今日のお休みは、心やさしき陶芸家「白露」のKさんたちが上田で作品展をしてると言うので、少し足を伸ばして山越えのドライブ。お供のNちゃんと目指すは「月のテーブル」というカフェ＆ギャラリー。看板を目印に田舎道を進むと、思いのほか大きなお屋敷にびっくり。ご主人曰く元は養蚕小屋だったのを改装されたらしい。時代劇に出てきそうな格子窓、その向こうには紅葉の青葉が光に透けてまるで絵のよう。焼き物と草木染めの作品がならんだ、和のやすらぐ空間だった。
そしてお昼ご飯に訪れたのは、ずっとずっと来たかった「茶房パニ」。
6年も前に買った古い雑誌をたよりに山道を登り、たどり着いたお店は…想像以上に異空間でとってもステキ！ご飯も何てこと無いのにひとつひとつが美味しくて、心がシアワセで満たされてゆく。7月からは火曜日（私のお休み）はやっていないので、ああもう来れないのか…と少し悲しい。芭蕉布のおおらかな葉っぱを眺めて、私の中の南国の血が騒ぎだしたのに…。
（つづく）