昨夜・・テアトル新宿行って参りました
入り口にはほら!
手作り立て看板?
うぉ~!気分盛り上がりますなんか新鮮ですね。
トークショー出演の宇多丸さん(ラッパー、ラジオパーソナリティー)と故森田芳光監督の夫人・三沢和子さん(映画プロデューサー)の写真つき。
全体のポスターはこちら
はい~満席完売! 立ち見が出てました。
入り口で写真撮ってたのは私たちのほかにも数人の女性・・これはジュリーファンでしょう。
全体の客層は・・?
私の席は会場中央あたりの下山さん側・・上演前、振り返って館内見渡すと~・・男女半々?いや、男性・若い男性が多いのかな?
これはやはりこの映画推薦者・ラッパーでラジオパーソナリティーの宇多丸さんのリスナーが多いのでしょうか。
マニアックな映画ファンがほとんどという感じかな?ジュリーファンはどれくらいいたのかしら。
上映の後にトークショーが40分!けっこう長いです。
これ、結果からいうと・・盛り上がりました!
宇多丸さんの「ときめき愛」はかなりなものでマニアックな突込みが楽しく、また、三沢さんの当時の撮影状況、裏話もおもしろくて何度も会場が沸きました。もちろん、ジュリーにまつわるお話も行った甲斐があったわ。
が、まずはスクリーンで見た映画の印象と発見・疑問点など述べつつ、その後トークショーの中身に触れたいと思います。
スクリーンで見るのは初めて。ドキドキ・・ (画像はもちろんDVDから)
冒頭、しずか~に始まる気がしていたのでピンボールの喧騒にびっくり!すっかり忘れておりました
その後、現れる打って変わって静かな北の地方駅。突然の雨、雨上がりの静寂に滑り込むローカル電車、そして白シャツに黒いズボン、まるで男子学生といった風情のジュリーの後姿・・。冷たく澄んだ空気が漂っていそう。
そしてタイトルと作品シンボルのような渡島駅の鉄橋・・音楽が始まって・・・
宇多丸さん絶賛の冒頭シーン
しかし・・ん?なんか音声がちょっと割れてる?
最初の挨拶を交わす主人公・工藤(ジュリー)と医師で工藤の世話係大倉(杉浦直樹)の最初の会話・・
「工藤さんですか?」
「・・工藤です。 お世話になります・・」
ん~~、やはり。サ行の音がとくになんかひずむと言うか割れると言うか・・聞き取りにくいの。気になりましたー
だって、この映画は工藤の「涼しいですね」がキーワードと言うか象徴的な言葉だからねぇ。
しかも工藤のしゃべり方は囁きのような息っぽさがあって・・(そこが色っぽくていいんだけど。)音声の悪さはどうにも残念だったわ。
画質も、「フィルム経年のため傷みがあります」的な案内があったけど、1983年の映画ですよね?先日見に行った「太陽を盗んだ男」や「炎の肖像」に比べたら若干新しいんだけど、こちらのが傷みがあったような気が・・ 保存状態がよくなかったんでしょうか?ちょっと謎ですわ。
・・とはいえ映画が進行するにつれ集中~ やはり家のモニターで見るのとは違いますね。
で、わかったこと・・私、DVDで全編見たはずですけど、ほぼジュリーしか見てなったんだなぁー。・・っていうかジュリーのところしか覚えてないのかも
「こんなとこあった?」という場面が随所にありましたし、理解してないところも数々ありました。いまだ疑問なところも。
まぁー、不思議感満載の映画ですからね。
宇多丸さんも「ぼくはもちろん大好きなんですけど、ほんとへんな映画じゃないですか。」とおっしゃってましたが、ほんとうに独特の間と音と色彩と・・空気感です。
しかし、ジュリーがこの空気感に実にマッチしてる!というかはまってるというか。お見事です
「涼しいですね」と囁く彼はあの空気の中にいてこそ生きていられるかのような・・ほかの、もっと南の都会なんかでは呼吸するのすらむずかしいような存在に思えてしまいました。例えは変だけど・・深海魚?しんと静まった聖なる空間にこそ生きているようなひそやかな生物。
