ナツメ(棗)である。
南欧原産のクロウメモドキ科の落葉小高木。
初夏に芽を出すのでこんな名が。
日本に自生種はないとされるようだが、かなり古い時代に中国から渡来したとされる。
万葉集の歌にもその名があり、奈良時代以前には渡来していたようだ。
古代中国では、桃・李・杏・棗・栗を五果と呼んでいた。
「なつめは1日に3個で老い知らず」という言葉もあるほど、重要な果実とされていたようだ。
生薬名は「大棗(たいそう)」で、果実が用いられる。
健胃、強壮、精神安定作用がある。
葛根湯や甘麦大棗湯、六君子湯などの漢方薬に配合される。
果実の焼酎漬けは滋養強壮や精神安定作用があるそうだ。
果実は甘みは薄いが、リンゴのような風味があると、図鑑やサイトには書かれている。
我が家にも義父が植えた木があり、毎年たくさんの果実をつけるが、正直まずい。
リンゴの風味など感じられず、果汁もなく、ぼそぼそしている。
それならと、煮るなど加工も試してみたが、砂糖を無駄にしただけだった。
花弁に見えるのは萼片で、その内側にあるサジ型のが花弁。
全ての花が結実するわけではないよう。
下の画像では、真ん中の花は中央部が盛り上がっているが、他のはぺたんこのまま。
雌雄あるのかと思ったが、そうではないようなので、淘汰されているのか不思議。
花期は6〜7月。
朝のうちは晴れていたが、10時を過ぎた頃から雲が広がってきた。
夕方に雷雨の予報も出ており、薄暗くもなったけれど降る気配はなし。
期待してたんだけどなあ。
気温は30度まで上がり、湿度が高かったせいか、体に堪えた。
娘は朝食後にお腹が痛いとソファで横に。
遅刻して行くと言うので、学校には連絡をしておいた。
ただ、私は9時から歯医者の予約が入っていたから、送ってはいけない。
もし、9時のバスに乗れなかったら送って行くからと、8時半を過ぎてから家を出た。
4ヶ月毎のクリーニングをしてもらったが、今回も同じ場所に歯石が。
毎回、チェックが入る場所が同じで、磨きにくい場所である。
意識して歯磨きはしているのだけど、やはり取りこぼしてしまうのだろうな。
今度は12月だが、糸楊枝も使って歯磨き頑張ろう。
娘は9時のバスに乗れたようでメールが入っていた。
急ぎ戻る必要がなくなったので、まずはクリーニング品を取りに行く。
娘のブラウスの錆のシミは綺麗にとれていたが、旦那のワイシャツのは一部残っていた。
結局、何のシミだったのか、謎のままである。
その後、全労済の事務所に行って、今回のフロントガラス破損に保険が効くかの確認。
10万までは自己負担だが、それを超える分は出るようだが、等級が下がるとのこと。
約20%程度、今より保険料が高くなり、それが3年間続くんだとか。
それが分かったので、バイク屋さんへと移動。
社長さんはおらず、息子さんがいたので、状況説明を。
フロントガラス交換だけなら10万を超えることはないが、フレームに問題あるとそうなるかもとのこと。
息子から送られてきた画像は中から撮影したもので、欲しいのは外からのものだったみたい。
何れにしても現物を見ないと判断できないと。
そりゃそうだなあと、息子に電話をかけたら、今日の夕方に帰ると。
明日の朝一で持って行って判断してもらうこととなった。
凹みなどがあっても問題ないならガラスだけ交換。
それを直さないとガラスの装着ができなければ、板金もとなるのだろう。
ああ、また私の車を乗って行かれてしまう。
ガラス交換だけで済むといいんだけどなあ...。
そちこち動き回って疲れてしまい、午後は家で休んでいた。
曇っていたので、ちょみっと山にとも考えてたんだけど、洗濯物を外に出したまんまだったし。
まあ、行かなくて正解ではあったのだけど、花がどんどん終わっちゃうなあ...。