喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家ボランティアを大切にする人たちの気持ち

2014-12-01 | ブログ
 今日は1日。消防団のポンプ点検の日。
普段、なかなか出られないことが多く、今日は遅れてでも出たいと思って夜7時過ぎに参加。
消防詰所は、すでに大盛り上がり。
10名ほどだが、いろいろな話に花が咲いていた。

 夜9時前にほとんどがいなくなり、残ったのは正吾、たかみつ、幸徳と私の4人。
いろいろな話で盛り上がる中、ふるさと平礒のすばらしさの話になった。

 喜久家プロジェクトを始めてやがて8年になるが、年々地域の受け入れる雰囲気は自然になっているとのこと。
「ちがいを豊かさに」変えていく雰囲気が出てきたということ。

 また、たかみつが次のようなすてきな話をしてくれた。
「僕は、父母が喜久家ボランティアを受け入れていたことは知っていた。
でもそれがどんなものなのかは、よく知らなかった。
自分が農業を継いで、喜久家ボランティアを受け入れて初めて、その思いや交流のすばらしさを知った。」

 また、感動的な話もしてくれた。
「受け入れているロシアのマヤが昨日の雨にあたり風邪ぎみ。
嫁さんが、そのことが気になっていたので、薬を届けてあげたらいいと僕が言ったら、
嫁さんは、二名津から薬を平礒の喜久家に届けに行きました。」
 受け入れ農家さんとのすばらしいつながりと交流。

 平礒を思う若者の気持ち、喜久家を応援してくれている気持ちに感激。
 
 夜10時過ぎに帰って来て、あまりにもうれしかったので、消防団の団服を脱いで、
ほろ酔いながら、この記事を書いている。



 ふるさとのよさは、自然の豊かさとそこに暮らす人々にある。
改めてそんなことを感じた。

              岬人(はなんちゅう)

 
コメント
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