ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

梅しそ味なのにワサビ風味

2024-07-22 | 橙色の花

オニユリ(鬼百合)である。
ユリ科の多年草。
斑点のある鮮やかなオレンジ色の花を赤鬼の顔に見立ててこんな名が。

古い時代に鱗茎を食用とするために中国から渡来したとされる。
が、これの原種は日本の対馬とその周辺域という研究結果が出てきているようだ。
現地には様々な変異種があり、花色が黄色だったり、花に斑点がなかったりするものも見られるそうで。

本種はムカゴをつけるが、日本のユリでこれをつけるのはオニユリだけ。
これに似たコオニユリはムカゴをつけないので、それで区別することができる。
オニユリはムカゴから3年くらいで成長、開花できるが、コオニユリは6〜8年ほどかかるとのこと。
ちなみに、オニユリは三倍体なので種子を作ることができず、ムカゴと木子(小さな球根)で増える。

山では白いヤマユリが、我が家ではオレンジ色のオニユリが咲く季節となった。
6月下旬には蕾をつけた株がそちこちに伸びていたが、今月中旬あたりから開花。
ムカゴのおかげか、数が毎年のように増えている。
全てのムカゴが成長したらとんでもない数になるのだろうが、淘汰されるのか程々。

以前は通路の東側、畑のある区画で咲いていたが、最近はジャングル地帯にも。
義父がムカゴをばら撒いたのかもしれない。
これも一年毎に花数が増えるのかは不明だが、畑のは20輪以上の花と蕾をつけているものも。

生薬名は「百合(びゃくごう)」で鱗茎が用いられる。
昨日、掲載したヤマユリと名称が同じなのだが、区別できてるのかなあ?
鎮咳・去痰の他、精神安定作用があり、咳や喉の渇き、熱病による精神不安や不眠などに効能がある。
これも百合根として食用になるようだが、苦味があるらしい。
アゲハの仲間がよく飛来しており、上の画像のはナミアゲハ。
カラスアゲハもよく見かける。
花期は7〜8月。

今日も朝から晴天で、お日様ギラギラの一日であった。
9時の段階で室温が30度で、外に出ると暑さでクラッとするほど。
日中は34度まで上がり、外での活動は赤信号だろうという暑さであった。

娘は学校だったので、一人でエアコンを点けて家にいるのもなあ...な状況。
室温が朝からそんなだったので、エアコンを点けたが最後、居間から動けなくなる。
ひとまず、積立の集金が来るのを待ち、それを済ませてから出かけることに。

GSで給油後、確認したいことがあったのでダム湖方面へ。
そこに行く前、線路沿いの道をうろついたのだが、照り返しでくらくら。
でも、今年もどうやらキカラスウリは健在のようだった。
ただ、開花の時間帯に来れないのだけがね。
毎年、果実のなる頃にも来ているのだけど、見つかった試しがない。

その後、ダム湖の方へと移動し、いつもの林道の散策。
山の上の方で、木が倒れるような音が2度ほどしてビクビク。
倒木が多い場所なので、上から落ちてきたら怪我で済まないかもしれないからねえ。
水分を取りながら動いてはいたものの、頭痛が始まったので帰ることに。
帰宅後、昼食をとり休んでいたが、頭痛がひどくなってきたので、久しぶりに鎮痛剤のお世話になった。


塩分をとるのに柿の種を持っていっていた。
最近はいろんな味のが発売されていて目移りするが、無難なところで梅しそ味を購入。
ところが、何故かワサビの味がする。
辛さはないが、香りが間違いなくワサビで、首を傾げてしまう。
辛いの苦手で、ワサビも受け付けないから強く感じるのかな?
娘はそんな味はしないと言ってたし...。

今日もそんな調子で、帰ってから成分表示を見てみたけど、勿論ワサビ成分など入っていない。
でも、但し書きを何気に読んでたら、
「製品に使用している香辛料抽出物由来でワサビの風味を感じる場合があります」
との記載があったよ。
私の味覚は間違いなかったようだわ。
残りは旦那と娘に食べてもらうことにして、もうこれは買わないようにしよう。


娘の通学している高校の野球部、今日の試合も快勝したようだ。
開催場所が福島市の球場だったが、何で県内でも気温が高くなる場所でやるかな。
県庁所在地でやらねばならないという、暗黙の了解でもあるんだろうか?
明日は準々決勝となるが、当然のことながら猛暑の予報である。
連続の試合はきつそうだなあ。
無理のないよう頑張れーとしか言いようがない。
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