてもらえなかった。

夫の死後、何ヶ月も立ち直れないでいたマルタを3人の友人は心配するが、
そんな彼女たちにもそれぞれに厳しい現実が差し迫ってきていて・・・

マルタが商売に身が入らないのを良い事に、村の牧師であるマルタの息子は
マルタに店を明け渡してもらって「聖書の会」の集会に使うつもりだった。
息子のそんな思惑など知らないマルタは、合唱団の生地を買いに街に出た際に、昔よく行ったその生地の店で美しいレースなどに遭遇し、結婚前の自分の夢を思い出す。

昔作った自分のランジェリーを、片付けにきた親友のリージにみられて、その腕前を知っているリージは彼女の夢の唯一の応援者となり、
ランジェリーショップのオープンに向けて二人は秘かに、準備を進める。

保守的な村の人たちの手前もあってフリーダやハンニは応援できないという立場をとっていたものの、それぞれに老いから生じてくる問題もあって
ついに4人の仲良しお婆ちゃんは結束するのですが…―


保守的と、一言で片付けられないような男性たちの身勝手さ、横暴さ。
それを当然のように受け入れてきた女性たちの歴史も感じさせますが、そんな閉鎖的な村にもパソコンが普及してきて、
新しいものに取り組む人たちがマルタを救い、流れが変わっていくのが嬉しい。

緑いっぱいのスイスの村の、可愛らしい家並みや花が咲き乱れる窓辺、可愛いレースのカーテンなどに囲まれて
おばあちゃんが奮闘する楽しい作品でした

スイスと言えば昔から時計が有名ですが、刺繍も有名なんですよね。
昔、お土産に貰った刺繍のハンカチと小物入れは可愛らしくて豪華すぎて、とても実用的ではなかったですが、
この作品を観た次の日に、恭子ちゃんの「下妻物語」で、主人公の桃子がボンネットに施した刺繍、
BABYの社長に頼まれてドレスに可愛らしいリボン刺繍を刺す映像をみながら
やっぱり刺繍っていいなあ~と改めて思いました~

ノーラヴ・ノーライフ クリスマスの贈り物

2012-04-17 23:09:31 | the cinema (ナ行)

原題 A PERFECT DAY
製作年度 2006年
上映時間 91分
原作 リチャード・ポール・エヴァンス
脚本 ジョイス・エライアソン
監督 ピーター・レヴィン
出演 ロブ・ロウ/クリストファー・ロイド/フランセス・コンロイ/パジェット・ブリュースター/ジュード・チコレッラ

R・ポール・エヴァンスのベストセラー小説を映画化!とありますが、
日本では映画枠で紹介されているものの、アメリカのTVドラマとして制作されたものらしいですね。
良き父、良き夫のロブは会社からクビを通達されたことをきっかけに、夢であった小説家を目指し執筆をはじめる。
書き上げた小説は瞬く間に全米のベストセラーに!プロモーション活動で家を空けることの多くなったロブは名声や地位を求め、次第に家族をかえりみなくなってしまう。
そんな時、彼の前にある男性が現れ「君の命はクリスマスまで」と言い放った。
自分の心臓に不安を抱えていたロブは自らの人生を見つめ直す……


コチラもFOXbsで放送されたのを録画してみました。

ラジオ局に勤める主人公は勤続15年で昇進も内示があったのに、突然リストラされる。
夫の才能を信じる妻の協力もあって、かつての夢だった小説を書き始め、
妻の父親との実体験をもとにした作品を“パーフェクト・デイ”というタイトルで書き上げると
一人のエージェントとの出会いから作家としてのデビューを果たす。

生真面目で気難しいところもあるけど、いい家庭人だったロブが、
プロモーションで忙しくなるに連れ、小説は瞬く間に全米のベストセラーにまでなる。

サイン会にテレビ出演。人気者になるに従いプライベートな時間はなくなり・・・
家庭を顧みないというより、全ての問題を脳内解決してしまうような、独善的になって行く様子が分かり易い。
本が売れてくると謙虚さも無くなり、彼の周りには商品としての価値をみつけた人ばかりが取り囲む。

そんな時に謎の男が彼の前に現れ、「君の命はクリスマスまで」と告げて―
実はロブの父親も心臓病で会社を辞めた経緯があるのだった。。。
謎の男はその後もロブの行く手に現れ、ロブが次第に不安になっていく頃、
妻との溝は埋め難いほどになっていた。

目の前にある大成功と、失われていく時間。
仕事の成功は、誰に何をもたらすのか。
ありがちなストーリーなのだけど、人の心の移ろいをロブ・ロウがしっかり表現。
不意に現れてロブを追い詰める謎の男、クリストファー・ロイドがいい味を出している
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3から16年後の作品ですがやっぱり神出鬼没がお似合い(笑)


ありがちな故に心寄せられる、優しい物語でした

平清盛 第15回

2012-04-16 22:08:34 | TV dorama

脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/深田恭子/玉木宏/豊原功補/三上博史/藤木直人/山本耕史/松田翔太/森田剛/田中麗奈/武井咲/小日向文世/和久井映見/上川隆也/阿部サダヲ/井浦新/中村梅雀/中井貴一
第15回 「嵐の中の一門」 12.7%
家盛(大東駿介)は、頼長(山本耕史)の謀略にはまり失意のうちに落馬死する。家盛の死に絆強き平氏一門は初めて大きく揺れる。だが家盛の死は清盛(松山ケンイチ)のせいだとする忠正(豊原功補)らの反発をよそに、忠盛(中井貴一)は清盛に鳥羽院(三上博史)のための高野山再建の名代という大役を任せる。清盛は家盛の供養のためと再建にまい進。そんな時、頼長は忠盛に家盛の死の真実を告げ、忠盛は初めて我を失ってしまう。

