ぽんぽこ山ふくろう亭

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相馬までドライブ

2024-07-13 | 紫系(赤紫/青紫)の花

ジギタリスである。
ヨーロッパ原産のオオバコ科の多年草。
和名は「キツネノテブクロ(狐の手袋)」だが、英名の「フォックスグローブ」を訳したものだろうか?
花を狐の手袋に例えたものだが、童話要素満載。

耐暑性が弱く、夏に枯死することがおおいため、多くは二年草扱いとされている。
また、ある程度育った苗が冬の寒さに当たる必要がある。
江戸時代末期にオランダから渡来したそうだ。
画像は薬用植物園で6月中旬に撮影したもの。
先週、行った時にはほぼ終わっていた。

毒草であるが、イギリスでは古くからこれを水腫の治療に用いていた。
水腫は浮腫のことで、皮下組織や臓器の組織間隙に水分が多量に貯留した状態で、むくみを生じる。
また、研究によって心臓疾患に有効であることも明らかになった。
が、ジギタリス自体の毒性は強いので、素人は絶対に手を出してはならない。
花期は5〜6月。

朝のうちは曇っていたけれど、日中は雲が多かったものの晴れた。
それでも、最高気温は27度で、風もあったせいか過ごしやすかった。

娘は文化祭の準備作業で通常登校。
でも、早めに行きたいと言うので、7時前に旦那が送っていってくれた。
その間に洗濯を終わらせ、掃除機をかけ、本を隠居に運んだり。
帰宅した旦那は1時間くらい、ソファでどん兵衛と眠っていた。

9時半を過ぎて目が覚めた旦那は、相馬の方へ出かけようと言い出した。
特に予定もなかったので、身支度を整えて出発。
行きは6号線を北上したが、避難区域だった町には、新しい宅地が増えてたなあ。

道の駅に寄ったりしながら北上を続け、相馬で昼食をとったあとは帰途についた。
が、素直に帰る旦那ではない。
気がつけば飯館村にいて、その後も国道や県道ではない道を縫っての移動。
でも、本人は自分が考えていたルートではなかったらしく、首を傾げながらの運転であった。
国道114号線にぶつかり進んでいる途中、ここにでるはずだったんだと、県道との交差点でぼやいていた。
うん、すごいね、よく道が分かるね。
私は今まで走行してきたルートすら覚えてないよ。

それで気が済んだのか、あとは素直に114号線を東へと向かい、浪江のインターから常磐道に乗った。
家に着いたのは16時半。
久しぶりに麦が乗せろーとやってきたので、私は降りて、旦那は麦と町内一周の旅へ出ていった。

娘は19時まで作業をするだろうから、迎えはそれ以降になるだろう。
まあ、授業で遅くなるわけではないので、忙しくても楽しんで作業をしてるんだろうな。
明日は宣伝で駅に向けて仮装行列する予定だが、どうやら朝から雨のよう。
傘をさしてとはいかないだろうから、中止になっちゃうのかしらね?
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