ヤマユリ(山百合)である。
ユリ科の多年草(日本固有種)。
山に咲くユリでこんな名が。
花が茎に対して大きく「揺れ動く」の「揺れ」が転訛し「ユリ」になった説がある。
鱗片がたくさん合わさっている様子が「百合」の漢字表記となったとか。
平地から山地に分布し、日陰がちの斜面や明るい林、草原などに生育する。
全国に自生しているのかと思っていたら、本州の中部地方以北との記載が。
近畿地方にも自生するが数が少ないそうで。
6月頃からそちこちで蕾を目にしていたけど、7月に入って一斉に咲き出した感じ。
ちょっとした山沿いの道端にも、大輪の花が咲いていて目を奪われる。
花が一輪のみのものもあれば、10輪を超えるものもあり、それぞれに見所があり楽しませてくれる。
ただ、原発事故以降、住民が避難した地域では、猪に掘り起こされて食べられた所も多い。
そういった地域では、急な山の斜面などのは残っているが、草原などの平地のは姿を消してしまった。
住民が帰還するようになり、新たに植え直しているという話もちらほら。
群生地だったのが一輪もなくなれば、そういう気持ちにもなるよね。
生薬名は「百合(びゃくごう)」で鱗茎が用いられる。
鎮咳や鎮静作用があり、滋養、強壮薬としても用いられる。
百合根は昔から茶碗蒸しをはじめとする食材としても利用されている。
花期は7〜8月。
朝から青空が広がり、梅雨明けを思わせるお日様ギラギラの一日であった。
気温もぐんぐんと上がり32度に達した。
室温が10時の段階で30度となり、体調が今ひとつだったこともあってエアコンを点けたわ。
今朝は6時前に目が覚め、7時過ぎまで寝床で本を読んでいた。
起き出して窓やガラス戸を開け放したが、暖気がむわっと入り込んでくる。
それが熱気に変わるのも早かったな。
洗濯物は勿論、外に干し、昼過ぎには乾いていた。
昨日、市内の海水浴場が4箇所で海開きとなったけど、賑わってたんじゃないかなあ。
子供の頃は港町に住んでいたので、夏は海水浴が当り前だったけど、今は行く気にすらならない。
子供らが小さい時は、海ではなく山の渓流で水遊びをさせていた。
塩水のベタつきと砂の付着がない(少ない)のが、理由として大きかった。
それと、他の人との接触もほぼなかったしね。
今も行くなら海でなく山だなあ(ただ、時期によってはアブがうるさいが)。
庭の草むしりをしたものの、あまりの日差しの強さにめげてやめた。
外で仕事をしている方々には本当に頭が上がらない。
娘の高校の野球部は明日、三回戦なのだが、この暑さの中、選手もだが応援する方も大変だ。
各県でクールタイムなど設けて、熱中症予防をしているようだが、そこまでしてやるのか?と首を傾げる。
暑さ指数によっては、その日の試合を中止する措置をとることもあるらしいし。
野球は勿論、屋外スポーツは、もう夏にやるべき時代じゃないと正直、思うよ。
旦那は先週の水曜に発熱し、コロナ陽性になったと連絡があった。
娘と症状が同じで、熱と喉の痛みのみのようだ。
熱も39度近くまで上がったかと思えば、37度台で落ち着いたり。
こちらに帰って養生したい話も出たけど、こちらが感染すると身動きが取れない。
申し訳なかったけど、そちらで寝ててくれと言うしかなかった。
文化祭で感染した可能性が大きいと本人は推測するが、学校でも感染者が続出しているみたい。
第五類になったとはいっても、感染者が0になったわけでもない。
私や子供たちは今でもマスクを着用しているが、旦那は甘くみてつけてなかったからね。
感染してもおかしくない状況を自分で作っていたので、同情はしない。
さて、明日から娘は課外が始まるので通常登校だ。
私も無理のない程度にぼちぼち動くことにしよう。
暑いのに涼しい家ではなく外で過ごす方々。
特に麦は何が何でも外がいい、みたいな感じ。
勿論いるのは日陰で風通しがいい場所なんだけど、大丈夫なのかと心配。
居間の東側は、午後になると日陰になるが、コンクリートが冷えるほどでもないんだがなあ。
白玉だけは家の中で過ごしてるが、涼しい居間ではなく縁側の箱の中で寝ている。
みんな、暑くないの??