喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

雪国

2014-12-26 | ブログ
 平成26年12月26日(金)。
朝5時に愛媛県伊方町を出発し、夕方5時前。
12時間経った。
 
 北陸自動車道の石川県徳光PAで休憩。
白山市(旧松任市内)のちょうど日本海側に到達する場所に位置している。
市内の背後には、真っ白に雪をかぶった白山が見える。

 この徳光PAには上り線側にまっとう車遊館や温泉施設、下り線側には松任海浜公園がある。
夏は、海水浴でとてもにぎわう所みたいだが、今の季節は鉛色をした雲の下、
日本海の荒波が打ちつけ、寂しく、どことなく怖ささえ感じる。



 めったに見ることができない風景に、息子と甥っ子は、無言で立ちつくしていた。
「記念に写真を一枚、撮っとこか。」
の私の声に、われに返ったようだ。



 さらに3時間、日本海に沿って車を走らせ夜8時。
富山県の糸魚川市、親不知。
白い雪が舞い、路面も真っ白。
トンネルが多く、トンネルをぬけると雪だった、の連続。

 地元の車は、雪道運転も慣れたもので、安全運転の我が家の車をどんどん追い越していく。
昼過ぎ、若狭湾あたりから、ずっと雪に囲まれた景色が続いている。

 雪国での暮らしは、こんな世界が何ヵ月も続くのだろう。
災いの雪であり、恵みの雪でもある。

 目的地の新潟県妙高高原まで、もう間もなく。
安全運転、安全運転。

            岬人(はなんちゅう)

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