製作年度 2009年
原題 X-MEN ORIGINS: WOLVERINE
製作国・地域 アメリカ
上映時間 108分
監督 ギャヴィン・フッド
出演 ヒュー・ジャックマン/リーヴ・シュレイバー/リン・コリンズ/ダニー・ヒューストン/テイラー・キッチュ/ライアン・レイノルズ/ウィル・アイ・アム/ダニエル・ヘニー/ドミニク・モナハン/ケヴィン・デュランド
ヴァリン誕生の秘密を描く『X-MEN』シリーズ最新作。監督は『ツォツィ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したギャヴィン・フッド。
特殊な能力を持つ、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)。かつてカナダの森で目覚めたとき、ローガンという名の兵士だったというほかに、彼は過去を記憶していなかった。そして、そこには“ウルヴァリン”と刻まれた軍の認識票が残っていたが……。
小栗君の
TAJOMARU と迷いましたが、
皆さんの高評価にひかれてコチラを観てきました。
正直これまでの「X-MEN」シリーズは1本もまともに観ておらず、それでも楽しめるのかが不安でしたが、
その心配は無用でした~。
が、ウルヴァリンに思い入れがあるかないかで、やはり大きく満足度は違うと思いました。
主張の違う2つのミュータント組織の争いを描く「X-MEN」
「X-MEN2」ではその争いが人類をも巻き込む争いになり、
「X-MEN ファイナルディシジョン」ではミュータントの生きる道、選択がテーマとなっていたらしい。
これら3作を観た上で、彼らにのめり込んだファンと、
この作品が初見の私では、やはり満足度は違って当然でした。
複雑な親子関係、病弱な少年・ローガンにある夜訪れる悲劇―。
その日から助け合ってきた兄弟は、
実にいくつもの戦争を生き抜き、ある時、運命の出会いをする。
そして共に支えあってきた兄弟は、決別するのだが・・・。
正直、あまりにありきたりの設定、展開に驚きもわくわく感もなかったのですが、
つまらなかったとは言えない。SFも嫌いじゃないし、退屈はなかったです。
ただ、全編CGのオンパレードだからなのでしょうか、ちょっと臨場感はなかったですね~。
繰り返される戦争での惨状を見続けたローガンが、安らぎを求め、兄と袂を分かつまでは理解できるものの、
その彼の孤独や悲しみは今ひとつ迫ってこなかったかなぁ・・・。
ストーリーも、「
インクレディブル・ハルク」と被るところもあったりで、どこかやはり離れて観ていました。
ダニエル・へニーは、思ったよりも登場シーンはありましたが、彼の優れた身体能力も、
こんなにCGだらけだとイマイチ必要なかったような、、でも、なかなかクールなエージェントでした
シャキーンという金属音も苦手でしたが、尖がったウルバリンの兵器は、思ったより怖くなくて、
目を背けたのは1,2回でした
と言うわけで、やはり単独の作品としてみてもある程度楽しめるものの、
やはりシリーズのファンのほうがより興奮できる作品のようです
私の素朴なギモン・・
ミュータントって幾つまで成長するの?