清盛が神輿に矢を射た一件以来、事実上表舞台から遠のき、わずか2年ほどの間に目覚ましく出世した家盛の突然の死に、大きく揺れる平家の人々と、
弟の死を悲しませてくれない、清盛を襲う疎外感。その中にあって変わらぬ支えとなる人たち。
そして、やがて嵐を耐え人々が己を取り戻すまでを描いた回。
嵐の中でほとばしる心の叫びに、何度も泣かされました・・・

1149年3月、
熊野詣の帰途落馬した家盛はそのまま帰らぬ人となり、宗子は悲しみのあまり取り乱す。
「触るでない! 家盛に、、触るでない!」清盛に弟の亡骸にすら触らせなかった・・。
忠正に至っては家盛が死んだのは清盛が神輿を射たことで平氏が呪詛されているからだと言い、「お前が死ねばよかったのだ」と言う始末。

表向きでは決して知ることのない宗子と忠正の心の奥に潜む真実に時子が初めて触れた瞬間
益々肩身の狭い清盛邸に現れた弟・時忠は後悔しているのではないかと姉に訊ねますが、
「確かに想い描いていたお方とは違います。思うておったよりもずっと.........寂しいお方。
誰よりも、人恋しく生きてこられたお方。私は断じてお傍を離れはしませぬ」と答える時子
また弟の頼盛が訪ねて来て、家盛の最期の言葉が「兄上」だったことを伝えていく―。
で、いちいち大仰な兄・清盛が苦手だと、何気にクールさを主張、少年らしいまじめさを印象付ける。

喪が明けた挨拶の場で、鳥羽院に高野山の宝塔再建を命じられた忠盛は、自分の名代を清盛にと願い出る。
清盛が下見に出かけた高野山で、西行となった義清とほぼ十年ぶりに再会。
ここは別に要らないんじゃないかと思いましたが、ここで詠んだ西行の和歌が、後の感動のシーンの伏線だったという事が解ります。



1150年に近衛天皇が元服すると、藤原摂関家の兄弟の争いが激化する。
弟・頼長(山本耕史)が先に養女・多子(まさるこ)を入内させると、兄・忠通(堀部圭亮)は得子の養女・呈子(しめこ)を自分の養女として入内させるという具合
その忠通側の入内のプロモーションとして集められた美女の中に、義朝の説得で常盤が宮中デビュー。
一方で、崇徳院の御所で暮らす父親違いの弟・雅仁親王の様子が映し出され、
何かを求めて得られない崇徳院と、今様三昧だけど鋭い雅仁親王の対比がちょっと胸騒ぎ。
また源氏では、かつて平氏・忠盛の暗殺を命じた藤原摂関家に忠節を誓うパパ為義と
義朝との間で溝が生じていた頃・・・

平家では家盛の一周忌があり、その席で清盛の生みの母・舞子の志を守ったが為に家盛は死んだのだと、
形見の鹿の角も供養の品目に入れて欲しいと宗子は感情を爆発。
清盛の高野山再建に無力感が漂いますが、、、訪ねて来た西行の
「今は、嵐の中に身を置き、このつとめを一心に果されよ。さすればきっと見られましょう。
風雪を耐えしのんだ者だけが見られる美しきものを。嵐の中の一門の為、よそ者のお手前にしか出来ぬことが、きっとござります」決壊~
との言葉に、立ち直るきっかけを貰い、常明という絵師と曼荼羅の制作を始めます。。。

がっ!!
ここで忠盛の前に現れたドSの頼長。ネッチリと家盛が死に至った顛末、自分との関係を暴露
怒り心頭の忠盛はその勢いのまま曼荼羅製作中の清盛邸に現れ「止めよ!」
いつか報われる日が来ることを信じて鬼にも蛇にもなれたが、違うたと、無念の思いを吐き出し、
それでも曼荼羅を仕上げようとする清盛に怪我を負わせて、、「平家物語」にもある金剛峯寺金堂の「血曼荼羅」が出来るシーンとなるわけですが、
ここは、この流れでは絵師が血を混ぜるというより、清盛自らの血でとした方が自然でしたね。


今回はどの場面をとっても、役者の熱演もあり心を掴まれっ放し。
1話で45分じゃ収まらない内容でした。いっそ1時間にして欲しいぐらいです~。

宗子殿は、どうしても勝てない舞子への長年の嫉妬と苦しみが、
家盛の死という悲しみに、矛先を清盛と忠盛に向けて爆発させますが、最後には
家盛があれほど願った笑顔で、恨みを洗い流すのでした…ここはもぅ大号泣、、
ああ、それなのに、来週はパパ忠盛が・・・~~中井さんっ、逝かないで!

山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~「下妻物語」

2012-04-16 20:56:25 | Heart pink


山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~喜劇編~「下妻物語
4月17日(火)NHKBSプレミアム
    プレミアムシネマ21時00分~22時53分
ご存知の方も多いでしょうが、クチコミからヒットし、その年数々の映画賞に輝いた
恭子ちゃんの代表作。中島監督を世に知らしめた作品にもなりました
ロココな甘いお話はチョットだけ、笑ってホロリときて元気になれる結構ハードボイルドなお話♪




WOWOWシネマ 「豆富小僧
4月20日(金)WOWOWシネマ 21時00分~22時30分
・左サイドバーの「豆富小僧」の画像クリックで公式HPにジャンプします
・大人に媚びない、良い作品でした♪
過去記事は思いを込めて書いたものが消えてしまい、がっくりしてしまってそのままになってしまっていますが、
なぜ昔の大人は小さな子に恐い昔話を語って聞かせたのか、、、
観ながら想い出していました。
恭子ちゃんの豆富チャンがとっても合っていましたよ