キバナノマツバニンジン(黄花松葉人参)である。
北米原産のアマ科の一年草。
在来種のマツバニンジンに似て、花が黄色なのでこんな名が。
マツバニンジンは葉がニンジンのように細いからと書かれているものが多い。
が、松のように細い葉が正解だと思う。
ニンジンがつく植物って、根が肥大していることが多いのだが、これもそうなのか?
マツバニンジンは淡紫色の花でアマ科唯一の在来種であるが、超希少植物となっている。
キバナノマツバニンジンは草地や荒地などに生育する。
これを初めて見たのは水石山の草地だったが、花の名前が判明するまでかなりの年数がかかった。
今回の画像も水石山で撮影したもの。
明治時代末、千葉県で見つかり、以降、本州の各地に帰化しているそう。
平地ならともかく、どうやって735mの高さにある山にやってきたのか謎。
花は晴れなら13時頃、くもりだと11時頃から咲きだすそうで、夕方までに散ってしまう。
花は8mm程度と小さく、今回のように数個がまとまって咲いているのを見たのは初めて。
花期は7〜9月。
朝のうちは薄雲が広がっていたが、その後は青空が広がり陽差しが眩しかった。
昼前からは晴れたり曇ったりで、風が強かった。
気温は30度まで上がったが、風が強かったこともあってか、昨日よりは過ごしやすかった。
朝食用のパンがなくなったので10時を過ぎてから買い出しに。
野菜も数種、追加で購入。
ニュースで聞いてはいたが、お米の棚が空っぽになっていてびっくりだった。
来月になれば新米も出始めるだろうが、消費が多い家庭はそれを待ってられないものね。
毎年、米が余ってると国は言ってるんだから、備蓄米を放出すればいいのに。
一度、帰宅して、買ってきたものを家に運び込み、昼食をとってからまた出かけた。
今度はお隣の地区の林道と農道。
林道の方は相変わらず立ち入る車はいない?少ない?ようで、草が生い茂っていた。
フロントガラスに蜘蛛の巣がきれいにへばりついたりもしたよ。
今くらいの季節になると、巣を作っているのは女郎蜘蛛でサイズも大きい。
迂闊に草むらに入ろうとすると、巣に絡まれてしまうので注意が必要。
農道の方は案の定、草刈りされてしまっていた。
キツネノカミソリ は終わってしまってたわ。
何種類かおそらく初見の植物を見つけたが、名前までたどり着けるだろうか??
明日も晴れる予報だが、明後日からは傘マークが続く。
台風の予報円の中心が、中国地方から東北地方まで本州の上を移動するルートになってる。
陸地の移動なら勢力は衰えていくのだろうが、連日ルートが変わってるからどうなるのかなあ?
風の影響は大きそうなので、隠居前の草を詰めた袋の上に重しを乗せておこう。