渡島駅自体が不思議空間の入り口のような。いや、けっしてSFやメルヘンな映画ではないのですけどね。どんよりしているわけでもないのに切ない不安がよぎるような空気。綺麗過ぎる薄緑の葉がしげる林の中を走り抜ける工藤。
空気は淡々として飄々として、その挙句にドス赤い衝撃・・・
シリアスっぽいけどあちこちにくすくす笑ってしまうような仕掛けもあって。見る人を選ぶ・・というか好きだと言う人が偏るような映画ですが、私は好きなほう。と、至極まっとうに映画鑑賞いたしましたよ。
で・も・ そこは主演がジュリーですからねやっぱりあちこち激しく萌え反応が出て、冷静にこらえるのに苦心いたしましたー。
大倉さんとのやりとりでの話し方はまさにそれで、警戒しつつ少し覗かせる好奇心とか、囁く声音とか、息遣いとか、視線とか
えー、ムダに色っぽいです
海でのサリーさんとの事件とか(死体はどうしたんでしょ?)、梢さん(樋口可南子)に怯える様子とか、もう~可愛くて可愛くて
コンピューターに表示されるデータにさえ萌え
工藤直也 171cm 56kg 昭和28年12月17日生
大倉洋介 182cm 72kg 昭和15年6月12日生
身長差20cmは守られ感ばっちり年齢差13歳もひとまわり違いでいい感じだわー
とか。はは、すみません病気です
そして 、すっかり忘れていたこの子!
謎の宗教団体幹部のそばで無表情にコンピューターのキーを叩く少年。
おぉ!これがコメント欄でfumiさんがおっしゃっていたジュリーに似た美しい男の子だ!たしかに綺麗なお顔
しかしこの子・・何者??
幹部の男が愛おしそうにみつめて、キャビアを匙ですくって食べさせる・・という場面。
面差し、風情はまさにミニ工藤なので子ども時代なの??と、思いきや、パンフレットには「コンピューターの天才少年」としか書かれてないんですね。あらま。
鑑賞後ジュリ友さんと話すと「工藤は子どもの頃にあそこにつれて来られたのでは?」という解釈。うーん、どうなんでしょ?それっぽい感じは漂います。しかしこの設定だと、どうにも妖しい妄想をいだいてしまうじゃないか。反対のショットだから左頬にホクロはあるかどうかわかりませんねー。
と、まぁ映画いついてもあれこれありますがこれぐらいにして、トークショーのほうを振り返りたいと思います~。
いったん休憩~。
もう長いことこの映画は見ていませんでしたが、そうだそうだと 思いだしました。
ジュリーの囁くような台詞が独特でしたね。続きが楽しみです!
この映画のジュリー、私はかなりツボです
ジュリーの映画は、願わくば全部一度はスクリーンで観たいと思ってますが、チャンスがあるだろうか。
続きアップしました。ご覧ください~
この映画、残念ながらウチの近所のレンタル屋さんにも図書館にもなかったので、kinpiraさんのレポでジュリーを妄想して楽しむコトにしようと思っておりましたが、うん?待てよ、youtubeがあるではないか!何かカケラでも見れないかと検索かけたら予告編だけですが見れましたぁ(≧∇≦)しかし、やっぱり本編はおあずけなワケで…ジュリーもおあずけ…予告編のジュリー見たらますます見たい度アップです(>_
後ほどもう少し触れますのでお待ちをー。
図書館もだめでしたか。つべも予告だけとは残念。
ツタヤのネットレンタル(TSUTAYA DISCAS)はどうでしょう?私は使ったことないですが、今30日間無料企画やってるみたい。DVDあるみたいですよー。
私のを貸して差し上げたいけど、gooにはひみつコメント機能がないので連絡先が教えられないのね
ZAQは登録すれば個人的メッセージやりとりできたんですが、今はもう新規登録はできないみたい。なにか手があればよいのですが。
DVDで一度観ただけで、それもほぼジュリーばかり見ていたので、忘れてしまってました・・・。
kinpiraさんのレポでまたDVD見てみたくなりました!
私もDVDではジュリー中心で見てたので細部があやふやでした。
トークショーを聞いて初めてわかったこともいろいろ。
興味深かったです。