観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「24時間テレビ イモトゴール」

2009年09月04日 | 映画・ドラマ
 そもそも、萩本欽一の声で始まったと記憶する「24時間テレビ」。初回は萩本と大竹しのぶが司会を務め、番組中、「食事はできたか」という質問に、大竹が、「チャーシューメン」とあのあまったれた口調で答えていたことしか記憶に無いのだが、回が進むに連れ、その年の人気タレントがパーソナリティ(当時は司会)に抜擢され、蚊帳の外の置かれたキンちゃんのことばかりを思い出す、例年。今年もそうだった。
 そして、いつの間にか福祉色が強くなり、なぜか年に1回、福祉について涙する日みたいになっている。かく言う自分も、涙ながらに鑑賞しながらも、2~3日経てば、日常に戻ってしまう(思考回路も)といった感じ。
 そして、いつからマラソンが始まったのか? なぜチャリティマラソンなのか分からないが(募金しながらなら分かるけど。まあ、あの走りに感動して募金が集まるってことなのだろう)、なぜか涙なくしては観られない、やはり感動。
 さらに今年は、ゴールでNEWS手越がハグするの約束どおり、イモトを抱きしめて、会場に歓声が挙った。また、何度もそのシーンが放映されて、手越、男を上げたなって感じ。ただ、ベッキーの目が怖いと感じたのはわたくしだけだろうか?
 最後に、イモトも頑張ったが、伴走した中に、プロの方以外、局アナがいたってのにビックリ。まあ、新卒で、最近まで大学の運動部だったのだろうが、サラリーマンとなった現在、24時間走るのはきつかっただろうが…。
 最近の局アナは、有名人のご子息以外、それこそ有名大学出身で運動部主将とか、ミス○○とか、皆さんダレントまがいのルックスでもはや一般人に手の届く職業ではないが、体力でも秀でてなくてはいけないってのも大変だよねーと思って観ました。

「変身」嫌いな筈の恋愛ものだったけど…

2009年09月04日 | 映画・ドラマ
 事故から目覚めた成瀬純一(玉木宏)は、脳医学の権威であるという、医師の堂元博士(北村和夫)から、世界初の脳移植手術に成功したと聞かされる。
 手術は成功したものの、次第に違和感を覚え、食べ物の好みや、画風、性格そのものが、次第に変貌していくのだった。
 恋人役の蒼井優のピュアな演技(地かも?)が悲しい。
 先端医療の近未来的要素を軸に、儚い恋心。そして、人としての尊厳を問う。まあ、わたくしの嫌いな恋愛物語。なのだが、背景がこういった複雑なものだとすうなり観ることができた。
 でも、主演の玉木宏をずっとオダギリ・ジョーだと思い込んでて(顔違うのにね)、オダギリって、まるで別人のようで演技の幅が広いなんて思い込んでた。

「 にぃにのことを忘れないで」24時間テレビヒューマンドラマ

2009年09月02日 | 映画・ドラマ
 高校受験合格後に脳腫瘍ができていることを知った、川井恵介(錦戸亮)。一度は、病気は治ったと思われたが、大学受験を控えた高校3年生の時に病気が再発。 夢だった大学受験もかなわず、いらだつ日々の中で、家族に当たり散らし、自己を見失うも、自分なりに「生きる意味」を見い出す、病気と精神面での葛藤を描く。病気との闘いや家族の悲しみがこれまでの主テーマだったが、このドラマは、「家族愛」がメイン。父母(陣内孝則、黒木瞳)、弟(山田涼介)、祖母(白川由美)。それぞれの思いと愛が詰まっているようだ。
 若くして、脳腫瘍のために他界されたご本人の苦悩や思いに対して言葉が無い。
 ただ、ドラマとして観た時に、完成度は低い。毎回ジャニーズ主演で作られているが、確かにジャニーズの層も厚い。だが、今回はキャスティングミスだったのではないだろうか? newsで誰かと言えば、錦織だけど…。