ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

自室に甲虫が潜んでいる...

2024-07-04 | 紫系(赤紫/青紫)の花

ムラサキシキブ(紫式部)である。
シソ科の落葉低木。
高貴な紫色の実を歌人の紫式部に重ねてこんな名が。

山地の林や林縁などに生育する。
一般に花よりも秋に生る薄紫色の果実の方が
花も薄紫色で綺麗なんだけど、気づかない人が多いかもしれない。

江戸時代に植木屋が、源氏物語の紫式部になぞらえて命名したとされる説もある。
それ以前は「ミムラサキ(実紫)」「タマムラサキ(玉紫)」と呼ばれていた。
何れにしても、この紫色の果実が名前の語源になっているのが分かる。

山に入らなくても、割と身近の小山の裾野とか林縁などにはえている木。
近所の農道沿いや川沿いの道沿いなどで花が咲いているのを見かける。
我が家のジャングル地帯にも、いつの間にやら生えていてちらほらと花を咲かせている。
花期は6〜7月。

朝のうちは曇っていたけれど、日中は青空が広がりお日様ギラギラ。
気温も31度まで上がって暑いの何の。
居間の室温も14時の段階で31度を超え、15時を過ぎてエアコンを点けた。
室温が表示された時計の画面を旦那に写メしたら、何故エアコンを点けないと怒られたしね(笑)

朝から室温が28度越えだったし、庭仕事などするのは色々と危ないと判断し、家で過ごしていた。
明け方、何やら重低音の虫の羽音に起こされ、眠気が酷かったせいもある。
暗い中、何が飛んでいるのかも分からず、電気を点けたらそれに突進しそう。
どこかに留まったのか静かにはなるが、忘れた頃にまた羽音。

重低音だけど、スズメバチのそれとも違い、おそらくカナブンなどの甲虫であろうと推測。
ゴッキーはあんな音で飛ばないしなあ...ともやもや。
虫には抵抗はないものの、さすがに暗闇で顔に留まられるのは、正体が分からないので嫌。
落ち着かないので、床の間のベッドに移動して横になった。
どん兵衛と白玉が添い寝してくれて暑くてしんどかったけど...。

それにしても、床の間や仏間なら日中、開け放しているので、虫が入り込んでも理解できる。
自室は猫に入られないよう閉め切っているから、あんな羽音をたてるような虫は入れないと思う。
一体どこから侵入したんだろう?
午前中、探してみたのだけど発見できずで困っている。
カブトムシなどは蚊取りで死ぬと聞く。
カナブンなどはどうかは知らないが、死んだら死んだで死骸の処理もできないから、やっぱり困るな。


それにしても、今週は連日雨の予報だったはずが、見事に晴れ続き。
天気図を見ると梅雨前線は何処へ?な状況だ。
梅雨入り宣言後は晴れるものだが、こう晴れ続きだと気温も高いのでしんどい。
現状、土曜まで晴れで、日曜からまた傘マークが並ぶ予報になっているがどうなるか。
天気はともかく、気温がもう少し下がってくれると嬉しいだがなあ...。
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