観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
※無断転載は一切禁止。

「ホームドラマ」を演じた「ホームドラマ」

2006年12月01日 | 映画・ドラマ
出演者の顔ぶれからすっかりコメディだと思い込んでいた。しかも何も考えずに、バンコクに旅立つ直前に鑑賞。タイが舞台だんなんて知らなかった。
 それで、急に怖くなって「アユタヤには行かないようにしよう」と固く心に誓った次第。
 アユタヤ旅行中にツアーバスが転落。生死を分けた旅行となり、1年後現地を訪れた遺族たちが、東京で共同生活を送るという、夢物語。しかし、「ある訳がない」で片付けたくないという心情から、見入っていたのだが、これまた、バッタもんだから、後半画像がなく、声だけじゃねー。
 と思いを残し、バンコクへと旅立った、思い出の一作。

踊りたくなるような「公証人真下正義」と話題に踊らされた「容疑者室井信次」

2006年12月01日 | 映画・ドラマ
 「踊る大走査線」から飛び出したキャラ、真下と室井を主人公に描いた特別編。「踊る大走査線」はかなり好きな番組の一つで、「湾岸署婦警物語」やスペサルで韓国に行った、ドラマと言うより、観光案内みたいなやつ(これは視聴者をバカにしていた)まで観ちゃったけれど、「容疑者室井信次」はほとんど意味不明のストーリで折角室井(柳葉敏郎)ちゃん主役なんだから、もう少し分かり易いストーリで追った方が良かったのにの感が否めない。例えば、本編にあるように、一線を退かされて、VIPの警護したりしてた、あの時の人間臭さとか、実際に事件に巻き込まれて、現場に行くとかを描いた方が良かったと思うのだが…。あと、新米弁護士役の彼女が若過ぎる。こんな弁護士で勝てる訳なし。
 「公証人真下正義」の方は、真下(ユースケ・サンタマリア)と水野美紀との恋愛の進行を追ったりして、本編との繋がりもあったし、こちらはサスペンスありのなかなかのできだった(偉そうでごめん)。
 ただ、やはり「踊る大走査線」本編は超えられないのは織田裕二のキャラが強いせいか…。
 しかし、「踊る大走査線」も「レインボーブリッジを封鎖せよ」にもなると、マンネリと言おうか、前評判ほどの出来ではなかったよね。
 やはり、最初のドラマが一番。
 そんな意味では「湾岸署婦警物語」はまた別のドラマのようで面白かった。左遷中の青島(織田裕二)の上司だった谷啓の娘が婦警になってという繋がりもあった。大ラスで青島がロサンゼルス土産の饅頭かなんか持って帰って来たりと、番外編ならではの面白さもあり、ファンサービスも忘れていない本作り。