ちょっと用事で友人のMちゃんの工房「スミレ研究所」を訪ねた。いつもここに来るとワクワクする。木立と塀に囲まれた立派な門構え、安曇野風の母屋に隣接したナマコ壁の美しい土蔵が彼女の仕事場でもある「スミレ研究所」だ。ここで家業の牧畜を手伝いながら陶芸を仕事にしているMちゃんは、おっとりしたがんばり屋さん。彼女の手から産み出される物もユニークでかわいい。行った日は寒気の近づいている日で、北アルプスから吹き下ろす風に干し柿が実を縮めるようにゆれていた。美しい景色と生き物をあつ かう気のはる仕事、真面目で働き者でなければ勤まらないなとMちゃんを見てて思う。12月のガルガ(松本)の個展、楽しみにしてるよ。来年の東京もがんばろうね、Mちゃん!