カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

Disc-2 #4 Over the Raincoat

2019年06月30日 | タケちゃん健ちゃん
「Over the Raincoat」
パーソネル:白井友理恵(Trombone)、マツケん(Keyboard)、キノコ国本剛章(Bass)、滝澤博之(Drums)
この曲は前半が「カトちゃんケンちゃん」(PCエンジン)の空の面、後半が「8BIT MUSIC POWER」(ファミコン)に提供させていただいた「Pico My Heart」というメドレー構成になっています。で、タイトルの「Over the Raincoat」はどうして名付けたかというと、キノコさんが大好きな映画「オズの魔法使い」のタイトル曲「Over the Rainbow」にちなんでいます。実は「カトちゃんケンちゃん」空の面、曲の冒頭のメロディ。始まりから3つ目までの音程変化が「Over the Rainbow」と同じなのです。え?それだけ?ハイ。それだけです。じゃあ「coat」の部分は何?それは寒い季節に着るあの「コート」ですよイヤだなー。「オーバー」から何となく「コート」を連想しただけですよ。んもう、そこは深く追求しちゃイヤ♡
という訳で主旋律はNJBP(新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団)のユカイなトロンボーン奏者、白井友理恵さんにお願いしました。「カトちゃんケンちゃん」空の面はもともとメロディラインに「ポルタメント効果」を使っているんです。高さの違う2つの音程を連続的、なめらかに移動する奏法のことで楽器によって「できる」「できない」が分かれる奏法ですね。ピアノ、フルート、クラリネットなんかは「できない」チーム。バイオリン、スチールギター、トロンボーンなんかが「できる」チームです。ゲーム機は性能的にポルタメント「できる」チームに入るんですが、あまり積極的には使われてないイメージがあります。ワタシの曲の中では、この空の面ただ1曲だけかもしれません。他の作品でパッと思い出せるのは「MOTHER」のマジカントの曲ですね。なんだか「のほほん」としてて、「ほんわか」した癒し効果があります。白井さんのトロンボーンを聞いて、ひととき「ほんわか」した気分になっていただければ幸いです♪
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