PONPON日記

日々の出来事を気ままに綴っています。

縫合

2008年10月27日 | Weblog
週末、友達がたくさん遊びに来て、ほんとにほんとに楽しかった我が家。
その楽しいことたーくさん書きたいけど、最後に重大な出来事が...

日曜日の午前中、前日から泊まっていたUくんとUくんのママと私とあやちんで遊んでいました。
普段は使わない部屋に屋内用の滑り台があって、二人で滑って遊んでたんです。
私たちママはその様子を座って見ていた。

その部屋には端にベットが置いてあってねぇ。
新婚当時使っていたけど、今はベットの上のマットレスのみを使用しているため、ベットを使わない部屋においていたのだ。
その上に、普段使わない布団も置いていた。
滑り台を滑った後、あやちんがそのベットに向かって走っていった。
何てことはない普通の光景。
そのままふとんにバターンと倒れこむ遊び。
しかし、あやちん、布団にたどり着く前に、なぜか転んだ...
そして転んだ先にはベットの木枠の端がむき出しになってる。
ベットの枠より布団の方が少々小さくて、木枠がむき出しになってたのだ。
もちろんそのまま額を強打。
私は一部始終を見ていた。
あやちんの後姿を見ていた。
そりゃあ慌ててギャーと大泣きするあやちんに駆け寄った。
顔を見ると見事に額さっくり切れていて血がぶわーっと出てきた。
長さ約5センチってとこでしょうか...
やっちゃったー、ひえ~!!とにかくいろんな感情が駆け巡るなか、Uくんのママに
「タオル取ってきて」と頼み、とにかく一番近くにあったタオルを持ってきてもらって、額をギュっと押して止血。
その状態で、とりあえずUくんのママにお願いし、私は病院へ行く準備へ。
急いで財布、保険証類をバックに詰め、携帯と電話と市広報を持ってあやちんのもとへ。
相当パニクってたのか、なかなか私の携帯が見つからなかった。
テーブルの上においてあったのに、「携帯がなーい」なんて叫んでた...情けない。
市広報に今日の休日担当病院が出てる。
でも今月分を探す時間ももったいなくて、とりあえず最近の2,3ヶ月分をばさっと取った。
Uくんのママに「どっかに休日の病院が載ってるはずだから探して」とお願いし、タクシーを呼んだ。
あやちんの額をタオルでギュっと抑えながら。
ほんと一人でなくて、Uくんのママがいてくれて助かった。
そして、心強かった。
大泣きしていたあやちんも私が戻って抱っこすると少し落ち着いてきた。
そーっとタオルを外してみると、見事にぱっくり開いた皮膚。
痛かったろうね、あやちん。
休日の 病院へ電話し、すぐ行くことを伝えて病院へ。
そして...3針縫いました。
担当してくれたおじいちゃん先生は「細い糸はわしはよう見えん」と言って太い糸でざくっと3針。
今まで縫ったこともない私。
まず切り口に麻酔の注射。
これが痛いらしい。
看護婦さんも「痛いと思う」と言われた通り、あやちんも泣きました。
でも処置室のベットに横になり、しっかり上を向いて顔にはカーゼやカバーをされていたのに、決して暴れることなく、すぐ泣きやんだ。
麻酔が効いて先生がほんとに釣り針のような針で縫ってる間もじっと我慢してたあやちん。
もちろん手は私がしっかり握ってた。
その縫ってるのを見てる私が涙が出てきた...
看護婦さんに「もう麻酔効いてて痛くないんですよね?」と何度も確認して...
最後には看護婦さんに「向こうのイスに座っておきますか?」と聞かれてしまった。
「いいえ、ここで大丈夫です」とあやちんの手をずっとしっかり握りしめていた。
縫合が終わり、一応CTを撮ってもらい、異常がないのを確認。
そしてやっと帰宅。
はぁ、思い出しただけでも、涙がじわっと。
あやちん、ほんとによくがんばった。
って言っても当の本人は午後からすっかり元気でほんとに3針縫った人とは思えないほど。
ただ、なんであと1歩のところであやちんは転んだのか。
そういう運命だったのか。
いや、私が木枠が危ないとちゃんと布団でカバーするなり気をつけてなかったからバチが当たったのか。
はたまた「ママもっとあやちんを見て」というサインなのか。
前日にくじで旅行券なんか当ててしまったからなのか...
とにかく考え出したらきりがない。
そして、あの切れた瞬間の額が頭から離れなくなる...
あやちん、ごめんね。
原因が何であれ、2歳の子供に怪我をさせたのは私の責任。
ほんとにごめんなさい。